【キングマーマン】

Last-modified: 2024-02-10 (土) 01:10:06

概要

DQ3以降に登場するモンスターで、【マーマン】の最上位種。
FC版DQ3やDQ8では【クラーゴン】と同じ紫とオレンジのカラーリング。
DQ5では下位のマーマンと【マーマンダイン】は出たもののこいつは出られなかったが、晴れてDQ8で復活を果たした。
DQ6に同名のモンスターがいるが、あちらはグラコスの色違い。詳細は【キングマーマン(DQ6)】を参照。
英語版での呼び名は8以降だと"Merking"(マーマンの「マン(=人/男)」の所が「キング」に変化している)。

DQ3

【アレフガルド】の海域に出現。
【ヒャダルコ】で攻撃してきたり、HPが減ると【ごくらくちょう】を呼んで回復させたりする。
下位の【マーマン】【マーマンダイン】は微差しかなかったが、その下位2種比べると段違いにグンとパワーアップしている。
と言っても、アレフガルドの強豪たちの中で見れば大したことはないので苦戦することはないだろう。
補助呪文をかけるまでもないが、【マホトーン】が効きやすいので一応かけておくと安全。
ただ、デイン系以外の攻撃呪文に耐性があり、最強呪文で蹴散らそうとしても効かない場合が結構あるので、打撃で地道に戦った方が無難。
というわけで、同じ場所に出現してザラキで簡単に蹴散らせる【クラーゴン】と違って大分面倒くさい。
何気にアレフガルドの海に出るモンスターの中でザキ系に強耐性以上を持つのはコイツと【ホロゴースト】のみ。
しかし、1/64の確率で【まほうのビキニ】を落とすため、それを知っているプレイヤーからはよく乱獲される。

リメイク版

クリア後の【謎の洞窟】にも出現する様になった。
また【複数攻撃武器】の登場により、FC版よりもはるかに容易に蹴散らせるようになった。
メンバー全員に容易に呪文耐性を持たせられるので、この時期にヒャダルコ程度では脅威にはなりえない。
一方で、FC版ではコイツのドロップでしか手に入らないまほうのビキニがリメイク版では簡単に手に入るようになったことによって一般的には乱獲もされなくなった。
そもそも耐性防具の増えたリメイク版ではコレクション目的以外で入手する意義もあまりない。
と言うわけで、平凡な雑魚に成り下がり、すっかりマイナーモンスターになってしまった。
また、GBC版ではなぜかカラーリングがマーマンダインと同じというヒドい扱いを受けている…。
あまりよく見ずにマーマンダインだと思って蹴散らしていると、いつの間にかキングマーマンの【モンスターメダル】が手に入っていたというパターンもあるかもしれない。

ただし、FC版での乱獲対象としての知名度のおかげでマイナーモンスターとして名前を挙げられることは少ない。

DQ8

久々の再登場を果たす。攻撃パターンはがらりと変わり、【ベギラゴン】【マホトーン】【もうどくのきり】【爪を振り下ろす】と多彩に。
出現場所は【海賊の洞窟】全域のみ。マーマンもそうだがなぜか海には生息していない。
 
DQ8では猛毒の霧の範囲が味方全体になったので、マホトーン+猛毒のコンボがベギラゴンより怖い。 行動の多さゆえかあまり使ってこないのが救い。
【ザキ】を使う【ミミック】【オーシャンクロー】が一緒の場合は後回しにしよう。
呪文耐性も相変わらず高いが、デイン系や岩石系には弱いので【ギガデイン】【せいけんづき】などで攻撃するといい。
 
同じく久しぶりの登場となったまほうのビキニを落とすかと思ったら、通常枠で【どくけし草】(1/8)、レアで【やくそう】(1/16)という、この時点の敵にしてはあまりにショボいドロップアイテムでがっかりさせられる。
ちなみに、レア枠で薬草を落とす唯一のモンスター。レアのありがたみが全くない。マーマンすら【うろこのよろい】を落とすというのに…。

3DS版

レアドロップ枠が、3でのドロップアイテムだったまほうのビキニ(1/128)に変更された。そしてこのモンスターは海賊の洞窟の1Fに登場する。ここは場所さえ知っていれば、船を入手してすぐに行くことができる。つまり船を入手してすぐに魔法のビキニを入手することが可能になった。
もし入手できれば、凄まじく早いフライングゲットになる。リブルアーチまで待てないor13800Gは高いというプレイヤーは狙ってもいいかもしれない。ただしこの段階でのキングマーマンは強く、入口付近では単体出現が多いものの、2体や他のモンスターと一緒に登場することもある上、ドロップ率も上記通り高くはないので、狩るのに苦労するのは言うまでもない。

DQ11

世界に異変が起きた後の海上、【ソルティアナ海岸】の砂浜部分で出現する。【強化攻撃】【するどいツメ】の他、【みずばしら】【もうどくのきり】を使用。
ドロップアイテムの通常枠は【特どくけしそう】、レア枠は【あぶない水着】となった。
3DS版の2Dモードでは【クラーゴン】(雑魚版)の両足の代わりに登場する。
 
