【ドゥルダ郷】

Last-modified: 2021-06-01 (火) 07:05:29

DQ11

【ドゥーランダ山】・中腹にある雪に覆われた集落もとい寺院。英語版での地名はAngri-La。
元々はドゥルダの初代大師が、僧たちを世俗の誘惑から離れて修行に集中させるために、わざと人里離れた断崖絶壁の中に集落をつくったのが始まりとされている。
読み方は"ドゥルダごう"ではなく"ドゥルダきょう"。

BGMは【聖地ラムダ】と同じくDQ8の【大聖堂のある街】が流れる。
中華風の建物にタルチョのような色とりどりの旗がかかっていることからモデルはチベットと思われる。
【ニマ】大師や【サンポ】大僧正の下で多くの修行僧が生活している。ハードによって修行僧の髪型に差異があり、PS4版では全員が坊主頭か短髪になっているが、3DS版では他の町のNPCの髪型と同様のバリエーションになっており、髪を伸ばしている者が多い。また、2Dモードでは修行僧の服の色が異なっている。
武闘家と言う割には修行と称して踊っている印象が強いが、この踊りも立派な修行の一環もといメインであり、中の修行者曰く「一定のリズムを保ちながら一日中踊り続けられたら一人前」らしい。
修行僧の服は、聖地ラムダの若い男性NPCと同じ形状で暖色系に変更されており、他の町とは異質かつラムダとの関係性をうかがわせるデザインになっている。女性は大師の間にいるNPCのみがラムダと同じ衣装(暖色系に変更)だが、彼女のみ特別なのか、それとも他の若い女性は防寒着の下に着ているのかは不明。
 
かつての【ローシュ】【ウラノス】が修行した地であり、彼らの奥義【覇王斬】【グランドクロス】【グランドネビュラ】が伝わっている。
その縁でユグノアの王子はここで修行を行う慣習がある。【ロウ】も若い頃にここで修行しており、【主人公(DQ11)】も国が滅びなければその予定であった。
なお、ドゥルダ郷の料理は世界三大料理の一つらしい。
質素ながらも栄養価の高い精進料理がウリで、中でも祭事のときのみに出される「カカチチモロッチャ」と呼ばれる詳細不明の料理が絶品だとか。
 
異変前は【デルカダール兵】が道を封鎖しているため、行くことができない。
【悪魔の子】(勇者)に与する者たちを山に封じ込めているというが、ニマ大師の力を恐れているためか攻め込まれることはなく、ずっと膠着していた模様である。
 
なお、この郷に伝わるアイテムとして【お尻たたき棒】があり、ロウは昔の6年間の修行の中で、ニマ大師にこの棒で1万回もお尻を叩かれたというエピソードがある。
しかも、中にはわざと敵前逃亡して叩かれに行ったのではないか、という話すら上がっている。
そしてこの記録は長いドゥルダの歴史の中でも未だ破られることはなく、郷には「ロウのようになることなかれ」という戒めが語り継がれている。
 
…一応ユグノアの王子である主人公からしたらとんだ大恥である。
一方でロウの実力を高く評価する声もあるので、ただの恥さらしというわけではないのでご安心を。

世界に異変が起きた後

世界に異変が起きた後【グレイグ】の仲間入り後、【デルカダール王】の言葉に従い、勇者の力復活の手掛かりを求めて訪れる。当然封鎖は解除されている。
最初に訪れた際はデルカダールに長いこと関所を設けられてたこともありデルカダールに敵対心を持っており、グレイグを見てあわや戦闘になりかけたが、サンポの仲裁と主人公が長年待ち望んでいた勇者であったこともあって歓迎される。
ちなみにこれとは別に中にはデルカダール兵がいるのだが、こちらはモンスターに襲われているところをドゥルダの僧兵に助けられ保護されており、他にも魔物に襲われていた旅人を保護している様子が伺える。
 
地図上では【命の大樹】落下地点にかなり近いが、全く被害を受けた様子はない。それもそのはず、ニマ大師が命と引き換えに強力な結界を張って守っていたのだ。
山頂で即身仏と化したロウを発見した主人公は、魂を連れ戻すためにドゥルダの秘術で【冥府】へと向かう。
クリアすると奥義を習得し、ロウが再加入する。また【連武討魔行】に挑戦できるようになる。
この修行を行う「ドゥルダ郷・大修練場」はドゥルダ郷そのものとは別にルーラ登録される。連武討魔行に挑むたびに長い道を歩く必要がないので便利。
 
なおストーリー上ではドゥルダ郷を目指せと言われるが、【プチャラオ村】を先に攻略して【シルビア】を連れてくることもできる。ここでしか聞けないシルビアの会話もある。
しかし、ここのボス戦は主人公1人で戦うためただでさえ高いドゥルダ郷攻略の難易度はほとんど変わらず、一方プチャラオ村では【フールフール】をロウ抜きで倒さねばならなくなる。

過ぎ去りし時を求めた後

時渡りした直後には一時的に【ルーラ】のリストから消失するが、【神の民の里】【イゴルタプ】に眠れる力を解放してもらえるイベントでルーラのリストに復帰する(大修練場の方は復帰しないので再度自力で行く必要がある)。
【デルカダール城】【魔道士ウルノーガ】を倒すまでは異変前と同様訪れることができず、ウルノーガを倒した後、神の民の里を訪れる前に自分で行くことはできるが、【討伐モンスターリスト】を早く埋めたいのでなければ意味は特にないだろう(3DS版ではシステム上の都合からか、既に自力で行っていても、イゴルタプに能力を解放して貰うシーンで、「ルーラの行き先にドゥルダ郷が追加された」と言うメッセージは出る)。
なお、神の民の里で探すように言われた3本の聖なる苗木のうち、ここの入り口脇にその1つがある。ルーラで来られるのでいちばん楽に探せる。
 
命の大樹が落下しないため、ニマ大師が生きている。
彼女にしか執り行えないと言われていた連武討魔行・四の試練と最終試練に(DQ11Sでは裏の試練にも)挑めるようになる。
 
なお、本来ドゥルダ郷は外部からの弟子を受け入れないのだが、このときばかりは一人でも戦力が欲しいという理由で、旅の武闘家を特別に弟子入りさせている。
またドゥルダ郷にはサンポの呼びかけを告知する壁紙(3DS版だと外の看板)があるのだが、この時期では「ロウのようになることなかれ」で固定になる。
そして上記のニマ大師との対面では、別件で仲間達の目の前で制裁を食らうという羽目になる。