【スモールボディ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:02:44

テリワン3D

テリワン3Dで追加された特性。
スタンダードボディより更に小さいボディ。
枠はスタンダードと同じ1枠だが、【こうどう はやい】の次に行動が早く、
更に通常攻撃や、一部を除いた斬撃の回避率が上がる。
「こうどう はやい」と違って耐性ダウンの効果はないが、代わりに素の耐性やステータスは低めになっている。
スタンダードボディ同様、【スタンダードキラー】の特性を持つモンスターの攻撃を受けると、
通常の1.25倍のダメージを受ける。
 
【アンチみかわしアップ】の効果を受けず、さらにみかわしきゃくや【みかわしアップ】の特性と効果が重複するのでこれらを持っているモンスターは上記の攻撃を回避しまくるが、やはり呪文や息攻撃、体技は回避出来ないので万能ではない。
 
その名の通り体の小さなモンスターがこの特性を持っていることが多い。
しかし画面上では明らかに小さい【フレイム】【せみもぐら】はスタンダードボディである。
一方で彼らより明らかに大きい【ベル】【スマイルリザード】はスモールボディのため、基準は結構曖昧なのかもしれない。
もっとも、他作品では普通の大きさだった【ウイングタイガー】等、謎の巨大化を遂げているモンスターもゴロゴロいるのだが…

イルルカ、イルルカSP

なぜか回避判定が呪文・体技・息にも適応されるようになった。
この回避判定は【アンチみかわしアップ(SP)】があってもなお適用されるが、会心が出た場合は回避できない。
特に対戦ではやたらと避ける。れんぞく5回をすべて避けきることもある。
 
また、行動に関しても【こうどう はやい】と同ランク扱いになっただけでなく、
【リバース】の影響下でも【こうどう おそい】と同じ優先度で行動できるため大幅に価値が上がった。
また、【シャッフル】の影響下では、この特性をもっていると優先的に行動できる。
 
このためリバース軸のパーティ(リバパ)でもスモールボディが補助役として多用されるようになった他、
メンバーをスモールボディで固めて新生配合でいきなりシャッフルやAI3回行動を持たせ、
息や体技を連打して速攻する「シャッフルスモボ」なるパーティも作られた。
さらに、スモールボディ+【超こうどう はやい】を持つモンスターは通常時に最速となるため、
【チェイン】軸パーティでは連携起動役として必須になり、総じて大幅に地位が向上した。
 
その代わり、HPがスタンダードボディの時の0.7倍、ほかのステータスが0.8倍になる補正がかかっている。
そのため、新生配合でギガボディと入れ替えるとすさまじく能力値が高くなる。
また、【スタンダードボディ】と入れ替えると、サイズはそのままに能力値の上限を上げられるが、
当然ながらスモールボディ特有の回避率の高さや行動の速さは失われてしまうので要注意。
逆にスタンダードボディのモンスターにこの特性を付ける事はできないので注意。SP版では可能になった。
 
また、これを持っているモンスターはレベルアップ時のHPとMPの伸びに0.8倍の補正が掛かっている。
その為、HPとMPがやや伸びにくくなっているので、配合前にHPやMPを高めておくか、
それらが伸びやすい種族と配合してやるといいだろう。それでも足りなければタネ・きのみでドーピングするのもあり。
 
この性質ゆえダメージソースを体技、息系の特技に依存しがちなため、これらをほぼ無効化するメタル系モンスターを倒し辛い。
ご当地スキルの登場や武器に耐性強化を付けることができるため、今までのメタル系の弱点であった
マインド系やルカニ系を無効化することが楽になったことも相手の追い風になっている。
つまり、みがわりを無視できる【ジバリア系】やメタル系相手でも相応のダメージを与えられる【星降りのサンバ】、あるいはみがわりを解除できる【いてつくはどう】あたりを用意しておかないと、みがメタを突破できない。
(みがわりを封じる【しろいきり】を使うと、こちらも体技を使えず火力が激減してしまう)
逆に斬撃や呪文に強く体技や息に弱いみがわり【メカバーン】は瞬殺できるし、【カウンター】【ビリビリボディ】を利用した反撃戦法を持つみがわり【スライムボーグ】もサンドバッグにできる。【亡者の執念】のせいで1ラウンドは生き延びられてしまうが。
また、超行動早いをつけている場合は特に、状態異常に気を付けなければならない。
 
