【ギズモ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:41:49

概要

DQ3で初登場した灰色の雲のようなモンスター。
序盤から集団で現れては【メラ】を唱えてくる厄介な敵。最近は雷雲をイメージしたのか【デイン】等の雷攻撃を得意としている作品もある。
上位種に【ヒートギズモ】【フロストギズモ】【ましょうぐも】【ダースギズモ】【コットンキャンディ】がいる。
 
上位種が属性持ちでその取り回しのよさからエレメントモンスターの代表的存在となり、コイツが登場して以降、似たようなモンスターの【スモーク】【ガスト】の出番を奪って本編に登場し続けていたが、DQ11では久々に出番を譲った。
元ネタはSF小説「ガス状生物ギズモ」だろう。

DQ3

【ノアニール】周辺や【シャンパーニの塔】などに出現する。

この系統は全てブレス系や呪文に特化したモンスターであり、攻撃力は低め。
すばやさ28と周囲の敵のほぼ2倍のスピードを誇り、初めて出会う頃は【武闘家】以外はまず先手が取れないだろう。
そのうえ最大5匹で現れては【メラ】ばかり連発してくる厄介な敵。しかもMPは18もあるのでまず枯渇は望めない。
メラの使用頻度は5/8で、時期的にもっと早くから集団で出てくるメラ使いの【まほうつかい】よりは一回り低い。
…が、集団で出てきたときに素早さの高さにより、開幕に何もできないうちに連発を喰らうことが多いので、魔法使いとはまた違う怖さがある。
魔法使いと同様、隊列を無視して等確率でメラが飛んでくるので、2~3発食らうと死ぬようなキャラがいる場合は無理せず防御させた方が無難。
回避率が高い反面、攻撃呪文は軒並み有効なので、攻撃呪文を軸に片づけるのが定石。集団で出られるとさすがにダメージが嵩みやすいので【ギラ】等を惜しまずに手早く倒そう。
【マホトーン】は確実に効くが、シャンパーニの塔攻略時点では覚えていないことが多い。
なお、【ラリホー】【ニフラム】は効かない。
落とすアイテムは【スタミナのたね】
 
格闘場ではメラを連発するため火力はあるのだがHPが低いため勝ち残ることは少ない。

リメイク版

出現数が最大4匹になり、やや戦いやすくなった。
SFC版以降はまほうつかいのメラ使用頻度が下がったので、相対的に使用頻度が高くなっているが、それほど強くなった印象はうけないだろう。
加えてギズモに先手を取れる可能性があり、なおかつ通常打撃でグループ攻撃が可能な【盗賊】が新登場したので、盗賊がいればメラを使われる前に数減らしができるだろう。
まほうつかいと違ってMPは18のままだが、そもそも数を減らしやすくなっているので気にならないだろう。
 
格闘場では【こうもりおとこ】【おばけキノコ】と対決。
倍率は11倍前後と一番高く、メラもそこそこ強いが、耐久力が低くあまり勝ち残れない。
そのメラも封じられる可能性もあり、そうなると火力の低い打撃しか攻撃手段がなくなり、詰みとまでは行かないまでも、かなり厳しい試合となる。

また、通常攻撃のアニメーションが一瞬分散した後に元に戻るものとなっており、素早く上昇したと思ったらすぐに落ちて分散する様なアニメーションである上位種のものとは異なっている。

DQ6

【試練の塔】などに出現する。
MPは3にされてしまい1回しかメラを使えないが、パーティが1~2人の段階で出会うので、複数で出るとメラを喰らいやすい。HPは常に高めにしておこう。
上の【アモール】周辺・【アモール北の洞窟】などでも出てくるが、その時点では流石にザコ。
落とすアイテムは【せいすい】

CDシアター

試練の塔で主人公ウイルにメラを放つが、反撃で倒された。
メラを唱える際一応喋る。

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】として公式配信石版【雲海の覇者】で出現する。
雲海の覇者の中では一番弱い雑魚モンスターで、DQ6準拠のステータスでありメラしか使わない。
落とすアイテムもDQ6と同じくせいすい。
この系統は集団で出現するのが特徴であったが、本作では体が小さいのにも関わらず一度に2匹までしか出ない。
なんでこんな設定にしたのかは謎。

DQ9

【ほろびの森】【ルディアノ城】に出現するが、メラの他にためるでテンションを上げるようになった。
メラは暴走することもある。それでも周囲の敵と比べて強い印象はない。メラも簡単に封じられる。
こちらが強いと逃げ出すこともある。
落とすアイテムは【まだらくもいと】、もしくは【どくがのこな】

DQ10オフライン

序盤の【清き水の洞くつ】【グレン領西】に生息。
グレン領西の個体はメラのかわりに【デイン】を使うようになったほか、【かすみがくれ】で回避を上げる序盤の強敵となった。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【ブラックパール】
遊び人のクエスト【ウワサのイタ映え絶景】で討伐対象になる。