過ぎ去りし時を求めた後では通常種が消え、キングマーマン・邪はボスである関係上この種とは戦えなくなる。
あぶない水着の入手手段がカジノの景品に限られてしまう以外に不都合はないが、他の通常種とは戦えなくなるモンスターには強・邪モンスターが用意されているので、何か悲しい。

邪ver

過ぎ去りし時を求めた後【ナギムナー村】で村長から退治を依頼される。
【白の入り江】に行くと【ロミア】【キナイ】を襲っているところに出くわし、救出のため戦うことになる。
ちなみに、語尾にギョを付けて喋る。お前はさかなクンかとツッコミたくなるところだ。
前述の通り邪verはこのボス個体しかいない。
 
マーマンダイン・邪を4体(3DS版は3体)引き連れている。マーマンダインを先に倒すとザオリクで復活させ、全員がゾーン状態になると【クロスマヒャド】を使用してくる。
普段は2回行動だが、お供のマーマンダイン・邪が全滅すると3回行動になるので攻撃がより苛烈になる。
マーマンダインのマヒャドとマホトーン、キングマーマンの暴走マヒャドと攻めがかなり苛烈なので、たかがサブイベと侮ってると全滅しかねないので注意。
まず、呪文を多用する仲間には【はくあいのゆびわ】+3を2つ装備させること。こちらがマホカンタ状態であってもお構いなしにマヒャドを唱えまくるので、マホカンタを使えるロウとベロニカには是非装備させておきたい。
マホトーンをかけられても特技は使えるので、シルビアのハッスルダンスも活用しよう。
マーマンダインもキングマーマンも狂ったようにマヒャドを連打してくるので【氷の旋律】【ロイヤルチャーム】も非常に有効、これらの氷耐性を万全にしているのならば例えキングマーマンが暴走マヒャドを連打してきても耐えられるぐらいにはなっているだろう。
ただし、キングマーマンは意外にも攻撃力が高く、特にゾーンに入ってる状態の一撃はかなりの威力なので、HPは常に余裕を持てるように保っていきたい。
弱点は配下共々【雷属性】を弱点としているため【雷属性】の特技や呪文で攻めるのが吉。
特に【ギガブレイク】は敵全体に大ダメージを与えられるので非常に有効、いっそのこと雷属性の【れんけい技】で蹴散らすのもありだろう。
 
倒してキナイの無事を村長に報告すると、報酬として【海賊王のぼうし】が貰える。
 
余談だが3DS版では、過ぎ去りし時を求めた後に戦えるボスの中で、こいつだけはなぜか倒しても【ストーリー進行度】の数値が加算されない。このため、最終的な進行度は254という中途半端な数値になってしまう。

DQ11S

キナイ・ロミアの救出イベントで喋る関係上、こいつにも声がついた。如何にもな小悪党感漂う声で喋る。

少年ヤンガス

マーマン系の1種として不思議のダンジョンにも登場。
【いにしえの闘技場】【魔導の宝物庫】に出現するが、敵の中でもトップクラスの実力者。
ヒャダルコや突き飛ばしなども使うため注意。捕獲するには凍らせる必要がある。
 
成長限界はレベル30。
デフォルトネームは♂が「マーキン」、♀が「マミィレ」。配合パターンはマーマンダイン×【スライムベホマズン】
【キラーパンサー】を相手に配合すると【グレイトマーマン】【アンクルホーン】を血統にすると【ヘルバトラー】になる。

ビルダーズ2

マーマン系の最上位として登場する。
 
登場シーンとしてはストーリー進行後の【からっぽ島】【ザブザブ島】である。 
しかしながら、ザブザブ島以外では水中の妨害モンスターとしての登場であり、まともに戦うことは不可能。
そして、ザブザブ島では下位のマーマン、マーマンダインいずれも強敵種として出現するためその違いを意識する場面は正直ほとんどなく、最上位といわれてもそれほどピンと来ない敵である。
行動パターンもキングマーマン特有の何かがあるわけでもない。
 
倒すとからっぽ島のものは【鉄】および稀に【金】を、ザブザブ島のものは確定で【こわれた玉座】、確率で【タイ】を落とす。
特にタイはコイツとザブザブ島のマーマンダインからしか入手できず、確定ドロップでもなく数も非常に少ない貴重品。
極上の料理をはじめ、タイを必須とする料理レシピは幾らかあるのでなるべくザブザブ島に来るたびに倒しておきたい。
双方の出現地域で落とすアイテムがまったく異なるためなのか、獲得アイテム欄の表記はからっぽ島のものみが表記され、「他」の表記も付かない。
これは下位の二種も同じ。
 
強敵の割にHPは低いが【シドー】が戦ってくれないので倒すのはなかなか大変。よって浅瀬に引き寄せてから闘う、【フィッシュ&チップス】【ムニエル】を用意するなどの工夫が必要である。