【ズタズタヌンチャク】

Last-modified: 2022-12-06 (火) 21:36:34

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するオリジナル武器の1つ。
【ロン・ベルク】が手一杯で武器を作ってもらえない【チウ】のために【バダック】が作成した武器で、両方の棒にたくさんのトゲが付いているヌンチャク。【もろはのつるぎ】のヌンチャク版といえる武器だろう。
 
「どんな敵もズタズタじゃ」と自信満々に渡すバダックに対し、受け取ったチウは「使うと自分の手がズタズタになりそう」という感想を持ったが、その心遣いに感激して思わず握り締めたところ、案の定トゲが指に刺さり出血してしまった。
【ダイ】一行の【バーンパレス】突入作戦の際、【ザボエラ】が呼び出した魔界のモンスター相手に使用され、脳天に強烈な一撃を食らわせダウンさせたが、跳ね返ってきたヌンチャクを自身の脳天にも食らって卒倒、両者相討ちになってしてしまった。
新アニメでは動きなしで脳天にヌンチャクを食らわせている止め絵に省略され、特に相打ちにはなっていない。
…と思いきや、少し後の【ザボエラ】が追い詰められるシーン直前、相手を【オーガー】に変更してちゃんと描写された。
ダメージにふらついたもののチウは気絶しておらず、そのまま体勢を立て直してザボエラと【ミストバーン】に威勢よく台詞をキメている。
【バーンパレス】に登ってからは使われていないが、残る敵は【ミストバーン】【バーン】で、とてもではないがチウが交戦できる相手ではないので出番がないのも致し方ないだろう。
 
ある程度の自傷は持ち前のタフさで相殺しつつ、手足が短いというチウの弱点もカバーできる武器。
ただ、一番簡単な【窮鼠文文拳】しか覚えていない程に修行が出来ていなかったことに加えて、そもそも(少なくとも原作では)チウはヌンチャクを振ってぶつけているだけなので、カンフーのように技術を持って扱っているとは言い難い。おそらく、使い方は自己流だろう。
 
ちなみに長い歴史を持つドラクエでも、外伝やDQ10を含めて長らくヌンチャクはこれだけだったが、その後「スライムドーン!!」と「蒼天のソウラ」にて【アスケシュ】【ひのきのぼう】を連結したヌンチャクを使用、ようやくヌンチャク後輩が現れた。
一方、事実上のライバルであるFFは一番最初の作品で登場させている。