【ネッドの宿屋】

Last-modified: 2022-03-11 (金) 20:03:44

DQ5

世界南東の大陸の【チゾットへの山道】のふもとにある【一軒家】で、【宿屋】のほか【教会】も併設されている。
 
【グランバニア】に向かう際の中継点となるほか、【ルーラ】で来られる場所の中では、最短で回復とセーブができるので、拠点として利用できる。
このような中盤あたりでルーラ登録される宿屋と教会だけのコンパクトな一軒家というパターンは少し飛んだDQ8に多く登場するが、その元祖である。
細かいことだが、SFC版では【修道院】【カボチ】をルーラ登録しなければ、ネッドの宿屋がリストの2頁目の一番にくるので、選択の手間をちょっとだけ省ける。
カボチも、ルーラ習得前にイベントを済ませてしまえば、特に用はない。
 
SFC版では建物の構造が【うわさのほこら】と全く同じ。
違いは、こちらは周囲が草原になっており、教会前に切り株があること、2つの施設を繋ぐ通路がフローリングになっていないことのみ。
ただし、主人公が死亡した状態で訪れると、機種問わず噂のほこらでは自動蘇生されるのに対し、こちらは蘇生されないという謎仕様がある。
またSFC版では【メダル王の城】【テルパドール】にルーラで移動できないので、ここから海を越えて行くことになる。
【天空への塔】のある島を目指す場合も、ここから行くのが一番近い。
 
周辺には【いのちのきのみ】を落とす【ケムケムベス】や、【ちからのたね】を落とす【パオーム】が出現する。どちらも確率は1/64。
ちなみにここはパオームの出現率が高く、しかも単独グループで出ることが多いのでドロップを狙いやすい。
いのちのきのみを狙うならケムケムベスよりも【ドラゴンキッズ】の方が高確率(1/32)だが、ちからのたねを狙うついでにこっちも狙える。
また、ここから高山に沿って北上した行き止まりの周辺には、グランバニア周辺の敵のエンカウントテーブルがはみ出ている。
山を越えずして【オークキング】を仲間にすることもできるので狙ってみるのもいいだろう。確率は1/4と非常に高いため、低レベルで進んできてレベルが足りてないとか、よほど重篤な不運でもない限りは加入してくれるハズだ。【メッサーラ】も仲間にすれば役に立ってくれる。

小説版

宿屋の主人が【ネッド】であり、これからチゾットに向かおうとする主人公リュカ達をもてなしてくれた。
ナサニエルというネッドの息子がおり、仲間モンスターの1体・【ガンドフ】に懐いたがガンドフはリュカ達と共に旅立っていく。
ここで残っていればガンドフも死ななかったと思う半面、「子供に対して優しい」所を見せた彼の最期も納得できるものである。

リメイク版

DS版以降の英語版での地名はKnot Welcome Inne。
 
大樹を使ったツリーハウスの様な造りに変わった。
ネッドの宿屋と言う位だから宿屋のオヤジがネッドかと思いきや、奥にいるおばあさんがネッドであると判明。
宿屋の主人と教会の神父は彼女の息子らしい。うわさのほこらとはデザインが大きく異なることになったが、今度は家族経営という設定の方でかぶっている。
というか、そもそもSFC版にはこんなおばあさんはいなかったのだが…。
 
条件を満たすと名産品として【ネッドのペナント】をもらえる。
 
モンスターのアイテムドロップの仕様が変わったので、より効率的に種稼ぎができるようになった。
出現する敵も4種類と少なく、大抵パオームかケムケムベスのどちらかが含まれるユニットで出現するため、非常に効率よく種集めに専念できる。
また【ドラゴンマッド】もよく出るので、ついでに勧誘するのも悪くない。