【ドラゴンキッズ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 09:42:14

概要

DQ5で初登場したモンスター。
黄色い身体を持つ子供のドラゴンらしい(公式ガイドブックより)。
何の子供なのかは定かではないが、DQ5の小説版ではドラゴンキッズが成長して、【グレイトドラゴン】になる様子が描かれている。
同じモンスターでも作品によって設定が異なるのは当たり前だが、作品によって何に成長するかも異なっている。
モンスターズでは子供ではなく小さいからキッズと名付けられているだけで、いくら成長させてもキッズではないアダルトのドラゴンになることはない。
一部作品では「なんらかのドラゴンの子供だと思われていたが、成長したらこの姿のまま大きくなった」という解説があったりする。
色違いには【メラリザード】【ベビーニュート】【リトルライバーン】【ドラグノワール】がいる他、DQMSLでは亜種として【コドラン】、まものテリー、まものミレーユがいる。

DQ5

この系統の最上位種として初登場。
主に【ラインハット】周辺に出現するが、【ポートセルミ】の北西側にもたまに出てくる。
【ニセたいこう】を倒す前のラインハット城の中庭にも2匹うろついているのだが、専用のグラフィックがあるにもかかわらずこの時はシンボルが子犬で、近づくと強制的に戦闘となる。侵入者を油断させるために化けていたのか。
 
【ひのいき】を吐いてくるが、これはあまり強くない。
ダメージは6~10で、下位種の【ベビーニュート】が使うギラの10~18より明らかに威力がショボい。
ラインハット城の中庭のイベント戦闘では、1匹の単体出現なのでサクッと倒せるだろう。
しかしフィールドでは最大で4匹出現する上、物理攻撃力は同じ地域に出現するモンスターの中では高い。
【ブーメラン】【チェーンクロス】で攻撃して一掃してしまおう。
実は攻撃系呪文への耐性は結構あり、メラとギラが強耐性、イオとヒャドにも中耐性があるが、この時期に唯一使えるであろうバギ(とデイン)に対しては無耐性。複数攻撃武器がなければバギを使おう。
なお、こちらの強さに関係なく逃げることもある。
 
1/16の確率で仲間にすることも可能で、時期は限られるがなかなか活躍するモンスターになる。
詳細はこちらを参照。
1/32の確率で【いのちのきのみ】を落とすので、仲間になった後も狩られる事がしばしば。

DQ7

異変後の現代【ルーメン】周辺にのみ出現する。
が、現代のフィールド上は基本的に出歩く必要がない場所ばかりであり、ここに出現する敵は軒並み地味。
おまけにルーメンの一帯は非常に小さな島であり、そもそも歩き回れるような場所がほとんどないため、出会う機会が極めて乏しい。
いざ出会っても、ステータスが明らかに他の敵よりも2回りほど弱く、吐く息も【かえんのいき】だの【こおりのいき】だのと弱い。明らかに場違いなザコである。
 
この系統はメラリザードも明らかに場違いな弱さで出てくるが、ちょうどメラリザードが出る【レブレサック】周辺なら適正なステータスである。
開発中にレブレサックからこちらに移動させられたのではないだろうか?
落とすアイテムは【キトンシールド】

DQ10オフライン

【エゼソル峡谷】【砂岩の洞くつ】に生息する。
最上位種で、【はげしいほのお】も吐こうとする(怒り時には成功する)。
通常ドロップは【大きなうろこ】、レアドロップは【ドラゴンのツノ】
転生モンスターに【リトルライバーン】がいる。

Ver.2

偽りの【メルサンディ穀倉帯】、(真偽共に)【レビュール街道北】【ドラクロン山地】にも生息。
クエスト【魔女は高らかに笑う】?では討伐対象となる。

DQ10オンライン

Ver.2.0のまもの使いクエストで活躍後、2.2で仲間にできるようになった。
生息地によって成体はさまざま。まもの使いクエストに登場するのは【ゴールデンキングリザード】の幼生というレア個体である。
詳しくはこちらを参照。

