【ドラゴンクエストIV外伝 地獄の迷宮】

Last-modified: 2020-05-26 (火) 15:56:01

概要

正式名称はDRAGON QUEST IV 外伝 -地獄の迷宮-。【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】と同じく原作【三条陸】、漫画【稲田浩司】、監修【堀井雄二】
2001年11月22日にPlayStation版【ドラゴンクエストIV 導かれし者たち】が発売されることで【月刊少年ジャンプ】に掲載された読切作品である。
2001年12月号に前編「迷宮の章」、2002年1月号に後編「地獄の章」に掲載されている。
後に、同作者の過去の作品である【ドラゴンクエストI秘伝 竜王バリバリ隊】と共に「ドラゴンクエスト短編集」として単行本に収録されている。
 
主人公はオリジナルキャラクターのギィンとプラナ。
この世界では、モンスターを倒した賞金で生きている「モンスターバスター」という戦士が存在しており、二人もモンスターバスターである。
モンスターを倒すと「経験値」と「金」をもらえるというシステムが、バスターの証である「魔石」から倒したモンスターを転送することで、そのモンスターに応じた「経験値」と「金」がもらえる設定になっている。
また、モンスターバスターのライセンスブックも設定には存在しているが、作品中には出てこなかったことを語られている。
 
物語は、ちょうど【エスターク】が復活した時期に、知り合いのバスター仲間であるドッカルスが話す【アッテムト鉱山】にあるとされている「アッテムトの隠し秘宝」を求めて、アッテムト鉱山に入るという話になっている。
実際に、DQ4に登場するモンスターや、【導かれし者たち】も登場している。
 
ちなみに、主人公のギィンとプラナは、同作の3ヶ月後から連載が始まった三条・稲田コンビの作品である「冒険王ビィト」の主人公のビィトとヒロインのポアラの雛型になっており、あえて似たようなイメージにしたが、たまに混同してしまうと語られている。