【デーモンバスター】

Last-modified: 2022-12-17 (土) 23:32:08

概要

名前の通り【悪魔系】に大ダメージを与えることが出来る剣。
初出はトルネコ2で、しばらくはトルネコシリーズにしか出番がなかったが、遂に本編にも出演を果たした。
少年ヤンガスでは【デーモンスピア】が悪魔系特効となり、登場していない。
 
ちなみに漫画【トルネコ一家の冒険記】には【デビルキラー】という武器が登場しているが、あちらは【シルバー「デビル」】をピンポイントで退治する為の武器であり、少し趣向が異なる。

DQ10オフライン

主人公(【戦士】【バトルマスター】)、【ヒューザ】が装備可能な両手剣
鈍い金色の刃を持ち、先端が十字になっている。この形状は【メタスラの大剣】に継承された。

-+1+2+3
攻撃力66738188
みりょく891113
悪魔系にダメージ+20%+25%+30%

【ふしぎな鍛冶】で作成可能。レシピは【デーモンバスターの本】に記載。
必要な素材は、【プラチナこうせき】x5、【せいじゃのはい】x1、【レッドアイ】x1、【ようせいのひだね】x6。

DQ10オンライン

レベル42より装備可能。基本攻撃力は66、悪魔系にダメージ+20%。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【主人公(DQ11)】【グレイグ】が装備可能な両手剣。デザインはDQ10と同じ。
うち直しに必要な宝珠は12個。

-+1+2+3
攻撃力124130137144
武器ガード率2%
あくま系ダメージ20%

異変後の【プチャラオ村】【ソルティコの町】【ネルセンの宿屋】【ユグノア地方】(キャンプ)にて15000Gで売っているが、それよりだいぶ早く【ふしぎな鍛冶】でも作成できる。
レシピは滅ぼされたデルカダール城1Fの本棚にある【悪魔装備図鑑】に記載。
必要材料は【プラチナこうせき】×3+【せいじゃのはい】×2。
 
一応【退魔の太刀】の上位にあたるが、レシピ入手前に売っている【斬夜の太刀】の方が使いやすく、少し遅れて【ドラゴンバスター】が登場するため、光属性を弱点としないあくま系相手位しか使いどころがない。
しかしながら、買い物が出来ない場合は斬夜の太刀は絶対に手に入らず、ドラゴンバスターの素材も買えないため最悪の場合強力無比なドラゴンと連戦して調達する他ない。
そうでなくても斬夜の太刀がそこそこ値の張る武器なので、縛りプレイじゃなくてもここまで【プラチナブレード】で頑張ってるプレイヤーもいるだろう。
 
対してこの武器の素材は採取や宝箱で揃う。
斬夜の太刀を買う余裕が無い、あるいは今後に備えて節制したい場合には、メインはドラゴンバスターにしつつもあくま系用サブ武器としての起用が考えられる。
【ユグノア地方】にて主人公とNPC【アーウィン】の二人きりで光属性を弱点としないあくま系との強制戦闘があるので、サクサク進めたい人は購入や鍛冶を検討してみてもよいだろう。
実際のところ、探索を怠らなければレシピ入手時に聖者の灰が最大で3つ手に入っているため、ドラゴンバスターのレシピがすぐ手に入ることを知らない初見プレイでは、加入したてのグレイグの装備を用意するついでにこれを作っているケースもある。
もちろんその一方で【ゾンビバスター】【ソーサリーリング】に聖者の灰を使ったのでデーモンバスターを断念した、という事例もある。
 
またCランクの武器の中では最高の攻撃力を誇り、3DS版で【時渡りの迷宮】攻略に向かうCランク以上の【ヨッチ族】が装備している時の攻撃力は49にもなる。
時期的にはBランクヨッチ族も出始める頃ではあるが、Bランクの両手剣ヨッチでも攻撃力は52~60、他のBランク武器で50前後のヨッチ族はそうそういないので、ストーリーと同時進行で時渡りの迷宮を進める場合は本編クリアまで十分に活躍できる。

トルネコ2

基礎攻撃力4。価格は8000G。【不思議のダンジョン】【試練の館】の店か、【もっと不思議のダンジョン】【剣のダンジョン】に落ちている。
 
この作品は悪魔系に分類されるモンスターがやたらと多く、
【ゆうれい】【ゴースト】【きめんどうし】【スモールグール】【まどうし】【トロル】【ベビーサタン】【スペクテット】【テンツク】【きとうし】【シャドー】【さつじんき】【シルバーデビル】【ギガンテス】【アークデーモン】【マネマネ】【あくましんかん】と、実に17系統40種類。
全モンスターの1/3近くに対して与えるダメージが上がるため、次回作のトルネコ3以上に優遇されている。
 