DQM1、2

ドラゴン系として登場。ドラゴン系×スライム系の配合で誕生する。
1では【おもいでのとびら】【とまどいのとびら】【バザーのとびら】【やすらぎのとびら】に出現するほか、【いかりのとびら】では【バトルレックス】の巣の卵の中にドラゴンキッズが入っている。
ドランゴはスライム系とでも結婚していたのだろうか。
低レベル進行になりがちなRTAではいかりのとびらの卵産の個体も即戦力としてアテにされる場合がある。
2では【水の世界】の火山島の洞窟などに出現する。
習得する特技は【ひのいき】【あまいいき】【うけながし】
【モンスター牧舎】では【魔物大臣ジュニア】と名乗るドラゴンキッズもおり、父親の【魔物大臣】【やまたのおろち】である。やはり適当なスライム系と結婚してしまったのだろうか。
 
ステータスはHPと攻撃力以外がサッパリである。
しかしドラゴン系の中では【へびこうもり】と並んで成長速度が速い。だが、+の値が低いと成長の限界がレベル20程度にしかならない。
同種族での配合で結果が+4以上になればグレイトドラゴンが誕生する。
結果が+3以下、およびDQM2では同種族での配合は【ドラゴン】となる。
そのドラゴン同士での配合で+5以上であればグレイトドラゴンが生まれる。
間接的にではあるがグレイトドラゴンとは縁のあるモンスターなようだ。DQ5の小説版を彷彿とさせる。

前述の通りドラゴン系としては最弱クラスなのだが、野生個体はうけながしを覚えている。つまり、攻撃力999のモンスターの技を受け流されて全滅する可能性があるということ。特に全力【ばくれつけん】を受け流されて「能力カンストしたモンスターを連れて行ったのに序盤のコイツ一匹に全滅させられた」と言ったことも冗談抜きで起こりうるため、極めて危険。

キャラバンハート

魔獣系のDランクで、重さは2。
野生では【湖の洞窟】などに出現する。
魔獣系に魔獣系の心とスライム系の心を与えると転身できる。
習得する特技は前作と変化なし。ステータスはHPがランクの割にかなり成長する。
+4以上のドラゴンキッズにドラゴンキッズの心2つを与えるとドラゴンに転身できる。
転生士の能力で転生させると、ランク1の【地図士】(子供・男)になる。

ジョーカー2プロ

無印では出演を逃したが、プロフェッショナルで復活。
最初の仲間モンスターにも抜擢された。(名前はキース)
ドラゴン系のFランク。まだ幼体という設定を反映してか、最強化してもHPと攻撃力以外は低め。
しかし、特性は【みかわしアップ】【れんぞく】、強化で【ギガキラー】、最強化で【炎ブレスブレイク】となかなか優秀なものが揃っている。
この未成熟なナリでギガボディに立ち向かうとは……。
また炎ブレス無効の耐性を持ち、【マダンテ】が効かない。マダンテがよく連発されるF~Dランク戦では重宝される。
所持スキルは【ドラゴンスピリッツ】
 
野生では【遺跡】に出現する。
位階配合でも作る事ができる。
…のだがドラゴンキッズより位階の低いモンスターが【リーファ】しかいない関係で「リーファと自然系」の一択な上にリーファは通信なしでは1匹しか入手できないので配合で作る事はないだろう。

テリワン3D

野生の個体はまもりの扉とねむりの扉に出現する。
【スライム】×【ズッキーニャ】などでも作ることができる。
特性、スキルは前作と変わらない。
同種配合でドラゴンができるので、とりあえずドラゴンの究極配合には困らない。
 
なお最も頭の悪い部類のモンスターで(ワースト2位。1位はベル)、同率はこいつの他に、キリキリバッタ、リザードキッズ、アルゴリザード、リリパット、リザードフライ、キラーマジンガがいる(ボストロールも通常時は並ぶのだが、究極化すると260になりこいつらを若干上回る)。
ちなみに1枠ドラゴンが4匹なのでこれだけで四天王成立である。

イルルカ

野生では【水の世界】のいにしえの灯台に出現する。
寝床には肉が落ちていることがある。
また、火山島の洞窟にも生息している。
 
【新生配合】【負けずぎらい】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【ブレスのコツ】を習得。

ジョーカー3

ドラゴン系Fランクで、ライドタイプは空中・歩行。
初期スキルは【ドラゴフォース】
【崩落都市】に出現する。
こいつ2体の配合で【ドラゴン】が出来る。本作のドラゴンはストーリー攻略に有用なモンスターなので、配合解禁後のストーリーを少しでも有利に進めたい人は是非スカウトしておこう。

