【ネリス】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:13:34

DQ7

過去の【ダーマ】シナリオに登場する人物で、【ザジ】の姉。
英語版での名前はPS版ではNeris、3DS版ではNava。
 
普段は弟と共に【ふきだまりの町】で暮らしている。
病を患っているため寝込んでいることも多いらしく、ザジや【カシム】が何かと心配していた。
 
主人公たちが【負けバトル】で全滅させられるたびに介抱してくれる心優しい人物。その後、弟のザジが【魂砕き】に遭い魔物に連れさらわれたため、カシムらと共に【山肌の集落】まで探しに行くことに。
だがそこで彼女自身も魔物にさらわれ、その後しばらくは姿を見せなくなる。
そして次に会うことになるのは【ダーマ神殿地下の決闘場】
弟の魂を砕いた戦士の魂をその手で砕くため、決闘に参加している。
「魂の剣」を手にしたのは彼女自身の意思だったらしいのだが、その「魂の剣」には手にした者の憎しみの感情を増幅する力があるため、
ザジや【主人公】たちが再会した時の彼女は弟の説得にも耳を貸さないほどに性格を歪めてしまっていた。
 
主人公たちとの戦闘後、同行していたザジの手によって「魂の剣」を突き刺されて気を失った。
その後魔族の手によって処刑されかけていたのだが、カシムの手によって救出され、それをきっかけに決闘場全体を巻き込むほどの大反乱が起こることとなった。
全てが終わった後無事にザジとは再会するが、傍にいても仕方ないと考えたザジは黙って出て行ってしまう。
ダーマ神殿で働いてザジが帰って来る日を待つことにしたが、心労からか最近はほとんど寝たきりになってしまっている。
 
リメイク版ではストーリー石版の【幼き大神官の思い出】で、薬も効いていないことをカシムから聞くことが出来る。
神官たちの看病でもどうにもならなかったが、このストーリーを終えて神殿奥の闇の力をフォズが振り払ったことで、ようやく活力が戻り始めたようだ。

なお余談だが、【スイフー】との負けバトル後(つまり初対面時)に主人公一行を介抱した後に寝込んでいる状態で話しかけてからマリベルに話すと「もし家族が 病気になったら あたしも こんなふうに 自由に 旅なんか できなかったかもね。」という返答があり、かなり後になってこの予想は的中することになる

決闘時

決闘場では最終戦の相手となる。お供は【スライムナイト】3匹。
モンスターのグラフィックが流用されている7の敵側人間勢の中にあって、唯一専用のグラフィックが用意されている(ただし、敵が【モシャス】で化けた主人公たちの「○○もどき」などと同様に動くことはない。3DS版ではちゃんと動く)。
流石に仲間たちは戦うのにあまり乗り気ではない様子なのだが、意外にもそうも言っていられない強さを誇る。
こちらは連戦連戦でヘトヘトだというのに、高いステータスで力押しタイプ4体というのはこれはこれで辛い。
ちなみに連戦開始前の控え室のような所ではネリスと一緒に【さそりアーマー】がいる。もしもお供が本当にこいつらだったとすると…本当にゾッとする…
 
病弱という設定が嘘のように高いHP460を誇る(これまでに戦える敵では負けイベントのボスを除けば最高)。
更に完全2回行動で、通常攻撃の他に【マヒャド斬り】【ヒャド】【ヒャダルコ】【マホターン】を使用する。
他のステータスもバランス良く高く、威力の高いヒャダルコやマヒャド斬りを連発する強敵。
この時期にパーティー全体に魔法軽減防具を揃えることなど当然無理なので、【まほうのほうい】を装備できない主人公はマヒャド斬りやヒャド系の軽減手段がない。
魂の剣を持っても元々弱い奴が強くなる訳では無いという設定があるのに...。
元々強かったのか、あるいは魂の剣で増幅した憎しみによる暴走状態での強さだったのだろうか?
いずれにせよお前のような病人がいるか。
一応NPCのザジにグループ攻撃のヒャダルコが向かってくれる事が多いとかなり楽になる。

【ルカニ】【マヌーサ】は高確率で有効なので、まずはこれらの補助系呪文を使いたい。ちなみに【ラリホー】は効かない。
ただ、最大MPが23と少なく、ヒャダルコが使えるのは4回まで。他の呪文を唱えていればそれ以下になる。
そのため、しばらく防御主体でMP切れにさせてから、マヌーサで物理攻撃を避けて戦うといった戦略も有効。
というよりうっかりマホターンで呪文を跳ね返され、幻惑や守備力ダウン効果を受けると、こちらは3人+NPC1人しか手数がないので不利になりかねない。
また、実は決闘場の連戦で唯一お供共々こちらを直接状態異常にする手段を持っていないという弱点もある。
ヒャド系の呪文以外は物理攻撃による単純な力押しだけなので、【スカラ】【ベホイミ】が使える主人公にある程度スカラを重ねがけしておけばそうそう全滅することは無くなる。
効果が切れないよう定期的にスカラを重ねていけば、途中でマリベルとガボが死んでしまってもどうにかなる。
不安なら主人公にMPを回復するアイテムを持たせておけば万全である。
 
ともあれ決闘場での闘いはこれが最後なので、MPやアイテムを惜しまず全力で闘いたいところ。
死者が出ていてもこの戦闘終了時に自動で完全回復するため、余裕が無い場合は瀕死の味方を切り捨てることも考慮しよう。
ちなみに、マヒャド斬りを使ってくる敵は7を通じて彼女だけである。

ライバルズエース

真2弾カードパックの拡張カードとして実装。魔法使い専用のレジェンドレア。ボイスはない。
魂の剣で暴走した状態で登場しているためか、冒険者扱いではない。

5/3/4
前列にいる場合
自分がヒャド系の特技で敵ユニットを死亡させた時
1ターンに1回のみスライムナイトを1体出す
召喚時:ヒャド1枚を手札に加える

原作でヒャド系の技を多く使ったからか、ヒャド系のシナジーを持つ。
スライムナイトは死亡時にスライムを出す効果もあるため壁として優秀ではあるが、前列限定なために肝心のネリスはブロックできない、本人のスタッツは高くない、ヒャド系特技の数は少なく構築やタイミングが制限されるものが多い・・・などと欠点が多いのが実情。
本気で使いたいならジャミ&ゴンズのにおうだちなどによるサポートは欠かせないだろう。