【パレードの服】

Last-modified: 2022-11-20 (日) 17:28:51

DQ10オンライン

DQ11コラボイベントでオルフェアの町に先行登場したシルビアから、しぐさ書「パレードダンス」と一緒に貰えた。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

世界に異変が起きた後のメダチャット地方の世助けパレードとの初遭遇、もとい【シルビア】との合流時に彼に(強制的に)プレゼント&装備させられる服(しばりプレイ【防具を装備できない】を選んでいた場合は流石に装備させられない)。
【主人公(DQ11)】とシルビアのみ装備可能。
 
装備すると装備者の見た目が変わる【おしゃれ装備】の一種だが、PS4版では唯一、固有のモーションを有するという特別仕様になっている。
魔物が蔓延るフィールドだろうが街中での買い物中だろうが、常に手をフリフリさせている主人公は中々いい度胸をしている。
【ふしぎな鍛冶】を行う前後でも変わらず、熱心に鍛冶に勤しんでいたと思ったら終了直後に踊り出すのはなかなかシュール。
なお、ネタバレイトショーでスタッフが言及しているように、パレードの服のモーションで走っている間は移動速度がやや遅くなっている。
魔物に気づかれて追いかけられているときには注意が必要。
残念ながら3DS版ではモーションは変化せず普通の着せ替え装備に落ち着いている。 
 
主人公とシルビアで見た目は異なるが、背部に派手な羽飾りが付いた奇抜なデザインなのは共通している。
主人公のものは白と紫を基調とし、白鳥をイメージしたようなダンサー服。
【ナカマ】もこれの色違いの服(緑と赤を基調としており、胸に花飾りが付いていない)を着ている他、何の因果か【マスク・ザ・ハンサム】もこれの色違いの服(グレーと青を基調としており、羽飾りが付いていない)を着ている。
シルビアのものは服装はいつものままに、羽飾りをつけたヘルメット+より巨大な背部の羽となっている。
異変後では【ソルティコの町】にナカマ達を預けるために【ジエーゴ】を説得した直後、ジエーゴがシルビアに彼とお揃いの物を着させられている。
ジエーゴはこの時こそ戸惑っているが、クリア後に会いに行くとなんとこの服を着て熱心にダンスに励んでいる。
非常にショッキングな映像である。
ちなみに【カミュ】はパレードの服を着たという主人公の勇気を称えつつ、この服は絶対に着たくないと語っている(曰く「オレのちっぽけなプライドがあれだけは着ないと言っている」とのこと)。【ステテコパンツ】は装備できるのに。
 
また、過ぎ去りし時を求めた後の世界ではプチャラオ村での事件を解決すると任意でパレードを行うことができるようになるが、
その時、二人の装備は勝手にこれに変更されてしまう。

能力値

-+1+2+3
守備力53555861
魅力100115130150

 
上記のように魅力+100も大概だが、ただのパレード服とは思えない高性能な守備力を誇る。
この守備力値、耐性を考慮しなければ直前でレシピが手に入る【キングコート】と同値。
さらに同時期の鎧なら【あつでのよろい】【まほうのよろい】と肩を並べる硬さ。
下手をするとその先ソルティコで売られている防具よりも守備力値は高いというすさまじいパレード服である。
特に【ドハデなスーツ】は異変後のソルティコで購入するしか入手手段がないにも関わらず、守備力はパレードの服より僅かに高いものの肝心の魅力値で大幅に劣るという不遇な装備品になってしまっている。
まあ、これだけの防具じゃないと一般人が異変で凶暴化したモンスター蔓延る地を渡り歩くなんて無理なんだろうが…それにしたってパレード用の服にしてはすさまじい性能である。
鍛冶そっちのけでプレイしてきたプレイヤーにとっては到達時点最強防具の一角である。
ただしこれはあくまでも守備力だけの話で、鍛冶をしっかりやっているとキングコートやまほうのよろいの方が上だし、他にも多少守備力が劣るものの+値付きの【プリンスコート】【シルバーメイル】といった耐性付き装備のほうが何かと便利。
ちいさなメダルを集めていれば、耐性こそないもののこれより守備力が勝る【やいばのよろい】も手に入る時期でもある。
また、鍛冶やメダル集めといった探索に力を入れていない場合でも、ここに来るまでに主人公にはあつでのよろいやまほうのよろいが市販されているため、これ以上の防具は簡単に手に入る。
さらに言うと、【買い物できない】しばりプレイならそれこそ鍛冶を多用しないとここまで来られないため、極端な早解きプレイや金欠状態でもない限りはこれを主人公に装備させたままにする利点は少ない。