DQM3

ドラゴン系Gランク。野生個体はおらず配合で作る。
スキルは【ドラゴンソウル】で、特性は会心率アップ大、【ラージキラー】?(20)、【火ブレイク大】(40)。
Lサイズ化で1~3回行動、【ときどきバイキルト】【プレッシャー】(60)を習得。
【覇王城の魔界】・中級では他の魔界で重傷を負って楽園の村ヘブンズ・キィに逃げ込み【リュノ】に救出された。

トルネコ3

最大HP55、攻撃18、防御18、経験値47(レベル1のステータス)。
最大HP85、攻撃28、防御39、経験値164(レベル6のステータス)。
今作ではベビーニュートの上位種かつ、メラリザードの下位種のポジションで登場。
【海竜島の遺跡】等に出現する。
シナリオ序盤から早くも、【ドラゴン】が吐く炎と同等の威力を誇る20ダメージの炎の息を視界外から吐く。
更には、しばらく行動不能になる氷の息も視界外から吐いてくる厄介なモンスター。
意外な事にHPも高いので、タイマンで戦闘してみるとそこそこ堅く、そこそこ強い。
長期戦になってしまうと回復アイテムをごっそり持っていかれるので、短期決戦に持ち込みたい。
 
【魔物の巣】【不思議の宝物庫】【異世界の迷宮】にも高いレベルの個体が登場するが、その頃には大して強くないので、さっさと狩って経験値を頂いてしまおう。
異世界の迷宮では【竜ゾーン】にてLv6で出現。同じくLv6のベビーニュートやメラリザードと同時出現する。この3体の中では中間の強さ。
ベビーニュートよりは耐久力が高く、炎と氷の息は健在なので、鬱陶しい存在ではある。
装備やアイテム次第では思っていた以上に苦戦する場合があるので、レベルが低かったり、持ち物が不十分な場合は舐めて掛かってはいけない。
 
ポポロで仲間にした時のデフォルトネームは「ラキッズ」で、成長タイプは【防御・晩成】
この系統は爆発耐性と炎の息による固定ダメージを持ち合わせ、かつ防御力がよく伸びるので育てると安定感が出る。
しかし、この系統の炎の息や氷の息はポポロや他の仲間モンスターに誤射することもあり、状況によっては邪魔な存在にもなってしまう。
氷の息がポポロに当たって動けなくなったり、下手すると残りHPが少ないポポロが焼き殺される恐れもある。
残念ながら、DQ5の【コドラン】のような大活躍は期待できない。
 
また、出現ダンジョンの関係で、仲間にできるのはエンディング後になってから。
上位種のメラリザードがエンディング前に【邪悪な風穴】で仲間にできるため、下位種であるこいつを仲間にする価値は低い。
異世界の迷宮でも、メラリザードが全く同じフロアに出現するため、ハッキリ言ってこいつを仲間にするメリットはほとんどない。
利点を強いて挙げるなら、メラリザードより弱い分、安全に仲間にしやすいことくらいか。

少年ヤンガス

DQ5を準拠にしたのか、今作では系統最上位種に復権した。
1つ下の系統種のベビーニュートと一緒に、前作のトルネコ3よりは優遇されている。
 
今作ではクリア後ダンジョンの【おそろしの大水道】【まぼろしの大雪道】で初登場。
【こおりのいき】【ヤンガス】を凍らせてくる他、【ふゆう】特性で飛行能力も持っている。
捕獲するには【おびえの杖】【大おやぶんの盾】の特殊効果で【おびえ】状態にする必要があるが、おびえ状態のモンスターは逃げ回って距離を取ろうとするので、最低でも【上モリーの壷】は欲しい。
 
成長限界はレベル50。中盤で登場するモンスターの中では唯一の成長限界の高さを誇っている。
配合パターンは【テラノライナー】×【つかいま】系統。
デフォルトネームは♂が「ラキッズ」、♀が「コドラン」。
仲間にした時の口調は、♂は最初は生意気だが【信頼度】を上げる毎にどんどん頼りにしてくれと言わんばかりのやんちゃな感じ。
一方の♀だが、

