【ジージョ】

Last-modified: 2024-03-03 (日) 06:38:33

DQ5

石像にされた【主人公】を買い取った【お金持ちの屋敷】の息子。
息子しかも長男だけどジージョという名前は四コマでネタにされたこともある。
英語版での名前はGeorgie Porgie。ジージョではなくジョージである。
 
年月が流れるさまを彼の成長を通してみることになる。
彼は主人公が買い取られた年に生まれたため、双子とは同年代で、同じように成長していると連想させられる。
しかし、彼が庭を走り回れるようになった頃(3~5歳)、突然、屋敷に魔物が襲来し、どこかに連れ去られてしまう。
実際には、【光の教団】に連れ去られて【大神殿】で奴隷にされていることが後にわかる。
 
主人公たちが大神殿に訪れた際には、おそらく他の奴隷と同じく、何らかの魔術によって正気を失っている状態であったが、【ラマダ】を倒したあとに正気に戻っている。
この際、話し掛けることができ、「昔家にあった石像に似ている」と言われる。
さらにその後、【イブール】が倒された後は無事に家族の元へ帰っている。
 
しかし、ここで大きな矛盾点がある。
上述の通り、彼は主人公の子供たちと同年代で、10歳前後のはずであるにも関わらず、なぜか大神殿で再会したときには、すでに青年に成長している。
光の教団が肉体改造でもしたのだろうか?
DQ5に限らずDQの世界には、しばしばこのような時間軸のゆがみが見られる。若過ぎるDQ3の【ポポタ】、老け過ぎる【デール】に次ぐ時空に玩ばれた被害者であった。
何はともあれ、ジージョの両親はそんな超成長を遂げた息子を温かく迎え入れているのでよしとしよう。
なぜかリメイク版でもこの点は直されておらず、やはり青年になってしまっている。
(一方で上記のデールはちゃんと若い専用グラフィックが用意されたのに、である。)
適切なグラがなかったSFC版はともかく、新しくグラを作るなり流用するなりすればいいのに…。
まぁ現実でも10歳くらいで大人並の身長になる子供もたまにいるので、ジージョの発育が良かっただけという可能性もないわけではない。
肉体改造説以外にはこれくらいしか解釈できないが、奴隷として生活させられて発育が良いなどということは考えられず、やはり無理がある。
 
ちなみにリメイク版では彼の母親も、ジージョが拐われる前は【ドリス】と同じ【姫】グラフィックだったのが青年時代後半は【貴婦人】になっており、息子同様の凄まじいスピードで老け込んでいる。
ただしこちらは息子が誘拐された心労によるものと解釈できるので、息子ほど不自然ではないが。

小説版

大神殿にてマーサに化けたラマダに主人公リュカが騙されそうになった際、信者の中にいた彼を見て正気を取り戻すという意外な活躍を見せる。
ジージョ自身もリュカのことを守り神だと認識し正気を取り戻した。
またミルドラースを倒したあとは家族ともどもグランバニアに招待されていたようだ。
尚、青年ではなくきちんと少年という描写がなされていた。