シャッフルスモボなどが最も警戒すべきは、AI4回行動を外した4枠モンスターのすてみ。
すてみはシャッフル中でも最速行動なうえ、スモールボディ持ちのモンスター、特にAI3回行動を習得させてしまった場合は総じてステータスが低いため、
最悪全員が瞬殺されることもある。それを防ぐために身代わりを持ち込もうとしても身代わりすら追い抜くので身代わりはあまり意味が無い。
AIはすてみを選び難い傾向にあるので、行動を全てAI任せにするグランプリでは使われ難いのがせめてもの救いか。
ちなみにこの特性のモンスターに【こうどう おそい】を付けると当然こうどうおそいの方が優先されるので、ちゃんとリバースも併用する事。
素早さそのままに耐性を上げたければ【全ガード+】でもつけよう。

ジョーカー3

本作では【ノーマルボディ】と視覚上の差別化が図られ、一際小さくなっている。
その差は一目瞭然なので対戦でスモールボディかノーマルボディかの判断に悩むことはないだろう。

さすがに強すぎると判断されたのか、速度補正が【こうどう はやい】と同じに変更された。
そのため【リバース】【シャッフル】下で最速行動できなくなり、【超こうどう はやい】と併用しても最速にならなくなった。
なので、スモールボディ+超こうどうはやいでもノーマルボディ以上+超こうどうはやいより早く行動できるとは限らなくなり、すばやさが0.8倍になる分逆にスモールボディ側が不利になる。

またノーマルボディに状態異常耐性に+1の補正がかかるようになったため、相対的に状態異常に弱くなった。
その代わりHPの下降補正は0.8倍に上方修正された為、耐久に関しては多少上がった。

ノーマルボディ同様特性コストの合計が30しかない為、コストを15も削る【AI3回行動】は積みづらくなり、また特技版いてつくはどうが削除された影響でみがわりが間接的に強化されたので、イルルカで猛威を振るったAI3回行動×スモールボディのコンボは成立しづらくなった。行動回数を1回にしてしまう【スキップ】の登場も痛い。
 
とは言えコスト0で1段階の耐性と2割の能力減と(素が【メガボディ】以上の場合は)特性枠と引き換えにこうどうはやいが付くと言う利点がある。
超こうどうはやいは強力な分コスト8とやや重めで【メガボディ】以上でなければ搭載しづらく、相変わらず異常耐性が5段階低下するデメリットも存在する。こうどうはやいでさえ2段階低下するのでスモボだとそのリカバーが容易い。
そもそも「体格」である為特性と干渉しあう事は少ない。
 
また、回避能力は健在でラッキー状態では回避可能な攻撃を確実に回避することが可能。
 
また、スモールボディでステータスが下がることを利用し、スモールボディ+AI○回行動を組み合わせ、最鈍足のモンスターである【海のまもりガメ】などのモンスターのすばやさを50以下まで下げ、ステータス低下の影響を受けない【いやしの雨】【せいれいのうた】と組み合わせたり、ラウンド最後の【ときどき霧】合戦に利用したりする戦法もある。
 
総合的に見れば多少弱体化したものの、まだその需要は衰えていないと言えるだろう。

ジョーカー3プロ

合体ライドによる凄まじい火力インフレや【究極こうどう はやい】というスモールボディの存在意義を無くす特性の跋扈により環境から姿を消してしまった。
小型のモンスターは+値確保ついでに【カラーフォンデュ】に大きくしてもらおう。

関連項目

【スタンダードボディ】【ノーマルボディ】
【メガボディ】
【ギガボディ】
【超ギガボディ】
【スモールパワー】