「あたしと ヤンガスは トモダチ? ナカマ? それって おいしいの?」

…と、ふざけているのかとぼけているのか素直にそう思っているのか不透明な無邪気な女の子の感じ。
信頼度を最高値にすれば、そのような発言はしなくなるが…。
 
【魔導の宝物庫】において【秘密の通路】の進入要因に必須とも言えるモンスター。
何故なら、元々の特性に加えて【かげのきし】が覚える【かえんぎり】をこのモンスターに覚えさせるだけで、ほぼ全ての秘密の通路をこじ開ける事ができる。
【かべこわし】の特技は【メタルドラゴン】【レーザー】または【トンネルの杖】等で簡単にフォローできるので、無理して覚えさせる必要性は無いだろう。
攻撃要員に【パンドラボックス】、移動兼障害物回避要員にこのモンスターは常に傍に居させたい。
【ほのおむこう】を覚えさせてあげれば、こどもドラゴンだからと侮れない程に更に頼れる存在になる。
 
同等の能力を持つモンスターに【スターキメラ】もいるが、あちらは捕獲も難しく成長限界もレベル30と低い。
また配合で強化向きでは無い【鳥系】モンスターなので、基礎能力は劣るが利便性でこちらに軍配が上がる。
魔導の宝物庫の深層には【テラノライナー】【キースドラゴン】【ダースドラゴン】・メタルドラゴン等、強力かつ捕獲の非常に簡単な【ドラゴン系】モンスターが沢山棲息しているので、秘密の通路で【モリー】に出会えさえすれば配合による強化も容易。
 
また、このモンスターはレベルアップや配合を行った際に「まもり」が標準より少し高く上昇する傾向がある。
基本能力値もやや高めで、育てながらそのまま守備と移動の要としても活躍が見込める。
レベルアップも速めなので、育成面で困窮する事はそんなに無いだろう。
攻撃モーションの時間も短く、そしてこのモンスター自体が非常に小柄なので、掴まった状態でカメラ視点を変化させた際に視界が良好な点も、プレイヤー目線としては大きなポイント。
ちなみに常時しっぽを振っているので、カメラ視点をヤンガスの後方からにすると時々お尻が見える。

バトルロード2

第四章から登場。
ステータスはHP:504 ちから:68 かしこさ:43 みのまもり:36 すばやさ:107。
使う技は「れんぞくブレス」と「デイン」。
前者は口から大量の火の玉を吐き出し、敵全員を攻撃。後者は雷の呪文で敵1体を攻撃。
 
すばやさ以外の能力が低めだが、回避率が高く、氷以外の属性に強い。
ところがDQMVでは何を間違ったのか、氷にまで耐性が付き、全ての属性に耐性を持つようになっている。
 
普段は「れんぞくブレス」で攻め、炎に強い敵や雷に弱い敵がいる時のみ「デイン」を使ったほうがいい。
勇者と組むと、れんぞくブレスが「ブレスキャノン」に変わる。
この技は至近距離から高出力の炎を吐き、敵1体に大ダメージ。
弱点を突けたなら400ぐらいはいくほど強い。まさかここまで優遇されるとは…。
 
カードのテキストによると「魔界に住むグレイトドラゴンの子供」とはっきり記されている。
小説版の設定が逆輸入されたのであろう。

バトルスキャナー

第二章で登場。サイズはM。
基本ステータスはHP:393、ちから:357、すばやさ:132、かしこさ:114、みのまもり:272。
技はデイン→こおりの息→はげしい炎の順で変化していく。

スキャンバトラーズ

星ドラ

ブルリア星・マール島 苔むしたほこら4階や南島の灯台4階などに登場。ドラゴン系。闘技場では【ウィングブロウ】を使用可能。

ライバルズ

スタンダードパックに共通レアカードとして登場。

3/3/2 ドラゴン系
召喚時:正面にいる全ての敵ユニットに1ダメージ

ドラゴンらしく召喚時にブレスを吐く。
しかしステータスもブレスの火力も子供レベルで少々物足りない。
一応ユニットを出しつつ除去もできるので弱いと言える程ではなく、闘技場ならなんとか活躍できる。

ウォーク

2020年8月のイベント「炎の山、巣食う竜たち」に登場するイベントモンスター。
三体で現れ、こおりの息などで攻撃してくる。
倒すと召喚石を多く入手でき、強敵の【ドラゴンゾンビ】【ヘルジュラシック】へ挑む足掛かりにできる。
 
こころは紫色でコストは54。
ステータスは低いが、ドラゴンゾンビとヘルジュラシックへの耐性をつけられる。

スラもり

【ウルオッター川】のボスとして登場。詳細は【ドラハルトJr.】の項を参照。
3の【トンガリこふん】では火を吹く石像として登場。