【チキーラ】

Last-modified: 2023-08-11 (金) 21:48:48

概要

PS版以降に追加された【隠しダンジョン】である【謎のダンジョン】の先、【なぞの火口】に待ち受けるボス。
某世紀末漫画に出てきそうなニワトリのトサカを思わせる真っ赤なモヒカンを立てた長身のチンピラで、【ハッサン】に酷似している。
いつも相方の【エッグラ】と「卵が偉いかニワトリが偉いか」について言い争っている。
名前からわかるとおり、彼はニワトリが偉いと主張している。
論争の元ネタは言うまでもなく「鶏が先か、卵が先か」という有名な学術命題。
英語版での名前はChou Mein。
 
なお、星ドラではサン・タイガ、チキダンチョー、チキターバン、ロックチキーラといった、コイツのバリエーションがやたらと登場する。

DQ4(リメイク版)

そもそもゲーム中で全く話に絡んでこない上、【移民の町】の本棚に「ケンカじまんのふたりの男」と記されているのみ。
見りゃわかると言いたくなるようなこの情報以外には何一つ言及や掘り下げがなく、【エスターク】【ダークドレアム】【しんりゅう】【神さま】と、いずれも立派な出自を持つ面々であった裏ボス連中に比べて明らかに異質。
 
余談だがマッチョなナリをしてメッセージのSEに若い女性と同じものが使用されており、やけに甲高い。
甲高い声で鳴くニワトリのイメージなのだろう。

戦闘力

話しかけるとエッグラとコンビを組んでの戦闘になる。
隠しボス戦にはユルすぎるBGMに反し、2人とも戦闘力はかなり高い。
主にブレス攻撃を得意とするエッグラに対し、こちらは主に物理攻撃で攻めてくる。
 
ケンカ自慢のクセに常にナイフを持つ三下のエッグラと異なり、彼は正統派の喧嘩自慢であり武器は持たない。
ただ攻撃力が310もある上に頻繁にちからためを使うので結構なダメージを与えてくる。
 
2つの行動パターンを持ち、取る行動によって素早さが変化するという珍しい敵。

パターンAランダム素早さ195【がんせきおとし】/【羽をまきちらす】/【だいぼうぎょ】/【せいけんづき】/【痛恨の一撃】(確定痛恨ではない)/Bへ移行
パターンBランダム(偏向型)素早さ116【ちからため】/通常攻撃/【まわしげり】/【ばくれつけん】/【たいあたり】/Aへ移行

行動パターンの移行はランダムに行われる。
1ターン1~2回行動だが、ローテーション移行を挟む場合は行動回数がリセットされるので、理論上は【神さま】同様、何回でも行動が可能である。
また、Bパートでは"ちからため→攻撃→ちからため→…"というパターンが殆どなので一見2段階ローテーションに思えるが、そのターンにちからためしかしなかった後の次のターンが2回行動だった場合、攻撃後にちからためをせずに再度攻撃に仕掛けたりAパートに移行することが時々見られるため、ちからための優先度が高い偏向性ランダム行動になっていると思われる。だが、ちからため→Aパートに移行→そのままBパートに移行→再度ちからため…という無駄に2連発することもしばしば見られる。
DS版では行動は最大でも2回までになった。
 
とにかくちからため後の打撃攻撃が強烈なので【スクルト】は必須だが、DQ4のスクルトは守備力100%アップと効果が高いので2回も使えばダメージをほとんど受けなくなる。
自身の攻撃力310の倍以上の守備力(620)になった相手には痛恨以外の物理攻撃を行わなくなる習性があるため、パターンBの時にスクルトを唱えまくるとAに移行するまで無意味にちからためを使いまくる。
なかなか痛快だが、逆に言うと蘇生直後や馬車から出したばかりでスクルトの掛かっていないキャラを狙うようになるので何事もほどほどに。
 
チキーラの専用行動である「羽をまきちらす」は、エッグラ・チキーラへのあらゆる物理攻撃を数ターンシャットアウトしてしまう。
戦士系である【アリーナ】【ライアン】【トルネコ】の3人とは非常に相性が悪いので、呪文効果の武器でチマチマ削るくらいなら、主人公やピサロ、マーニャ辺りの呪文や特技でダメージを与えていくといい。

岩石落としは【無属性規定ダメージ攻撃】のために軽減方法がなく、100以上のダメージを確実に受けてしまう。特にエッグラのブレス攻撃が混ざると、壊滅的な被害を被る事も。
また、残りHPの95%のダメージを与えてくる体当たりも怖い。
体当たりは残りHPが1/3以下にならないと使わないが、どれほどHPが多くても確実に瀕死にされてしまう。
 
エッグラがザオラルを使うので、まずはあちらから倒すこと。
チキーラはとにかくスクルトさえ掛かれば危険度はグッと下がる。
メラ・ギラ・イオ・デイン・ルカニ系が確実に効くほか、ヒャドとバギも弱耐性なので比較的当たりやすい。
たまにマヌーサが効くことは覚えておいていいだろう。
羽を撒き散らされたらメラゾーマ等に攻撃の軸を変更すべし。

DS版以降

ステータス等に変化はないが、行動に少々変更が加えられた。

  • Bパートはばくれつけんを使わなくなった
  • 「羽を撒き散らす」の効果が1ターンのみに弱体化
  • 行動回数は最大でも2回

報酬

規定ターン以内に撃破すれば撃破後ににごほうびが貰える。
こちらを参照。
彼らはごほうびをあげた後同様の議論を再開させるが、全てのごほうびをあげるとお互いの良さを認め合うようになる。

最速撃破

こちらを参照。

テリワン3D、イルルカ

テリワン3Dで初の外伝出演。相方と2人で1体の2枠モンスターになっている。
【エッグラ&チキーラ】を参照。

ドラけし!

DQ4イベント「魔剣士ピサロとロザリーの真実」に登場。
ドラけしは強敵チャレンジの報酬で、属性は赤。スキルは円形の範囲の敵の行動を遅延させる「羽をまきちらす」。