【バベルボブル】

概要

DQ8で初めて登場したモンスター。
【バル】・【ベル】・【ボル】・【ブル】の4体のモンスターが合体してできる新しいタイプの合体モンスター。
作品によっては【バル＆ベル】、【ボル＆ブル】のセットで登場している。
上位種に【モビルフォース】、【グレートジンガー】がいる。
　
名前、というか語感の元ネタは80年代後半に発売されたタイトー発売のゲーム「バブルボブル」からだろう。
ちなみにタイトーはスクウェア・エニックスHDの完全子会社で、簡単に言うとスクエニの兄弟分みたいな立ち位置。
またそれとは別にDQ5にはバベルの塔にあやかった名前の【ボブルの塔】が登場しているが、それとも関係あるのかは不明。
　
4体が組体操の如く合体しているモンスターのせいか、作品によってまちまちだが、攻撃モーションが凝っている。
体の丸いブルで玉乗りをしながら敵に接近したり、分離しながら突撃し華麗なコンボで攻撃をしたりする。

この系統の名前はコイツ以外も何かしらのパロディーと思われるものになっている(モビルフォース→ガンダムシリーズのモビルスーツ。グレートジンガー→グレートマジンガー)。

DQ8

【トロデーン国領】西部で上記の4体が揃って現れるとバルが号令をかけて組体操の如く合体する。
【アスカンタ国領】にもバル・ベル・ボル・ブルは出現するが、こちらでは4体揃って出現することはないので合体はしない。
揃って出現した場合でも、いずれか1体でも倒してしまえば合体できない。
この系統のサガとして、一度合体すると合体解除する事はない。
合体時の決め台詞「4身がった～～～い！！！」はロボットアニメ『六神合体ゴッドマーズ』のパロディーと思われ、この系統はいずれも有名ロボットアニメを元ネタにしているようだ。
　
HPは345もあり、トロデーン国領周辺に出る敵の約5倍。倒すのが困難なモンスターである。
【大地揺らし】による全体攻撃や、【剣振りかぶり】による連続攻撃を行う一方で、たまに中で言い争って隙が生まれることも。　
豆知識では【イオラ】を使うと書いてあるが、実際には使わない。おそらく開発段階では使ったのだろうが、豆知識の修正を行っていないのであろう。
その名残のせいか、呪文を一切使わないのにMPが40ある。
　
なおこれは上位種にも言えることだが、合体形態であるこいつと分離状態であるバル・ベル・ボル・ブルは別モンスター扱いなのが特徴。【討伐モンスターリスト】でもこいつを倒したからといって分離形態を倒した扱いにはならないのだ。逆もしかり。
終盤は出現率が激減してしまうため、できる限り早いうちに合体形態・分離形態双方を倒しておいたほうがいい。
　
落とすアイテムは通常枠で【ふつうのチーズ】（1/32）、レア枠では【命のきのみ】（1/256）を落とす。
【ベルガラック】の噴水ではしゃいでいる【大王イカ】を除けば、8で命のきのみを落とすのはコイツだけ。したがってその大王イカを退治した場合、HPカンストを目指すにはひたすらこいつを狩ることになるのだが……
合体した状態で出てくることはなく、号令をかけるバルがメタル並みに素早い訳でもなく、【まじんのよろい】のような素早さを落とす装備品も無いためある程度強くなってからオートレベルアップの要領で得るということは出来ない。

ジョーカー1

物質系のSランク。
バル・ベル・ボル・ブルの4身合体ならぬ4体配合で生み出せる。
エンディング後はライバルマスターの【ミリー】がこの四体のいずれかを連れているので、
それらをスカウトすれば面倒な配合手順が省けるのでオススメ。
攻撃力と守備力が最大まで伸びる他、HPも非常に高く、MPや賢さも結構ある。ただし、素早さが非常に低く350しかないのが大きな欠点。
このため、スキルで補うよりは遅い回復役などにして役に立てるといいだろう。もちろんアタッカーとしても申し分ないが、素早さが低い分通常攻撃は結構外す点に注意。耐性面は眠りを無効化するのが最大の長所。
序盤での成長が異常に速いので即戦力として役に立つ存在になるだろう。
レベル35あたりから遅くなってしまうが。
なお【アロマ】戦や闘技場/Aランクでも登場し、この個体のみ中で言い争いをする事がある。原因はいったいなんだろう。
また、まれに【王のしゃくじょう】が手に入ることがある。
同僚の【メタルカイザー】と持ち物交換しないのか…
【ゴールドマン】か【うごくせきぞう】と配合すると、デスピサロの親になる【暗黒の魔人】が生み出せる。
所持スキルは【てっぺき】。

ジョーカー2・2プロ

配合方法は前作と同じ。
特性に【イオ系のコツ】が追加された。
今回もエンディングでアロマが連れている。また、その個体に限りAI2回行動の特性を持つ。

プロフェッショナル版では更に【ビリビリボディ】、【ダウンブレイク】、【メタルハンター】の特性が追加。
攻撃力の上限が1000になり、S枠の中では最高値になった。

テリワン3D

【他国マスター】が連れていることがある。
ランクや配合方法は今までと何ら変わりない。
特性は【スタンダードボディ】、【イオ系のコツ】、【ビリビリボディ】、＋25で【パラメータブレイク】、＋50で【最後のあがき】。

イルルカ

今回は錬金カギの世界にうろついていることがある。
【新生配合】で【ヒートアップ】、【メガボディ】化で【AI2回行動】、【ギガボディ】化で【マヒブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で【まれにマジックバリア】を習得。
その他は前作と大差ない。

バトルロード1

アーケードのドラゴンクエストモンスターバトルロードでは第1章から【合体モンスター】として登場。
組み合わせは【バル】、【ベル】、【ボル＆ブル】。
元々が4体合体なので、今作でこの合体をさせるためにボルとブルはセットになった。
ステータスはHP：2400　ちから：235　かしこさ：77　みのまもり：95　すばやさ：71。
攻撃手段は「エンドレスソード」と「らいじんけん」。
前者は両腕の剣で敵1体を斬り、合体を解いてボルとブルが同時に攻撃を仕掛け、
最後にベルが転がりながら突進する2回攻撃、後者は電撃を宿した剣を地面に突き刺し、敵全員を感電させる。
　
HPが高く、他の能力のバランスが良く、数少ない雷属性の技を使える。
雷、灼熱属性の呪文に強く、氷と風に弱い。

ライバルズ

バル＆ベルとボル＆ブルを場に出した状態で自分の番が開始すると、バル＆ベルの効果で合体してバベルボブルになる。

7/7/10
速攻 2回攻撃

2回攻撃を持っているので実質的な攻撃力は14もあり、パワーにおいてはあの【ダークドレアム】を上回る。速攻もついているため復活して場に出ても強い。ただしバル＆ベルとボル＆ブルを揃えてバベルボブルにするのは非常に難しいため、ロマンカードの域を出ない。ら