【パンおとし】

トルネコ2

戦士の技の一種。
名前の通り、敵に当てると【パン】を入手できる。
腹が減っては何もできない戦士にとっては重要な技である。
PS版ではハラヘリ10で使える非常に高性能な技だったが、GBA版ではコストがハラヘリ35と激増。
パンの回復が50なので差し引き15しか回復できない。まぁそれでも有用な技であることは変わらないが。
普通に拾える剣では【どうのつるぎ】【つるはし】【ドラゴンキラー】【ベビーフォーク】【デーモンバスター】にセット可能。
他に使いやすい技がない銅の剣かドラゴンキラーにセットするといいだろう。
　
パンおとしの次に【ミミック化】をセットすると、パンを落とさせた直後反撃されずにすむ。
銅の剣、つるはし、ベビーフォークで実行可能。通称パンミミ。
また、一度落した敵に使っても落とさないが、【へんげ】で別のモンスターに変えてしまえば落とさせることが出来る。
攻撃されない状況を作れば敵が1匹いるだけでもう満腹度の心配をする必要はない。
まぁGBA版はへんげの消費満腹度が6になっているので差し引き9しか回復できず、手間はかかるが。
こちらはドラゴンキラーとベビーフォークで実行可能。
　
習得はやや大変な部類に入る。【魔法の剣】か【ロトのつるぎ】で敵を倒しパンを落とした場合に低確率で覚える。
【迷いの森】で【オニオーン】を水路に追い込み、【分裂】で増やしながら斬りまくってがんばろう。
魔法の剣に直接分裂をセットすると壊れるのが怖いので、【デーモンバスター】につけて武器を持ちかえながら戦うと安心。
PS版に限れば、【分裂の壺】の無限増殖で予備の剣を作っておく手段もある。
　
戦士にとって満腹度の減少を補うことがどれだけバランスを壊すかは想像に難くない。
そのためか、PS版の攻略本の公式パーフェクトガイドでは、習得できる武器を「ある剣で習得可能」と、どの武器で習得できるのかわからないように表記されていた。
当時のプレイヤーは、習得条件がわかっていても武器がわからないことで大いに苦しんだことだろう。