概要
DQMシリーズに登場するモンスター。
元ネタはクトゥルー神話のシャンタク鳥で、あっちは馬のような頭を持ち、翼長は30メートルを超えるという鱗の付いた怪鳥。一方こっちはドラゴン寄りの鳥といった感じで、元ネタ要素は鱗くらいしかない。図鑑によると、ドラゴンの血を引く鳥の変種とのこと。
モンスターズ2で新登場した面々の中ではかなり人気のあるモンスターだが、他のDQM2出身者同様再登場の機会に恵まれず、イルルカまで長らく欠席していた。
上位種として【クームヤーガ】がいる。
DQM1(PS版)・DQM2
鳥系上位種族。覚える特技は【ひのいき】・【すべてをすいこむ】・【ベホマラー】。
【ロックちょう】×【グレイトドラゴン】or【ジャミラス】を配合すると生まれ、耐性・パラメータ共に高い。
ただし、【メガンテ】 が効く点には注意。マヒ・メダパニも強耐性止まりなので油断は禁物。また、鳥系の中ではレベルアップは遅い方だが、【にじくじゃく】ほど遅くは無いので、シナリオ中に作ってもそれほど苦ではない。あまりに序盤に作るとさすがにキツいが。
PS版ではロックちょうor【ウイングアサシン】×ジャミラスor【コアトル】or【だいおうイカ】と、若干の追加・変更がある。グレイトドラゴンを使うパターンは削除された。GB版の図鑑ではグレイトドラゴンを使うパターンで記載されていたが、このパターンの削除に伴い、PS版の図鑑ではロックちょう×ジャミラスのパターンが記載されている。
また、通信お見合い限定でウイングアサシン×【パオーム】の組み合わせでも誕生する。
ちなみに、この組み合わせは相手方の生まれるモンスターも通常と違って【ストロングアニマル】が誕生する。
コイツと????系又は【ゴールデンゴーレム】との配合で鳥系最強の【キングアズライル】になる。
イルルカ
DQM2のリメイクである本作でめでたく再登場。鳥系がないので系統が変わった。
【にじくじゃく】のように魔獣系でもよさそうなものだが、ドラゴン系のSランクで、Mサイズの2枠モンスター。ドラゴンの血をひく鳥の変種だからだろうか?
特性は【メガボディ】、【れんぞく】(3回)、【AI1~3回行動】、【ときどき赤い霧】、+25で【根に持つタイプ】、+50で【まれにハイテンション】。
更に【新生配合】で【一発逆転】、【ギガボディ】化で【ブレスのコツ】を習得。
スキルは「ブレス」。
グレイトドラゴンに【ウルトラキメイラ】を配合すれば生み出せる他、ロック鳥×グレイトドラゴン、ウイングアサシン×パオームと、見覚えのある組み合わせでも生み出す事が可能。ただしジャミラスは素材になっていない。
【天空の世界】でロック鳥を、【はざまの世界】でグレイトドラゴンをスカウトすれば仲間にするのは容易い。
【ヘルゴラゴ】との配合で【マンモデウス】になるので頑張って作ろう。
Sランクのくせに肝心のステータスはかなり微妙で、特に守備力は【スモールボディ】並みしかない。
他の多くの2枠同様、3枠にすればステータス上限が増えるので、どうせなら新生配合で巨大化させてしまおう。行動回数が安定しないのは変わらないが、多少は扱いやすくなる。
ジョーカー3プロ
イルルカと同様ドラゴン系SランクのMサイズのモンスター。
【魔王城】に野生の個体が生息しており、特殊配合のパターンは存在しないため、スカウトでしか手に入らない。
野生個体は【れんごく火炎】、【サンドブレス】、【サンダーブレス】を使用する。
2枠モンスターにしては珍しく、【天敵】にライドして近付くとアイテムを落としながら逃げていく。
スキルは【じごく】になった。
合体特技が【雷雲招来】であり、合体特性が【ノーガード】。
大魔王マデュラージャ戦で先攻1キルを狙う場合に重宝する。
そしてシャンタクは魔王の間のすぐ手前に配置されてるのだが……魔王を守っている奴を寝返らせると魔王攻略が楽になるというのは理にかなっているような理不尽なような。
DQM3
相変わらずドラゴン系だが、ランクはCへと大幅にダウン。
【キングリザード】と【ヘルコンドル】の特殊配合で生まれる。
特性は【根に持つタイプ】・【いやがらせ】(Lv20)・【ぐるぐるボディ】(Lv40)・【2~3回行動】(Lサイズ)・【???キラー】(Lサイズ)・【とうそうほんのう】(Lサイズ・Lv60)。
能力は素早さがまあまあ高いが、全体的に控えめで突出して強い部分は無い。
所持スキルは【暴風】。
とにかく根に持つタイプといやがらせという特性の噛み合いっぷりが凶悪。
コイツが相手に倒された場合、
・相手に行動不能
・5ターンの全能力低下
・呪文封じ、息封じ、会心封じ、幻惑状態のどれかになる
と、大幅な弱体状態を倒した相手に与えることができる。
能力低下や各種封じ内容含めて、アタッカーならほぼ機能停止まで追い込んでしまうことが可能。
当然この性能に目をつけられた結果コイツに【みがわり】を行わせてあえて倒されることで敵の行動を封じ、倒された後は【光の番人】などの特性【ふっかつの祈り】でシャンタクをリサイクルするという戦法が確立された。
その結果対戦で見ない日はないほどの強豪モンスターとして認知されるようになり、みがわりをはがすためのいてつくはどうや状態異常特技が重要視されるように。
また、地味にぐるぐるボディも持っているため物理攻撃してきた相手に混乱を与えることもあるので、そういう意味でもみがわり役に適しているといえる。
なお、Lサイズにすると貴重な2~3回行動持ちになるが、ブレイク・コツもなく???キラーも刺さりが限定されすぎるためLサイズで運用される事はまずない。
【ロックちょう】と配合することで【クームヤーガ】になる。今作ではコイツを使う特殊配合はこれだけ。