【ダンジョン】

Last-modified: 2024-03-06 (水) 06:19:20

DQ3の同名の音楽は【ダンジョン(曲名)】を参照。

概要

もともとダンジョン (dungeon) とは「地下牢」の意味であるが、DQをはじめとするRPGでは基本的にワールドマップ以外のマップのうち主に「人の住んでいない迷路状の施設」を指す。
近年では現実世界でも、巨大ターミナル駅のような複雑な構造の施設をRPGに例えて「ダンジョン」と呼ぶことがある。

DQシリーズにおけるダンジョン

DQシリーズでは【洞窟】【塔】が該当する場合が多いが、【城】などがダンジョンになっている場合もある。DQ5以降の【森】【山道】などの露天型ダンジョンは、通称として【フィールドダンジョン】とも呼ばれる。
 
潜る目的は主に重要アイテムの入手や【ボス級モンスター】の討伐、人物に会う、など。これら目的のモノやキャラはほとんどの場合最深部に配置されていることが多い。
また途中に【宝箱】やトラップが設置されていることもある。
 
ダンジョンの名を冠するモンスターに【ダンジョンえび】が存在する。

魔物の出現

【モンスター】が出現するかどうかは、ダンジョンであるかどうかのわかりやすい条件と言える。
フィールド以外のマップで、モンスターが出現すれば基本的にダンジョンと呼んで差し支えない。
しかし、【ロトの洞窟】【なぞの神殿】のように、モンスターが一切登場しない洞窟でもダンジョンと呼ばれる場合がある。
また、モンスターが出現するマップでも、DQ4第五章の【サントハイム】などは、ダンジョンと呼ぶべきかどうか意見が分かれるところ。
作品によっては境界があいまいになる。
なお、発売3ヶ月前に【エニックス】より配布されたFC版DQ2のDMには、「5つのダンジョン(迷宮)、12のどうくつ 新たに3つの塔」と書かれており、公式にダンジョンと洞窟が明確に区別されていたことが分かる。
(但し、これらが具体的にどの施設を表すのかは不明。合計すると20になるが、実際にはいずれかに該当するものを全て合わせても14にしかならず、しかもうち塔は明らかに4つ以上ある。また「6つの城」とも記されているが、14に入れた施設を除くと城は4つしかないことになって益々計算が合わない。開発段階から削られるなど大幅な改変があった可能性があるが、そもそも開発段階の正確な数字なのかなど詳細は不明。)

 
ダンジョン内のモンスターはほとんどの場合、周辺の【フィールド】よりも強いものが配置されている。

リレミトの可否

ダンジョンか否かを判別するには、【リレミト】の呪文での脱出が可能かどうかは有効な手段の一つ。
リレミトができるマップは、基本的にダンジョンと定義できる。
しかし、システムやイベントの都合上リレミト不可のダンジョンもあるため、すべてに当てはまるわけではない。
また、FC版の【ダーマ神殿】など、ダンジョンのマップチップを使用している町ではリレミトができてしまう例もある。

ルーラの可否

DQ3から、以前に行ったことのある任意の場所に【ルーラ】で飛べるシステムになったが、当初は「ダンジョンはルーラ登録されない」という暗黙のルールが存在した。
しかし、DQ5の【ラストダンジョン】である【エビルマウンテン】を皮切りに、それ以降はルーラ登録されるダンジョンが登場するようになり、このルールは自然消滅した。
 
ダンジョン内からルーラができないという点もダンジョンの特徴であるが、こちらも例外があり、塔の屋上など屋根のない場所からはルーラできるほか、【バラモスの城】やDQ5の【大神殿】などルーラで脱出可能なダンジョンもある。
PS4版DQ11(およびその移植)ではどのダンジョンからでもルーラで脱出できる。

不思議のダンジョンシリーズ

不思議のダンジョンシリーズでは、ダンジョン内を冒険することを主としているため、ダンジョンとそれ以外のマップは明確にわけられている。

ライバルズエース

真1弾で登場したシステム。【建物】の種類のひとつであり、他の建物とは異なり、場に出ているだけでは効果がない。最初の耐久値は1しかないが、他の建物とは逆に特定の条件を満たすことで耐久値が増え、カードごとに設定されている耐久値に達すると「踏破」となり、建物が破壊され強力な効果を発動する。