DQ10オンライン

再訪した清き水の洞くつでは、グレン領西の時の強さになっているほか同時に複数出現する。
転生モンスターに【ウールギズモ】がいる。
詳しくはこちらを参照。

DQM・DQM2

【物質系】として登場している。
野生のものは、DQMでは【まよいのとびら】など、DQM2では【雪と氷の世界】などに出現するほか、
配合では【あくまのカガミ】×【エビルシード】【おばけキャンドル】×【かりゅうそう】などの組み合わせで生み出せる。
鳥系にコイツを配合すると【ひくいどり】が誕生する。そのひくいどりをドラゴン系に配合すればスカイドラゴンが誕生するので、配合面では重要である。ただし、【ヘルコンドル】、または【ロックちょう】を血統にすると【サンダーバード】になるので、配合の際には間違わないように注意(ちなみにひくいどりを血統にした場合もサンダーバードになる)。
習得する特技は【ひのいき】【つめたいいき】【いきをすいこむ】と息攻撃に特化した内容となっている。
DQM2とPS版では【ぶちキング】【キングスライム】【スカイドラゴン】を相手に配合すると【くものだいおう】が作れる。

キャラバンハート

物質系から【エレメント系】に移籍。重さは1。
物質系にエレメント系の心2つのランク転身で転身できる。特殊転身はなし。
野生では【サマルトリア】地方に出現する。習得特技は前作と同じ。
MPが序盤から素晴らしい成長をし、それを追うように素早さも伸びる。
それ以外はそこそこだが、賢さは最終盤に申し訳程度に伸びるだけ。
ギズモを足掛かりに【フレイム】【ブリザード】【くものだいおう】といった一段階上のエレメント系に転身できる。
転生士の能力で転生させると、ランク1の【料理人】(子供・女)になる。
数少ない女の子に転生するモンスターである。

テリワン3D

ジョーカーシリーズでは出番が無かったが、本作で再登場。
物質系のDランク。
野生のものはしれんの扉とさいはての扉に出現。位階配合で作ることも可能。
特性は【スタンダードボディ】【みかわしアップ】【れんぞく】(4回)、+25で【吹雪ブレスブレイク】、+50で【いきなり白い霧】
スキルは「VSブレス」。

イルルカ

今回は雲らしく【天空の世界】に出現。極一部の個体は主人公を見つけるとギズモをもう1体召喚する。
ランクや系統は前作と変わっていない。
【新生配合】【バギ系のコツ】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【バギブレイク】を習得。
スキルは変わらず「VSブレス」。

ジョーカー3・3プロ

今回も続投。上位種大量追加の影響で一気にFランクまで落ちた。
ライドタイプは空中。乗るとまるで筋斗雲である。
無印版では【歓楽の霊道】に野生個体が生息している。こちらに気付くとギズモ同士くっついて【メガボディ】化する。
ただし悪天候時には【ましょうぐも】に差し替えられる。
また、【シャイニング】【なげきムーン】同様「いつのまに大空ライド」の対象モンスターに設定されており、データを受け取ると超ギガボディのコイツが出てくる。
空に浮かぶもの、つまりシャイニング=太陽、なげきムーン=月でこいつは雲ということだろう。
プロ版では野生個体が【エビルホーク】に差し替えられてしまい、出現しなくなった(ましょうぐもは無印版同様に出現する)。「いつのまに大空ライド」のモンスターも全て差し替えられており、こいつは出なくなっている。
 
【フレイム】と配合することでヒートギズモが、【ブリザード】と配合することでフロストギズモができる。
特性は、れんぞくが【風系のコツ】になり、いきなり白い霧が【ときどき白い霧】になった。
また、【超生配合】時には【神の息吹】【超ギガボディ】化で【暴走列車】を覚える。
スキルは【氷の息吹】

DQM3

物質系のGランク。
野生では【鉄鋼砦の魔界】・初級および中級の秋以外の悪天候時に出現する。
ドロップアイテムは【まほうのせいすい】、レアドロップは【すばやさのたね】
自然系と物質系の系統配合で生まれる。
 
特性は【みかわしアップ大】【最後の息吹】(Lv20)、【風ブレイク大】(Lv40)。
Lサイズ化で【2回行動】【たいでんたいしつ】【風のコツ】(Lv60)。
所持スキルは【風の心】
 
【びっくりサタン】との配合で【アラウネ】【ドラゴスライム】との配合で【ヒートギズモ】【スノーム】との配合で【フロストギズモ】が生まれる。

少年ヤンガス

【ならくの洞くつ】以降、ほとんどのダンジョンに出現。
物質系では最も弱い敵の一種。
眠り攻撃を使うが、今作では殴られると起きるため大して怖くない。たまにハメられるが。
 
