【ゴン】

Last-modified: 2023-09-10 (日) 23:45:28

概要

複数の作品に登場する人名。いずれも【天空シリーズ】に関係する作品に登場する。

DQ4

【サントハイム】城の裏庭の部屋に住んでいる【老人】。作中での呼称は「ゴンじい」。
英語版での名前はNES版ではGoz、DS版以降ではStarek。
 
FC版では、どういう立場の人間なのか不明だが、王様の声が出なくなったときに、大臣が「ゴンじいなら何か知ってるかも」と頼るあたり、相談役に近い立場と思われる。
そもそも、王様の声が出なくなる前に話しかけると、「王様が毎夜うなされている」という最高機密レベルの情報をつかんでいるあたり、只者ではない。
同じ城おじの立場の【ブライ】よりも情報通である。
リメイク版では、かつては城に仕えていた隠居老人ということになっており、ブライとは旧知の仲のようだが、台詞からするとあまり仲は良くはない様子。
2章開始当初は1階台所の向こうに姿こそ見えるものの、話ができるのは【とうぞくのかぎ】を手に入れた後になる。
その部屋の【タンス】には【キメラのつばさ】が入っており、【さえずりのみつ】入手の為に【砂漠のバザー】へ戻る際に活用できる。
2章終了時には他の城の住人同様神隠しに巻き込まれて姿を消し、以後は登場しない。
エンディングでも姿を確認することはできない。FC版のエンディング抜け出し(サントハイム1Fでは一定時間後にフリーズするので注意)でも裏の部屋に誰もいないことがはっきり確認できるが、おそらくはエンディングに登場するアリーナ一行+主人公を描画するためにスプライト数の関係でゴンじいの描画が省略されていると思われ、状況的には他の住人たちと一緒に戻っているのだろう。
なお、【サラン】には彼とは別の元王宮仕えの隠居老人がおり、作中に王家の世話役の老人が3人も健在なパターンはシリーズでも珍しい。
また、第二章のサントハイム城内にはもう1人、素性のよくわからない老人が暮らしている。
 
4コママンガではタンスの中に入り込んだりもしていた。
それなんて防虫剤…。
さらにトルネコが「ゴンじいさんの好きな呪文、ベギラゴン」とつまらないダジャレを言うネタもある。

ワールド漫遊記

エピソード『アネイル繁盛記』に登場。
ブライの古くからの友人で、対等の口調で話す。
腰痛に悩むブライに、【アネイル】への湯治旅行を薦めた。

DQ6

【アクバー】の圧政に苦しむ【牢獄の町】で、道具屋の裏口をふさいでいる【あらくれ】
英語版での名前はMagnus。
 
反乱計画の中心人物の一人らしく、【トンヌラ】らと共に反乱のチャンスを伺っていた。
普段は睡眠薬入りのぶどう酒が隠してある道具屋の内部に兵士たちが近づけないように見張りをしている。
 
住人の処刑が開始される場面では、自らの危険も顧みずに思わず止めに入ってしまうような性格である。
とはいえ、自分たちでは力不足だということも十分わかっており、反抗できずに歯痒い思いもしている様子。
その場は主人公たちが代わって歯向かい、返り討ちに遭うことで一旦収まるのだが、この行動が反乱軍の人間たちを勇気付け、反乱を開始するきっかけの一つとなった。
 
実際に反乱が始まると、ぶどう酒を飲まず眠らなかった牢番の兵士を3人がかりで倒し、再び囚われていた主人公たちを救出。
その後トンヌラや【ソルディ】兵士長らと共に敵兵と交戦するなど活躍を見せたが、最後は他の町民と同様に【石化】してしまった。

トルネコ1

【トルネコの店】の従業員。
2号店の営業開始と同時に雇われ、武器売り場担当となる。
「いらっ・しゃい・ませえええーーー!!」とやたら威勢良く接客しているが、客からは「うるさい」と不評。
エンディングでは王様の言葉をさえぎって発言し、絶叫させた。
その後、武器売り場のチーフとなり、同僚の女性従業員【ポリー】にプロポーズし結婚。
温泉ができた後は、トルネコのように成功するためにポリーと共に新天地を求めて旅立っていった。

小説版では彼が威勢良く接客しているシーンが挿絵となっている。

トルネコ2

【トロ遺跡】をクリア後、南の国でポリーと店を開いたことを報告に来る。
ED後には再びいなくなっている。