【パンの石像】

トルネコ3

パンの形をした石像。
この石像が存在する部屋でモンスターを倒すと、必ず【パン】を落とすという素晴らしい石像。
【ゴールドの石像】や【メガンテの石像】が同じ部屋に存在する場合は、そちらの効果が優先される。
モンスターがアイテムや【お墓】を所持している場合も、パンを落とさずにそちらが優先される。
　
【異世界の迷宮】の序盤でこの石像を発見できれば、とてもテンションが上がること請け合いだろう。
逆に言えば、発見する前にモンスターに壊された時や、誤って壊してしまった時のショックは石像の中でもトップクラス。
PS2版の【トルネコ】での冒険で早期に発見できたら、壊されにくい場所に押して移動して大切に取り扱おう。
【風】が吹くターンギリギリまで粘り、モンスターを倒しまくって【経験値】とパンを荒稼ぎしてしまえば、探索がグッと楽になる。
……が、既にそのフロアで【大風の巻物】を読んでしまった場合だと涙目である。
　
完全にプレイヤーが有利になる石像の一つだが、そんな便利な石像が頻繁に出てくれるわけもない。
異世界の迷宮では【変化の石像】・【踊りの石像】と同じくらいに出現率が低く、滅多に見かけない。
さらに【身代わりの石像】・【レミーラの石像】と同様に、50F以降は一切出現しなくなる。
　
ルーツとなったのは、【風来のシレン2】に登場した「おにぎりの土偶」。
しかし、所謂もっと不思議系ダンジョンである「最果てへの道」には出現しないという残念な仕様だった。
とはいえ「中腹の井戸」という食料の入手が困難なダンジョンでは重宝するため、決して役立たずではなかった。