【デビルウィザード】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:29:05

概要

SFC版DQ3で初登場したモンスター。
真っ赤なローブを着た、魔法使い系の魔物。
色違いに【まほうつかい(DQ3)】【エビルマージ】【アークマージ】、イベントモンスターとして【ひるのていおう】【おしおきソーサラー】がいる。

DQ3(リメイク版)

【謎の洞窟】【謎の塔】に出現する。
 
通常攻撃の他に【イオナズン】【ザオリク】【ベホマ】【ルカナン】【バイキルト】【マホトーン】と全部で6つの呪文を使用する。
アークマージにエビルマージの補助・回復呪文を併せたような感じだが、彼らと違ってブレスは吐いてこない。
 
【天界】に住んでるくせに「デビル」だが、何故か(そちらが混乱しない限り)【てんのもんばん】に追い払われたりせず、それどころか良きサポート役ですらある。
攻撃・回復・補助と幅広い呪文を操るが、何よりも恐ろしいのはバイキルトだろう。
てんのもんばんにバイキルトをかけられ、さらにルカナンで守備力を落とされた場合、毎ターンごとに300近いダメージが飛んでくる。真っ先にコイツから処理しないと酷いことになる。もちろん、同じ場所に出る強敵をザオリクで完全蘇生させるのも極めて厄介だ。
これらの呪文の陰に隠れているが、マホトーンで魔法役が黙らされてしまうと攻撃や回復の手段が非常に限られてしまう。
場合によっては逃げるのも手だが、てんのもんばんや【ダークトロル】といった怪力自慢と組んで現れた状況で逃げるのに失敗した場合が怖い。
謎の塔では、嫌がらせだと言わんばかりにセットで出てくるので注意しよう。
こいつが同時に3体以上出ることはなく、基本的に他の敵と組んで出る。
ただし、ピラミッドエリアと神龍の塔の屋内だけは同種2匹のみで出る場合がある。この場合は、HPが高いだけでそこまで厄介なモンスターにはなりえない。
 
真っ先に処理しておきたい敵だが、魔法系モンスターの割には最大HPが【だいまじん】【ドラゴンゾンビ】と並ぶ350と高く、素早さも【はぐれメタル】【メイジキメラ】と並ぶ150とかなり素早い為、先手を取られやすい。【ギガデイン】にも余裕で耐えるし、デイン系以外の攻撃呪文には弱耐性持ち。メラゾーマ2発にもギリギリで耐え切るのも実に嫌らしい。
MPは無限で、マホトーンには完全耐性を持つので、呪文を封じることすら叶わない。
攻撃力は180と周囲に比べれば低いが、【ボストロール】と並ぶ程度にはあるので油断はできない。
メダパニは一切効かず、ラリホーにも強耐性持ちと、一見隙が無いように見えるが、実はバシルーラが確実に効くという致命的な弱点がある。
厄介な敵と組んで現れたときや、倒すのが面倒に感じたのなら、マホトーンを使われる前に吹き飛ばしてしまおう。
【判断力】は高く、こちらが【マホカンタ】を使うと呪文よりも打撃が多くなる。他の敵からのダメージは道具で回復するようにすると戦いやすくなるだろう。
 
倒すと、「1/32」というやや高い確率で【いのりのゆびわ】を落とす。
何気にお金持ちでもあり、1体あたり210Gも持っている。
 
DQ3では元々モンスター名は最大7文字だったがリメイク版ではDQ6と同じ9文字までに拡張されており、GBC版以外のリメイク版ではこのモンスターが唯一の7文字オーバー、かつFC版に搭載されていないカタカナ(ウィ)が使われている(GBC版では【ホワイトライオン】などこの条件に該当するモンスターが他にも登場する)。

DQ11

SFC版DQ3での追加組から【てんのもんばん】【キラークラブ】【ほうおう】と共に登場を果たした。前3者はDQ9や3DS版DQ8にも登場しており、初の再登場となったのはデビルウィザードのみ。
しかし今作ではアークマージ・邪と同等くらいの強さで、上位にはまほうつかい・邪とエビルマージ・強が存在している。
 
過ぎ去りし時を求めた後の【デルカダール神殿】【デルカダール地方・南の島】などに出現する。2Dモードでは【名もなき地】【クレイモラン城下町】北東、【忘れられた塔】北西)にも出現する。
最大6体まで同時に出現し、【メラガイアー】とイオナズンで攻めてくる。ルカナン、バイキルト、ザオリクにマホトーンと補助呪文も多彩。
2匹以上【ゾーン】状態に入れば【れんけい技】【クロスイオナズン】を放つ。
マホトーンは極めて効きにくいが、MPは80しかなく、メラガイアーは1回しか唱えることができない。
 
落とすアイテムはリメイク版DQ3でもドロップした【いのりのゆびわ】、そして【紅蓮のローブ】
ちなみにこいつの属性耐性を見てみるとほとんどが100%~110%になっている中、炎属性だけは75%に抑え込む。
だが紅蓮のローブに備わっているのは氷耐性である。装備品はちゃんと装備しないと意味がないぞ!
 
なおPS4版等に限り【連武討魔行】最終試練最終戦にて【ニマ】大師に呼ばれることもある。

ライバルズ

第4弾カードパック「モンスターもりもり物語」にて実装。魔剣士専用のレア。

3/4/3 あくま系
パワフルバッジ:ゾンビ系の味方ユニットの攻撃力+1

この効果は、「冥府の門」や「亡者の執念」で【アンデッドマン】を大量展開するとバリューが高い。
 
4/4/4だったが、スタン落ち直前に3/4/3となり使いやすくなった。
ステータス上昇系のバッジユニットは皆、標準スタッツよりHPか攻撃力の数値が1低かったが、こいつだけ優遇されてバニラスタッツとなった。

DQMSL

一部のストーリークエスト等で入手可能な討伐モンスター。【悪魔系】のSランク。
特性はラウンド開始時に25%の確率で発動し、自分のMPが回復する「ときどきMP回復」とラウンド開始時にランダムな味方1体の賢さを1段階アップさせる「魔力のともしび」。
リーダー特性は「悪魔系のHP15%アップ」。
習得特技は味方悪魔系1体の呪文ダメージを1ターン1.5倍にする「悪魔かくせい」と確率でギラ耐性を1ランクアップのおまけが付いた【マジックバリア】の「ギラバリア」。
 
悪魔かくせいで味方悪魔系の呪文を強化するのが得意だが、自身が覚える攻撃特技が【ギラマータ】の下位互換である「ギラスコール」程度しか強力なものが無く、
同じく一部のストーリークエスト等で手に入る【グレゴール】と比べるとどうしても見劣りするが、
「混沌の旅路」に登場するものは【メラゾストーム】や圧縮イオナズン、ギラマータなど強力な特技を覚えているため集める価値はある。
 
なお、上記の通り混沌の旅路に登場するものはメラゾストーム等の強力な特技を持っており、それ故にプレイヤー間でも好評であったのか、
期間限定クエスト「復讐の道化師」にも混沌の旅路及び混沌の迷宮で登場した「闇の影響を受けたモンスター」勢では唯一再登場を果たしている。