【サマルトリア王】

Last-modified: 2020-03-30 (月) 18:54:44

DQ2

【サマルトリア】の君主。【サマルトリアの王子】【サマルトリア王女】の父親。
 
【ローレシア王】でも書かれている王子への冷遇っぷりは、この王にもすべて当てはまることになる。
特に持たせた武器はただの【こんぼう】であり、【どうのつるぎ】を与えたローレシア王よりも酷い。
とは言えど、パッケージイラストで息子が持ってる武器はレイピア状の細身の剣であり、武器に関してはまだマシなモノを持たせていたのではとも思われる。きっと途中で壊してこんぼうになったに違いない。
あらかじめ合流場所を決めておくなど、2人の王子がスムーズに合流できるように取り計らってくれればあんな苦労もしなくて済んだのだが。
【ロト】の血を受け継ぐ王家には「勇者を旅立たせる時は甘やかすな」などといった家訓でもあるのだろうか?
ただし【ムーンブルクの王女】の初期装備が上記の2つより弱い【ひのきのぼう】なのは、いきなり国を滅ぼされたことが原因であり王は関係していない。あくまで他の2人がヒドイのである。
 
ローレシア王同様、「ロトの血をひきし者」でありながらすべてを息子に丸投げした。
ローレシア王については「高齢で国を治める役職もあることから戦いには赴けない」という理由がSFC版公式ガイドブックにて語られている。
サマルトリア王は高齢かどうかは分からないが、「国を治める役職」にあるのはローレシア王と同じなので、これが戦いに赴けない理由であろう。
 
なお、サマル王子と出会えるようになるために必要な【フラグ】はFC版とリメイク版で数が違うが、サマルトリア王と会話して情報を得ることはFC版から一貫して必須である(ローレシア王との会話はFC版でのみ必須ではない)。

なお、オリジナル版において【ローレシアの王子】が死亡した状態で話しかけると「これは○○(サマルの名)おうじ!よくぞまいられた!」と、息子に対して他人行儀に話しかけるというお茶目な一面を持つ。

小説版

名前は「リンド6世」。王家の名前も「リンド家」である。体が大きい。
妃の名は「シーナ」だが、王女を産んだ後に死別している。
ローレシア王同様、ゲームと違い息子が【ハーゴン】打倒に向かう事に反対しており「その辺のスライムにだってかないっこない」とまで言い切る。
なお、ローレからは「おじさん」と呼ばれている。王族もそういう呼び方をするものなのだろうか?

ゲームブック(双葉社)

ローレシア王とは違い、個人名は不明。会うとローレを歓迎しご馳走してくれるのだが、HP回復などの効果は無い。

ゲームブック(エニックス)

元々はサマルトリアの近くの地方領主。
元々サマルトリア王家はロトの血を受け継いでいたが、先代の王が跡継ぎを儲けぬまま世を去り、王家断絶。そこで彼が新たな国王に迎えられた。
彼自身はロトの血筋とは何の関わりもないが、妻がロトの縁者だったため、王子にはロトの血が引き継がれることとなった。
だが血筋に頼る育て方をしたくなかったため、物語終盤までこのことは伏せていた。
 
なお、ロトの縁者であるという妻は、王子を産んだ直後に亡くなったとされており、その妹である王女に関しては(明言されてはいないが)ロトの血を引いていない可能性が高い。

DQ11(3DS版)・DQ11S

クエスト【さらに遥かなる旅路】の依頼人。息子を「のんびりや」と評すが、見ず知らずの旅人に国宝(という設定の)【ガイアのよろい】をあげてしまう困った人。サマルに装備させてやれよ。
…と思うだろうが、あいにくDQ2ではローレ専用。それならそれでローレにくれよと思うが。