その一方で、高すぎる程のみりょくの補正はみりょく依存の【アモーレショット】【ハッスルダンス】を持つシルビアにとっては、しばらくこれでいいくらいである。
さらに打ち直した際の魅力の上がり具合がハンパなく、+1しただけで魅力値+15上昇、+3に至っては50も追加されてみりょく+150という設定ミスを疑いたくなる数値を叩きだす。因みにうち直しに必要な宝珠は14個。
なので+3を装備するだけで、アモーレショットのダメージが70ほど、ハッスルダンスの回復量が45ほどアップするというトンデモ性能を誇る。
逆に、【はぐれメタルよろい】等の強い装備が手に入ったからといってそれに着替えるとハッスルダンスの効力が低下するので、プレイヤーによっては「耐性のある服や鎧を装備したくてもハッスルダンスのために外せない」という考えに至ることも。
アクセサリーなどで魅力をガッチガチにすると、下手すれば【セーニャ】【ロウ】【ベホマラー】よりも回復効果があるため、【魔王ウルノーガ】を相手にする際もパレード衣装という場合も。
 
また、そのあり得ないほどの魅力補正は、すぐ近くの女学園に新たに出た【マリンヌ先生の生活指導】のクエストを達成するのにも役に立つ。
当クエストの報酬はシルビア用の、ネルセンの試練前まで使い続けられる最高峰の防具のレシピなので、こちらにも有効活用していきたい。
 
さすがに過ぎ去りし時を求めた後になると、敵の火力が大幅にアップするため、この防具を装備したままだと他のキャラに比べて目に見えて受けるダメージが大きくなってしまう。
ハッスルダンスの回復量上昇を吐き出して赤字になるほどに耐久力が弱くなってしまうため、なるべく早く【ミラーアーマー】【エトワールスーツ】に換装してやろう。

着せ替え要素

上述の通り、PS4版では主人公が装備すると固有のモーションが発生する。
両手をVの字に掲げる決めポーズをした後、左手を腰に当て右手を大きく振りながら歩く。無駄にテンションが高い。
待機中はお立ち台で踊るボディコンギャルの如く腰もくねくね左右に振る。
こんなのでも主人公の【さそうおどり】よりかは遥かにマシという洗練された動きである。
このモーションをよく見るとシルビアの取り巻きと同じ動きをしており、振っている手には扇を持つのが本来の姿のようだ。
強制的に装備されていることを知らないと、いつまで経っても主人公がパレードしたまんまになるため、適当なタイミングで装備を見直そう。
 
なお、これらの動きは操作可能であれば場所を問わず適応される。
例えそれが無念と失意のまま死んでいった父の前死者を弔うような厳粛な場面であっても例外ではない。
悲しみに暮れる住民の前でポーズを決め、手を振りながら町中を練り歩くことも可能と言えば可能。
システム上の演出なので誰かが文句を言うことはないが、不謹慎を通り越してシャレにならない行動である。
似たような状況で記念撮影をする3DS版DQ8の主人公達といい勝負だ。
他にも【ふしぎな鍛冶】を行う前と鍛冶が終わった時にも手をフリフリしている。
 
