【キングレオ大臣】

Last-modified: 2019-09-08 (日) 04:31:08

DQ4

【キングレオ城】【大臣】
城内の従事者が知らない王様の部屋への入り口を知る人物。
 
非常に高慢かつ居丈高な性格をしており、彼の気を損ねた者が【ハバリア】の牢獄に投獄されている。
一方でかなりの小心者でもあり、【かやくつぼ】の音に驚いて隠し部屋に駆け込んだため、【マーニャ】【ミネア】姉妹にその場所を暴かれるという失態を犯す。
ただこの大臣、妙に行動が律儀で、慌てて飛び出ているはずの部屋の扉をわざわざ閉めなおすし、秘密の部屋の前ではきっちり周囲を警戒もする等、本当に気が動転しているのか疑わしいものがある。
ちなみに事前に扉を開けて(消して)おくと、彼が閉めた瞬間に消えてた扉が復活する。
【エンドール】城の地下で洗濯している女性も、同じような行動を取っている。
なお大臣の向いている方向にPCがいると、警戒して動きを止めるので、必ず「後を付ける」必要がある。
このため、あらかじめ扉を開けておいて扉のすぐ横で火薬壷を爆破させ、大急ぎで大臣の部屋に入り込むと、扉を閉めるために振り向いた大臣に見付かってしまい、いくら待っても扉を閉めてくれない、なんてことも起こる。むろん先頭キャラを大臣の視界からどかせば扉を閉めて動きはじめるので詰みにはならないが。
 
もっとも、それで失脚するということはなく、第5章で再登場。
リメイク版ではミネアから「まだ大臣でいるのね。」と驚かれる。
5章では最初から【ライアン】が隠し部屋の前に陣取っているので彼を脅かす必要はない。
そもそも既に場所を周知している姉妹がいるのだから当然と言えば当然だが。
なお、なぜライアンが隠し部屋を知っているのかというと兵士に王の間へ連行される途中のため。
 
火薬壺は5章に持ち越されるので、4章同様に近くで爆音を鳴らすことができる。
だが、今度は何故かビクともしない。
 
【キングレオ】討伐後は、それまでの高圧的態度とうってかわって、自分は脅されて従っていただけなどとかなりへりくだった態度で【バルザック】【サントハイム】にいることを教えてくれる。リメイク版ではキングレオ王は死なず、王と近衛兵は洗脳を受けていたように思える映写なので余計胡散臭く見える。
直接会話せずともストーリーは進むが、シリーズでは初めてストーリー進行のキーパーソンとなった大臣となった。
この通り基本的な手順ではサントハイムはキングレオ打倒後に行くのだが、大抵のプレイヤーは2章ラストの不気味な展開のその後が気になって、船入手後わりと早期(キングレオと戦う前)にサントハイムを訪れたと思われる。
そこで宝物庫の前にいる炎から「バルザック様の命令で宝を守っている 立ち去れいー メラメラ!」という情報が聞けるので、本人の姿こそないもののバルザックがサントハイムを居城にしていることは、なんとなく察しがつく。
 
ドラクエ初の悪人大臣で、後続に【グランバニア大臣】【ゲバン】が登場している。
 
4コマ漫画にも幾度か登場している。基本的にはヘタレである。