【テムジン】

Last-modified: 2024-01-04 (木) 16:09:02

ダイの大冒険

漫画【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】の連載前読み切り「ダイ爆発!!!」に登場するキャラクター。
読み切り作品もアニメシリーズの序盤に組み込まれており、第一作での声優は増岡弘(後の【ナッジ老師】役)。リメイク版では中博史(ライバルズの【アリアハン王】役)。
「テムジン」は中世モンゴルの英雄、チンギス・ハーンの本名と同じであり、ネーミングの由来になった可能性もある。
 
【パプニカ】の司教を務めており、【レオナ】を洗礼のために【デルムリン島】へ連れてきた。
初登場時は【ダイ】【ブラス】を褒め称えたりして、腰の低い好人物に見えた。
だが彼の本当の目的は、国から離れた場所でレオナを暗殺し後継者を失ったパプニカの実権を握ることにあり、賢者【バロン】と共に計画を実行した。
ちなみに、2人以外で計画を知っていたのは、テムジン直属の兵士7人だけ。
典型的な悪人ながら、暗殺実行の隠し玉として【キラーマシーン】を人間の魔力で動かせるように改造しておくなど、技術や魔法にも明るいようである。
しかし、キラーマシーンの威力に魅了されたバロンの裏切りに遭って投げ捨てられ、ダイがバロンを破った後はあっけなく捕まっている。
 
新アニメ版では、バロンの裏切りがなくなり終始戦いを見ているだけだったが、バロンが倒され自身の手駒でない兵士が島に上陸して来ると、「姫がモンスター達にやられた」とブラス達に罪を擦り付けようとした。
しかしブラスの【キアリー】により毒が完治したレオナが復活して嘘はあっさりと露見、ろくな抵抗も見せないままガックリとうなだれて捕まった。
 
新アニメでは帰国後に裁判にかけるというレオナのセリフも追加されているが、パプニカ編での再登場もなくバロン共々その末路は不明のままである。
この時はまだレオナの父王も健在なので、私利私欲で王位継承者の一人娘を暗殺しかけた重罪人のテムジン達には、死刑か終身刑ぐらいしか待っていないだろう。
後にパプニカは不死騎団に壊滅させられてしまったので、収監されたまま獄死している可能性もある。

勇者アバンと獄炎の魔王

若き日のテムジンが登場…といっても外見はほとんど本編と変わりがない。
【パプニカ王】の命令で【ロカ】【アバン】が破壊したキラーマシンの残骸を回収したことになり、分析を始めている。
この頃から王家転覆を企んでいたようで、悪い顔でキラーマシンを眺めていた。

その後【地底魔城】での決戦では【フローラ】一行によって負傷させられた【魔のさそり】を始めとする魔物達を部下に回収させていた。
こうして原作に話が繋がった。