【バロックタワー】

Last-modified: 2022-04-02 (土) 20:54:16

DQ7

現代の【リートルード】の東にある塔で、かつて【バロックのアトリエ】があった地に築かれている。
侵入者を拒む数多くのカラクリ仕掛けが施された、天才建築家【バロック】の最後の作品。
しかし製作途中でバロックは亡くなったらしく、完成したのはバロックの死後20年後の話。
リートルードの町人いわく「最後はバロックの娘が自分で石を組み上げた」とのこと。
 
完成してから数百年後の現代では、長い年月の間にモンスターが巣食ってしまったという。
 
内部はベルトコンベア、炎を吐く竜の像突如襲って来る柱、ぐるぐる回る部屋など仕掛けが満載。
炎を吐く竜の像は【竜のひとみ】を外すと炎が吐き出される。
炎に当たるとダメージは受けるが10ダメージなので、超絶鬼畜なDQ5の【デモンズタワー】にあるドラゴン像に比べれば涼風のようなものである。
しかも更に悲しいことに、わざわざ竜のひとみを取り外ししなくても、【トラマナ】を使うと炎をノーダメージで無視することができてしまう。
竜のひとみは持ち出せるので、アイテムコンプリートを狙っている人は持って行くといい。
一番苦労するのは、ぐるぐる回る部屋であろう。
常に視点が回り続けており、ルービック・キューブをやっているようなイライラ感が味わえる。
 
最上階にはバロックの残した彼の宝物がある。
その中の2つは石版で、次の【ハーメリア地方】【ふしぎな石版黄】と、【プロビナ地方】【ふしぎな石版緑】である。
また、壁には肖像画が2つ掛けられており、それぞれ『わが愛娘』、『青春の日』というタイトルがつけられている。
前者にはエイミ、後者にはバロック・クリーニ・エミリアらしき人物が描かれている。
バロックはこれを見られるのが恥ずかしくて、塔の内部あちこちにトラップを仕掛けたらしい。
この部屋を作ったのはバロックで間違いないと思われるが、タワー完成が彼の死後20年後となっている辺り、この部屋は最初期から存在しており、この部屋を守るためだけにタワーを作り上げたようにすら見える。
 
なお、【タマゴロン】は過去ハーメリア地方のシナリオクリア後はここでしか出会えないので、【モンスターパーク】完成を目指す場合は再度訪れる必要がある。
【サンダーラット】が出現する場所でもあり、タマゴロンの経験値が低いのでレベル30までは熟練度稼ぎができる。
 
尚、異変前はここの1階には何人か旅人が居たのだが、異変後は全員いなくなってしまう。
仲間たちと話すと避難したのでは、と言っているが中のモンスターは異変前と変わっていないので、【ホールファントム】【ヘルビースト】がうろつくようになってしまった外よりも、この塔の方がむしろ安全なのでは?

リメイク版

仕掛けが一部変更された。
像や岩を押す仕掛けがなくなって単純にスイッチを踏むだけになったほか、4Fのぐるぐる回る部屋が削除され、4つの像を向かい合わせる仕掛けに置き換えられている。
そしてこの像、【トクベツなモンスター】枠でではあるがなんと敵としても登場する