【サマディー城下町】

Last-modified: 2020-06-01 (月) 17:54:48

DQ11

【サマディー地方】の南部に位置する、サマディー王国城下町
広大な砂漠に造られたサマディー王国の中心地で、砂漠を治める騎士の王国の都。
初めて訪れた際は【ファーリス】王子の16歳の誕生日を祝う為の【ウマレース】【ファーリス杯】」で賑わっており、多くの観光客が訪れている。
 
「ウマレース」と「サーカス」という、大きな娯楽が2つもあるのが最大の特徴と言える町。
町の中央にはウマレース関連のパドックがあり、東側にはサーカスのテントがある(このテントには、空の宝箱が1つある。サーカスで使うものなのだろうか?)。
また、旅芸人【シルビア】と初めて出会う場所である。彼のサーカス芸は必見のほか、彼についての伏線も散りばめられている。
【ベロニカ】【セーニャ】姉妹や【ルパス】【ルコ】親子も【ホムラの里】に来る前に通っており、話題にしている。
【グレイグ】曰く、彼の愛馬【リタリフォン】はここの生まれらしい。
 
ちなみに、町の民家にある本棚ではサーカスの団長が書いた『サマディーサーカスの歴史』という本を読むことができる。
これによると、元々世界中を巡る旅のサーカス団だった「サマディーサーカス団」がはじめてこの王国を訪れた際に、【サマディー王】が熱狂的に迎えてこの地への定住を提言。
ところが、サーカス団はあくまで旅のサーカス団であるとして、泣く泣くこの提案を固辞。
それから時が経ち、サーカス団が再びこの地を訪れた時には、王様がサーカス用の巨大なテントを作っていたという。
これに感激したサーカス団は、王の提案を受け入れ王国お抱えのサーカス団になった……とのことである。
 
この経緯を踏まえた上で城下町の景観を見てみると、確かに明らかに元々はほぼ正方形だったであろう城壁の一部を無理矢理拡張して、サーカス用の巨大テントを設置するスペースを確保している様子が見てとれる。
 
ストーリーでの関わりについて詳しくは【サマディー城】を参照。

世界に異変が起きた後

例に漏れずここもルーラの行き先から消滅してしまうが、船入手後から訪問可能。【神の民の里】【聖なる種火】を手に入れると、それまでに訪れていなくても主人公が思い出す形でホムラの里と共に行き先に再登録される。
 
遥か天空にあったはずの【勇者の星】がサマディー上空まで高度を下げている。
城下町の外はそのせいで真っ赤に染まっており、国民に不安が広がっている。
この勇者の星の調査や、【勇者のつるぎ】の製造に必要な【ガイアのハンマー】を手に入れるために、また何度かこの国を訪れることになる。
 
教会の神父は、外を歩いていた時に近くにいた子供を魔物から守るために身代わりとなって亡くなったとのことで、仕事はシスターが受け継いでいる。
 
余談だが、勇者の星騒動を終結させてサマディー王に報告した後、ガイアのハンマーを貰う前に一旦城から外に出ると、仲間会話で【セーニャ】が「町の人が喜んでいる様子をできることならお姉さまにも見せてあげたかった。できることならば・・・」と言う趣旨の発言をする。
「できることなら」と重ねて言っている事から、姉がもうこの世にはいないことを知っている上での発言となっており、順当にシナリオを進めていけば、【聖地ラムダ】姉の最期を見届けた後に聞く事になるので、一見何の変哲もない台詞である。
しかし、セーニャを仲間にした後にラムダに行かず、先にここやホムラの里でのイベントを進める事もでき、その場合でも上記の台詞は聞けるので、攻略順序によっては辻褄の合わないシュールな台詞にも聞こえる。

過ぎ去りし時を求めた後

勇者の星が黒い太陽に置き換わり、同じように住民に不安を与えている。
また、ガイアのハンマーがウマレースの景品になっている。
ちなみに異変後の世界同様、こちらでも神父が子供を庇って亡くなっている。

DQ11S

個別シナリオの【希望の旅芸人】でも訪れることになる。なお城やレース場には入れない。
異変後の情勢の変化からサーカスが休業することになったため、シルビアは団員の【パンチョ】から最後の公演のための助っ人集めを依頼される。
 
町の教会前で【バッチ】、酒場で【トンタオ】をサーカス団に勧誘したあと、最後の公演にシルビアや【ナカマ】たちも出演。
終演後、サーカスの団長が感謝の言葉を述べ休業を撤回、パンチョ、バッチ、トンタオの3人がナカマに加わる。
なお、この際に団長が語る過去の思い出は【ボイスドラマ】とリンクしている。
 
この時点では教会の神父は大怪我を負っているものの存命であり、途中NPCで加わる【イソム】がこの神父について言及している。