【サンドマスター】

Last-modified: 2024-04-02 (火) 09:00:56

概要

DQ4に登場するモンスター。
オレンジ色の体をした、砂漠に住む大きなミミズの魔物。…だが、後述の通り砂漠以外にも生息している。
色違いには【おおみみず】【マリンワーム】【マリンリバイアサン】)、亜種に【タイラントワーム】がいる。
非常に紛らわしいが、【サンドワーム】は全く別のモンスターである。あちらは【チビィ】の色違い。
FC時代には「ワ」が使えなかったので「ワーム」を名乗ることは不可能で、その影響でこの名になったと考察することもできる。

DQ4

第二章では名前の通り【砂漠のバザー】周辺にでる。
一方、第三章では砂とは縁遠い水だらけの【女神像の洞窟】に出たり、五章では【ボンモール】周辺やコナンベリー東部などに出現して、その中間である【アネイル】北の大砂漠には出ないという謎の配置。
 
戦闘では通常攻撃の他に【ふしぎなおどり1】を使用する。
痛恨こそ出さないものの攻撃力は【コドラ】と同じ30と結構高い。
第二章の砂漠のバザー周辺で最大6体まで出現することがあり、総勢で攻撃されるとダメージは地味ながら大きい。
というか、レベル次第ではクリフトやブライがあっさりと撲殺される。
【フレノール南の洞窟】に苦戦するようなレベルで、先に装備を強化したくて砂漠のバザーを目指そうものなら、コドラや【さそりアーマー】ともども恐怖の存在として立ちはだかる。
大勢で現れたら、高確率で効く【マヌーサ】をかけてから戦うといい。リメイクなら同じく弱耐性止まりの【ラリホー】も有効。
守備力はスライム以下の紙装甲なのでまともな武器を装備していればブライですらそこそこなダメージを与えられる。
また、攻撃呪文はイオ・バギ以外は素通しなのでブライがヒャダルコを覚えているなら軽く一掃できる。
不思議な踊りは1~2程度しか吸い取らないが、難所で知られる【さえずりの塔】へ向かう道中に出て集団でMPを下げられると地味に痛い(塔の1Fに宿屋があるのが救い)。
 
3章では出現数が1~2体と少ない上に、圧倒的な金策効率の良さから【エンドール】【てつのまえかけ】をはじめ簡単にフル装備が揃うのでトルネコのレベルが低くても恐くない。
5章でも3章同様に、勇者はその時期でも【てつのよろい】等フル装備可能な上に、成長したマーニャ、ミネアがいるので恐くない。
ただし、イオやバギに強耐性なので【ガンガンいこうぜ】だとむしろダメージをあまり与えられないという逆転現象が起きる。
落とすアイテムは【ぬののふく】
 
リメイク版での不思議な踊りのアクションは、頭と尾をくっつけて円形になり横回りをするという、なかなか笑えるものとなっている。
 
【格闘場】では【ラリホービートル】二体と対戦。
実力的には一番だが、ラリホーで眠らされることも多い。 眠りが弱耐性しかないので【ラリホーマ】だと確実に寝てしまう。
HPはそこそこあるが守備力が紙同然なので眠らされてボコボコにされるとあっさりやられることがあるので注意。
どれとも言えない組み合わせなのでダブルアップ中でなければキャンセルした方が無難かも。

CDシアター

諸事情あってアリーナが戦線離脱し、ブライとクリフトの二人だけで【フレノール南の洞窟】に赴いた際に遭遇。ゲーム本編だとここでは登場しないとツッコんではいけない。
クリフトがマヌーサを仕掛けようとしたものの、不思議な踊りで2人ともどもMPを奪われ、逃げようにも回り込まれ絶体絶命のピンチに追い込まれたが、急遽駆け付けたアリーナが助けに入って事なきを得る。
なおこのシーンはブックレット(付属の小冊子)のイラストにもあるのだが、これに描かれているサンドマスターがもの凄くデカい。
同じ絵に描かれているブライ・クリフトと比べても、胴体の直径だけでも二人の背丈を大きく超え、口に至っては二人を丸ごと呑み込めそうなほどのサイズである。