【トルッカ】

Last-modified: 2023-12-04 (月) 00:12:06

DQ6

【現実の世界】の北西に位置する島にある【町】
【公式ガイドブック】での英語表記はTrucca、DS版以降の英語版での地名はWellshire。
 
町から北東には【夢見る井戸】があり、【高山】を挟んだ南西には【ジャンポルテの館】がある。
緑豊かで小さな町だが、その規模にそぐわず2つの【武器屋】【宿屋】【防具屋】【道具屋】が揃い踏みしており、
さらには【ゴールド銀行】まで備わっているため、かなり住みよい場所ではないかと思われる。
ちなみに、この町の周辺で【主人公(DQ6)】は初めて【スライム】と戦うことになる。
 
【シエーナ】の西の【大地の大穴】から落ちた主人公が、下の世界=現実世界で初めて訪れる町。
しかしこの時主人公は姿が見えなくなっているため、町人は誰も主人公の存在に気づかない。その代わり【タダ宿】になる。
町の隅には何やら悪だくみをしているらしい二人組もいるが、この時点での主人公にはどうすることもできず、素通りするしかない。
町の子供である【ジミー】【キャロル】から「町の北東に不思議な井戸がある」という話を聞けるので、そこへ向かえば元の世界へ戻ることが可能。
ただし、町長宅で飼犬に吠えられるまでは【夢見る井戸】に行っても【井戸】のある建物に入ることはできないので注意。
ちなみに町の中にも1つ井戸があり、中にはなぜか人が住んでいる。
ここの【タンス】には【ちいさなメダル】が入っており、おそらく多くのプレイヤーにとっては本作で最初に見つけた1枚になる。
過去作と比べて圧倒的に序盤から手に入ることになり、ある意味で本作で導入された【ふくろ】システムのありがたみを感じるいい機会となる。
 
主人公に「もう一つの世界」の存在を知らしめる町だが、ストーリー上の出番はこれで終わり。
以後立ち寄る必要はないが、SFC版では【夢の世界】【ムドー】を撃破後にもう一度現実の世界に戻るにはシエーナ西の大穴から行くのが一番手っ取り早く、初プレイだとその際に存在を思い出して再訪問することが多いだろう。
リメイク版で【グランマーズ】から【ルーラ】別世界へ直接飛べるようにしてもらっていると再訪する機会がなく、そのまま忘却される可能性もある。
ちなみに、初訪問時には住人たちは誰一人としてこの町の名前を教えてくれないし、この時点ではルーラ登録もされない。
教会ではこっそりおいのりすることができるので、冒険の書の表示を見て町の名前を知ることができる。
上記の大地の大穴に落ちることで何度でも訪れることは可能だが、【ゆめみのしずく】を使って住民から姿が見えるようになるまでは状況は変わらない。
 
夢見のしずくを使った後は、通常通り町の機能を利用できるようになり、ルーラの移動先に登録される。
また、悪だくみをしていた二人組に町長の娘【エリザ】が誘拐されるというサブイベントが発生する。
このイベントの結果次第で5000ゴールドという破格の金額が手に入るので、頃合いを見て再び訪れよう。
もちろん武器屋などの店も利用できるようになっている。特に珍しいものは売っていないが【きんのブレスレット】が常時販売しているため、下レイドックで購入できない期間はここに来て購入しておきたい。
下の世界のムドーを撃破したあとだと、北西の武器屋も営業するようになるが、やはり時期的にわざわざ寄り道して買いに来るほど珍しいものは売っていない。
ただ、何気にここには【はじゃのつるぎ】より安くて攻撃力が高い【バトルアックス】が売っているため、北西の武器屋の営業開始がもう少し早ければ「ムドーを倒すためにここでバトルアックスを新調する」という使い道もあったかもしれない。
 
なお、ここは外海に面しているため、イベントの都合上【マーメイドハープ】を入手するまではここにルーラしても【神の船】を呼ぶことはできない。
マーメイドハープを入手した後は、上述のジャンポルテの館を訪れる際のルーラ拠点になるほか、【レイドックの井戸】や下の世界の【ライフコッド】に向かう足掛かりにもなるので、事前にルーラ登録しておくメリットはそれなりにある。