もっと不思議のダンジョンでも重要な印(合成能力)の一つであり、他の系統特攻武器よりも優先して合成しておきたい。
特に18F~22Fはシルバーデビル・ギガンテス・アークデーモンが揃い踏みする序盤の山場だが、彼らに対して有効なこの武器の能力があれば非常に楽になる。経験値が多めに貰える上にシルバーデビルのアイテムドロップがおいしいので、一転して狩場にもなり得る。
それ以外にも、狩ってアイテムを入手しておくとお得な【ベビーサタン】系統、催眠攻撃が厄介な【あくましんかん】【だいまどう】など、少ない手数で倒したい相手に効いてくれる。
もっと不思議では、これと【合成の壺】の入手がクリアの条件といっても過言ではない。
 
ただしPS版では、トルネコの攻撃力にリミットが存在する。
そのため、トルネコの攻撃力が限界まで上がると、この印があっても悪魔系にダメージが増加しなくなり無意味になってしまう。
GBA版では5000Gと値下がりし買いやすくなった。18Fからの悪魔エリアまでに合成しておいてね、という開発陣の優しさが感じられる。
またシステム面ではダメージリミットが消滅したので、ダンジョン後半戦でも大きな効果を発揮する印となった。
これはデーモンバスターだけでなく、【エリミネータの斧】【デスストーカの斧】【ドラゴンキラー】などの特効武器全般に言える。
 
戦士の技【あくまぎり】のほか、【ねむり】も習得できる。
レア剣以外では唯一【分裂】をセットできる武器なので、うまくやれば稼ぎに使える。
重要技【パンおとし】を覚える際のお供に用意したい。

トルネコ3

攻撃力8、空き印数1。買値6000G、売値3000G。【海竜島の遺跡】などのダンジョンで拾える。
【悪魔系】特効で、「悪」印を持つ剣。
本作で悪魔系に分類されるモンスターは、
【エビルポット】【シルバーデビル】系統・【ベビーサタン】系統・【デーモントード】【あくましんかん】系統・【アークデーモン】系統・【フライングデビル】系統・【デスマシーン】系統と、8系統17種類。
【スカイフロッグ】【ファイヤーケロッグ】は悪魔系ではないが、「デーモン」トードだけしっかり悪魔系に分類されている。
他にも「悪魔」「デビル」など物騒な名前の連中が分類されている傾向にあるが、【岩とびあくま】【デビルアンカー】は対象外である。
 
対象モンスターがかなり減らされたが、悪魔系は総じて戦闘力が高い傾向にあるため非常に重要である。
【異世界の迷宮】ではこれを合成していないと【悪ゾーン】でのダメージの蓄積が酷く、【魔窟】では消耗が激しすぎてまともに戦えないだろう。
印数が1なのでこの武器自体は合成のベースには不向き。【はぐれメタルの剣】【ドラゴンキラー】に合成して使用するのが理想形となる。
 
悪印が1つでもあれば、【エミリゾーン】(51F~59F)の【あくましんかん】【デーモントード】を1撃で倒せるようになる。
ただしこの2種は大して強くないので、エミリゾーンでは悪印がなくてもそれほど不利にはならない。
必須になるのは次の【悪ゾーン】(60F~65F)からであり、それまでに悪印を2つ以上合成したいところ。
2つあれば強敵の【デビルロード】【フライングデビル】とまともに太刀打ちができるようになり、【アークデーモン】は1撃が狙えるようになる。
 
4つあればレベル次第でデビルロードも1撃が狙えるが、4つも合成すると他の印を入れる余地が無くなる。
また、フライングデビルは有効範囲が広い【ウィンドスピアー】(浮印)も有効で、悪4つより浮を1つでも混ぜた方がダメージが増え、1撃を狙えるようになる。
これは【魔窟】(81F以降)の【デスマシーン】【ランガー】にも同じことが言える。
【不思議の宝物庫】でも、51F以降の【エビルエスターク】などに対抗するために合成必須である。
 
異世界の迷宮でも不思議の宝物庫でも、武器にはデーモンバスターとウィンドスピアーを合成していくのが鉄板である。
これ以外の特効印は【ボンバーキラー】が辛うじて候補に挙がる程度で、【ドールクラッシャー】【オーシャンロッド】を合成するのは悪手と言われてしまうほど。
悪魔系は総数が少ないが、ダンジョン後半に強敵が多い。浮遊系は強敵は少ないが、ダンジョン序盤から終盤まで有効対象が幅広く出現する。
浮印と悪印のどちらを優先するかは好みだが、浮印と悪印を各2個ずつ合成した武器が異世界の迷宮では一番バランスが良いと言われる。