【パヴァン】

Last-modified: 2022-06-29 (水) 12:20:20

DQ8

【アスカンタ】王国の若き【国王】。英語版でもそのままPavan。
名前の由来は恐らく【王妃】【シセル】共々モーリス・ラヴェル作曲の「死せる王女の為のパヴァーヌ」(「亡き王女の~」「逝ける王女の~」とも訳される)。
3DS版での声優は羽多野渉。

愛妻家で知られていたが、2年前にシセルに先立たれて以来、王国全土を巻き込んで喪に服し、自身は傷心のあまりに引き籠りと化してしまった。
【イシュマウリ】を連れて行かないと決して立ち直ることはない。
立ち直らせなくてもある程度は先に進むことは可能だが、盛大なもてなしを受けて【トロデ】に拗ねてもらわないと次の町【パルミド】での一連のイベントが起きないため、結局は立ち直らせる事になる。
ちなみに【マイエラ修道院】をスルーして、【ククール】を仲間にしてない状態で王様を立ち直らせることも可能だが、両方をクリアしないとパルミドへ行くフラグが立たないので注意。
後に、古代の船を復活させるために必要な【月影のハープ】はアスカンタ城の宝物庫にあるが、その時は快く譲り渡してくれる、と、思いきや…
 
聡明で心優しい王であり国民からの忠誠も篤いのだが、どうにもメンタルが弱すぎるきらいがある。
また、盗賊団騒動の折には優柔不断な面も見せるなど、為政者としては頼りなく不安な面が見受けられる。
しかし2年もの間国務を放棄していたにも関わらず辞めさせられるどころか復帰後も変わらず慕われているあたり、相当人望は厚いようだ。どこぞの王子とは大違いである。
 
なお、写真機能の追加された3DS版では、喪に服している状態の彼の写真に「冒険の書は消えました」のフレームを組み合わせると、なかなか面白い絵面になる。
しかも、喪に服している彼を写真に撮っても【写真クエスト】達成となる。なんだかひどい扱いだ。
写真クエストとは関係ないが、【リーザス像の塔】で泣き崩れるゼシカでも似たようなことができてしまう。