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「ギズモン」、♀が「ギズミン」。
レベル15で【きょうふう】を覚える。
作り方は【さまようよろい】系統×獣系。
獣系相手でさまようよろい、【ブリザード】相手に【魔法の石】を贈れば配合限定のフロストギズモを作れる。

バトルロード2

第五章後期で敵チームのみで先行登場し、六章でカード化された。
ステータスはHP:389 ちから:5 かしこさ:92 みのまもり:88 すばやさ:57。
使える技は「デイン」と「ヒートアップ」。
前者は雷の呪文で敵1体を攻撃。後者は自爆して敵全員を攻撃。
 
回避は全モンスター中最高クラスであり、属性耐性、状態異常耐性共に優れているが、HPがかなり低く、風に弱いという弱点を持つ。
使うときは必ず仲間でフォローしよう。
また、ちからの値は全モンスター中最低値のため、ヒートアップの威力はほとんど期待できない。魔王戦に加えるのは控えておきたい。
賢者と組むと、デインが「メダパニ」に変わる。対人戦ではとても役に立つ。

ヒーローズ2

【ジャイワール】地方に生息する中型モンスター。
電気に特化した攻撃を行い、突進しながら雷を落としたり強烈な放電を仕掛けることもある。
特定モーション後はしぼんでスキだらけになるのでそこを狙いたい。
この系統はこのしぼんでいる間に攻撃を当てるとダウン状態になるので大技を回避していつでも攻撃できるようにすると楽。最もやんちゃな個体には通用しないので注意。
 
【モンスターコイン】でなりきることもできる。空を飛んでるだけあって段差をジャンプせずに移動することができる。【ジャイワール国境】での戦いで大いに役立てよう。
 
序盤で【はやてのリング】を落とす貴重な敵でもある。移動低下を防ぐだけでなく【ほしふるうでわ】強化にもいるので積極的に狩りたい。

ビルダーズ2

なんと【スモーク】を差し置いて登場。【モンゾーラ島】で出現し、最近の作品らしく【デイン】の呪文で麻痺させてくる。
また【ピカピカ島】では強敵として登場する。どちらも対処法は同じで、降りてくるのを待つかこちらから高さを合わせてひたすら切りつけ、呪文の範囲円が表示されたら距離をとることを繰り返せば良い。
ただし強敵版は出現場所の関係上、【溶岩】の上に陣取られることがあり、そうなると非常に面倒な戦いを強いられる。
 
ドロップアイテムは通常モンスター版は【草糸】で強敵版は【ワサビのタネ】
また、強敵版は倒すことで【ふうじんのたて】のレシピを思いつくことができる。
タネはピカピカ島アンロック時点ではかなりのフライング入手なのだが、まだ料理レシピはほとんどない。

トレジャーズ

お宝として【ギズモの像】が登場。

いたストDS

モンスターコロシアムにさまようよろい、おばけキノコ、キャタピラーと戦うカードがある。

ライバルズ

第8弾カードパックにて戦士専用カードとして登場。レア度はスーパーレア。
色違いのフロストギズモが初期から出ているのに対してかなり遅れての登場であり、スモークにも遅れを取る形となった。

2/2/2
召喚時:GET(1)
BET:正面にいる全ての敵ユニットに1ダメージ

イラストでは電気を纏っているがBET発動時の演出や効果範囲から見て、デインやメラではなくギラを使っていると推測される。
 
場に出した後すぐにコインを1枚振るという使い方をしても悪くない性能は持つ。
だがコインを沢山集めることで大量にダメージを与えることができ、コインの枚数次第だがステルスで潜伏しているユニットも除去できるのは非常に魅力的。

ウォーク

メインストーリー3章5話~3章8話などでザコとして出現。デインやかすみがくれを使う。
こころの色は緑でコストは39。

タクト

2022年7月16日開催の2周年イベント「真・ドラゴンクエストIIIイベント」にて、ドロップモンスターとして登場。
物質系Eランク、まほうタイプ。
とくぎは「魔力のめざめ」/「連続メラ」

アベル伝説

第4話で登場。ゲームとは異なり【ギラ】を唱える。
当初はギラ自体の設定が曖昧で、コイツのギラは雷の魔法であり、帯電体質という設定で直接殴りかかった【モコモコ】を感電させ返り討ちにした。
【ヤナック】が唱える【バギ】が当たらないため、【ピオリム】で援護され素早くなった【アベル】とモコモコに攪乱されるも、攻め時を見誤ったアベルをギラで逆襲。
あと一歩というところまで追い詰めるも、【デイジィ】の投げつけた剣に体を貫かれ倒された。

蒼天のソウラ

1巻で登場。
魔工機兵レイダートレインのスチームを【エクステンション・ライン】の力でモンスターにした史上最大サイズのギズモ。
ソウラの必殺技であるマドパンチへの布石となった。