また、これは異変が起きた後の世界でなければ入手できない装備である。
異変前でもシルビアが密かに持っていたのかもしれないが、異変前に主人公がそれを手にする機会は無い。過ぎ去りし時を求めた主人公がそれを着て【聖地ラムダ】を徘徊し(しかもモーション付き)、さらに仲間たちと再会しようものなら、それこそ【魔王の剣】とセットでぶっとんだ装備として物議を醸すことは想像に難くない。
日常的に【着せ替え】する習慣が幸いしたのか、服の変化については誰も言及してこないが、感動的なシーンを普通の格好で迎えるか、敢えて奇抜な格好で迎えるか、雰囲気を重視するプレーヤーにとっては大事な局面である。
 
ちなみにPS4版と3DS版3Dモードで主人公とシルビアにパレードの服を着せている場合、イベントによっては背中の羽が時々無くなっていることもある。
主人公の場合は羽無しだとまだ若干まともに見えるが、シルビアの場合は羽は無くなっても頭のかぶりものはそのままなので、普段の衣装+羽付きヘルメットという中途半端な格好になる。
場面によっては羽飾りがイベントシーンの諸々を覆い隠してしまう為、仕方のない処置なのだろう。
PS4版ではシルビアが死んで地面に倒れている時も羽が無くなっており、その状態でザオラル等を使ってやると蘇生と同時に羽が生えて何だか神々しい雰囲気になる。
 
【ナカマよび】発動時には、主人公とシルビアがこれを着ている。
流石にこちらは演出中のみで、装備が強制的に変わることはない。
過ぎ去りし時を求めた後の【プチャラオ村】でパレードを行うと上述の通り主人公とシルビアが強制的にこれに着替えさせられてしまう他、マップ上でのシルビアの見た目が実際の装備に関わらずこれを着ている姿に変わる。

DQ11S

スタイル名は両名とも「パレードスタイル」。
追加ストーリー【希望の旅芸人】では、シルビアの着ているパレードの服が、ナカマたちの手作りのプレゼントだったことが明かされた。
 
類似の装備品としてシルビア専用の【カーニバルの服】が追加された。「希望の旅芸人」でナカマを全員集めると、3Dモードではこちらではなくカーニバルの服をプレゼントされる(2Dモードではこちらとカーニバルの服の両方が貰える)。
 
3Dモードでは概ねPS4版と共通の仕様だが、おそらくモーションが追加されていないのもあるせいか、主人公がこれを着ている間は【ダッシュ】ができなくなる。たとえ急ぎたくても手を振り腰を振り減速した状態で走るしかなくなるため利便性は恐ろしく悪い。
他の見た目装備を選択すればダッシュは可能になるが、逆に別の装備にして見た目装備だけこれにしてもやはりダッシュはできない。
もはやノロい…じゃない、呪いの類ではないだろうか。
 
DQ11Sではフィールドなどで仲間が表示されるようになったが、プチャラオ村でのパレードイベント中はグレイグ(仲間にいればロウも)が強制的にピエロ(DQ3の【遊び人】)の格好をしてついてくるようになった。
無印版をプレーしたことがある人は驚くこと請け合い。
ただし、あくまでも後付のジョーク設定のためか、見た目が変わるのは移動中と仲間会話のみで、戦闘中やイベントムービーシーンおよびキャンプ中は通常のスタイルに戻ってしまう。
なお当然のことながらこのピエロスタイルを再現できるおしゃれ装備はないため、完全な期間限定のスタイルである。
 
シルビア再加入後にバトルメンバーにしてパレードスタイルで連れ歩くと、そのバカでかい羽がカメラの目前に入り込んできて非常に邪魔なこともある。
パレードの服を着ている限り、スタイルなしにしても強制的にパレードスタイルになってしまうので、邪魔だと思ったら【ハンサムスーツ】【ハンサムスカーフ】を作っておき、ハンサムスタイルで表示させるようにしよう。
 
シルビアにとっては、カーニバルの服がある場合には打ち直す手間が無いぶんあちらが選ばれるため需要が減ったが、マリンヌ先生の生活指導では依然として有効なので、早期クエストクリアのためには打ち直して+3にさせる必要はある。
また、なぜか【グロッタの町】【カジノ】でもカーニバルの服同様にコイン交換で入手できる。