【ディゴング】

Last-modified: 2020-11-13 (金) 09:41:10

概要

サメとウミガメの混ざったような外見の魔物で、【オーシャンキング】の上位種族に当たる。身体は赤茶色で、伝説上の生物を基にして作られた魔物らしい。くちばしや、四枚あるヒレはウミガメにも見える。

また、よく見ると単眼であるが、【フーセンドラゴン】と同じく、グラフィックの向きのせいで分かりにくい(動けばはっきりわかるが)。
SFC版の公式ガイドブックには「海竜属」とある。

名前の由来は「ジュゴン」(「Dugong」)のギリシャ語読みだが、ジュゴンらしい点はどこにも見られない。その「ジュゴン」をフランス語読みすると「デュゴン」になるのだが、これはDQ7の【デュゴンのかぶと】の「デュゴン」である。

DQ6

【海底】【お楽しみダンジョン】の海底神殿マップに出現し、通常攻撃のほかに【かえんのいき】を吐いてくる。
攻撃力はオーシャンキングよりも少し高い程度であるものの、最大HPが「400」と、海に登場するモンスターとしてはかなり高く、さらには2~3体のグループで頻繁に出てくる。
しかし海底では出現パターンが決まっており、こいつ2~3体かこいつ+【マッドロブスター】2体でしか出現しない。マッドロブスターもHP200超とややタフ。
メラ・ギラ・炎は全く効かず、下位種では無耐性であった【せいけんづき】は外れることがある。真正面から攻撃しようとするとうまくいかない場合も多い。
一方で、【判断力】が低く、【たいあたり】で勝手に自分のHPを減らしてくれることがある。人間キャラクターであれば現在のHPの32%前後しかダメージを受けないので、そこまで警戒する必要は無い。
 
【すばやさ】が低く、ラリホーやメダパニ(ダンス)が効きやすいので、これで動きを止めるといい。そのあとは、多少効きにくいが、ザラキで一掃するといいだろう。MPを節約したいのなら、【きゅうしょづき】でもいい。
ヒャド系、バギ系、デイン系、吹雪系には弱い。【かまいたち】【しんくうは】を使えば大ダメージを与えられる。
【ドラゴン系】に属すモンスターであるおかげで、【ドラゴンぎり】も有効。

お楽しみダンジョンで再登場する際には、【かがやくいき】を覚えている仲間がいるなら使ってみよう。2回で一掃できる。
 
落とすアイテムは【ちからのたね】(確率1/256)。
楽に集めたいのであれば【オークマン】が一番だが、盗み担当にしない馬車4人の熟練度上げも兼ねたいのであれば、コイツをターゲットにしてもいいだろう。

リメイク版

最大HPが320まで下げられたが、体当たりの仕様が変更されたせいで、そこそこ凶悪な敵に昇格した。
判断力が相変わらず低いせいで、ターンの初っ端からいきなり体当たりをかましてくることもある。不意打ちされて体当たりを喰らって思わぬ痛手を負ったプレイヤーもいるかもしれない。
また、AIに任せていると、補助呪文をかけまくるよう設定されている。
ラリホー系の重ねがけ、マヌーサとすなけむりの二重がけといった具合に、とにかく無駄にかけまくってターンを浪費するので、すばやく倒したい場合は【めいれいさせろ】に変更して戦おう。

DQM1(PS版)、DQM2

水系の上級モンスター。DQ6以上に強い。それゆえか、配合で作り出す際には配合結果が?になり、すごいモンスターが生まれそうと言われる。
【とつげきうお】【キラーグース】【デンタザウルス】【キラーウェーブ】などを配合すると誕生する。
習得する特技は【ひのいき】【どくのいき】、たいあたり。
無効にできる属性こそ少ないものの、ほとんどの攻撃に幅広い耐性を持つ優秀なモンスター。
能力は全体的に晩成気味だが、後半の攻撃力の伸びが凄まじい。
【オリハルゴン】【グレイトドラゴン】【コアトル】のいずれかを配合すると【しんかいりゅう】になる。オリハルゴンを使うのはあまりにも勿体ないので、後者のどちらかで作った方がコスパは良い。
PS版では通信お見合い限定の組み合わせとして、【くものだいおう】を相手にしてもしんかいりゅうが誕生する。

イルルカ

ドラゴン系のDランクとして久々の登場。サイズはM。
【水の世界】の青の洞窟に生息している。
特性は【メガボディ】【会心出やすい】【ヒートアップ】【AI1~3回行動】、+25で【アンチみかわしアップ】、+50で【まれにハイテンション】
【新生配合】【暴走機関】【ギガボディ】化で【炎ブレスブレイク】を習得。
DQM2同様しんかいりゅうの素材になっており、【ギガントヒルズ】との配合で生み出せる。
ギガントヒルズは砂漠の世界にいる【プテラノドン】を別のものと配合すればすぐに作れるので、早ければ水の世界ですぐに作れる。
スキルは「ドラゴンスピリッツ」。