【デスマウンテン】

Last-modified: 2024-01-01 (月) 08:45:27

DQ4

【闇の世界】の中央、【デスキャッスル】を抜けた先にそびえ立つ山。
ストーリー上でも重要な場所である最終決戦地であるにもかかわらず、長らくこの山の名前は公表されていなかったが、バトルロードビクトリーの【レジェンドクエストIV】において「デスマウンテン」と紹介された。
そしてFC版DQ4の発売から20年以上を経て【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書】でもこの名称で紹介されている。
 
自らに【進化の秘法】を用いた【デスピサロ】は、デスキャッスルに結界を張った後にこの場所で進化を続けており、勇者達が辿り着いたそのとき、魔族の王として目覚めることになる。
 
デスキャッスルを抜けると一旦フィールドに出るが、すぐ目の前にこの山がそびえている。
麓から曲がりくねった坂道を上った先の頂上にデスピサロがおり、彼の目の前に立つことでDQ4における最終決戦が始まる。
 
なお、【取扱説明書】での【バロンのつのぶえ】に関するヒントにある「山」とはここのことを指す。
フィールドに出た時点では【馬車】とは離れたままだが、バロンのつのぶえを使用することで合流することができるため、最終決戦の前には忘れずに呼んでおくといい。
 
FC版ではこの山は毒の沼地に囲まれており、内部の坂道で【フレイムドック】【グレートライドン】などのモンスターとエンカウントも発生する。
最悪の場合、デスピサロとの戦闘が始まる地点でエンカウントすることもある。
 
なお周囲に何らかの白骨が散在しており、この骨は誰なのか?何が起きたのか?で議論が出ることもある。
 
デスピサロを倒すと、この山は轟音を立てて崩れ落ちる。そのため、おそらくDQ5の【エビルマウンテン】とは関係ないと思われる。

リメイク版

リメイク版では毒の沼地はなくなり、内部でのエンカウントも発生しなくなっている。
これにより、最終決戦の直前に体力を消費することがなくなった。
【しあわせのぼうし】【めがみのゆびわ】の効果はちゃんと発揮されるため、デスキャッスルで消費したMPは最終決戦前にここをうろついて回復すると良い。
なお、エンカウント削除の副作用として、ここに出現していたモンスターがレア化するという、あまりありがたくない状況が生じている。せめて後述のピサロ加入後はエンカウントするような救済があれば良かったのだが。
 
BGMは【恐怖の洞窟】から【不思議のほこら】に変更されている。
静かで物悲しくどこか不気味さの漂う祠のBGMは、さしずめ歪んだ進化を遂げたデスピサロへ捧げる鎮魂歌とも言うべきか。
 
ちなみにPS版に限り【バロンリレミト】という裏技が使える。
 
また、追加ストーリーである【第六章】では、【ロザリー】を蘇らせた後、彼女の依頼によって一緒にここを訪れることになる。
デスピサロの前に行くとロザリーの回想イベントが流れた後、デスピサロ(【ピサロ】)は進化の秘法が解けて人の姿にもどり、真実を知って主人公たちの仲間に加わる。
これ以降、この山は無人となる。
正気に戻ったピサロと会話しても怒られてしまうだけ。知ったことではないが無用な所に来ただけでなく、本人にとっても忌まわしい場所であるためか。