概要
DQ8で初登場した、その名の通りビロードで作られたマントで、貴族が羽織るようなもの。
DQ9にはよく似た名前の【ビロードのマント】が登場している。
余談だが、「ビロード(veludo, velludo)」はポルトガルやスペインの言葉で、英語では「ベルベット(velvet)」と呼ぶ。現在の日本ではこちらの表記の方が一般的だろう。
また、ビロード(ベルベット)とは材質ではなく織り方のことなので、高級なシルク生地などは概ねビロードである。
DQ8
ククール専用の胴体部防具。
守備力60とかなりの強さを誇るが、いかんせん無耐性なのが辛い。
【オークニス】でのみ市販されているが9400Gとお高く、耐性を考えると【まほうのよろい】のままで十分だろう。
これらの事情と、錬金に一切絡まないこともあって、作品中での影は非常に薄い。
敵では【デスストーカー】が通常枠(1/64)、【ブラックルーン】がレア枠(1/256)で落としていくことがある。
両者とも隠しダンジョンのモンスターで、最早この時点では防具としての価値など皆無。
ほとんど換金アイテムとしての位置づけである。
3DS版
モリーも装備可能になった。
【フォート】からの報酬として割と早めに手に入る。防具としては相変らず微妙だが、5300Gという高値で売れるため、色々と入用になる【ドルマゲス】戦前に売り捌いて懐を温めよう。
また、これによって入手アイテムリストを埋めるためにわざわざ買う必要がなくなったのもありがたい。
防具としての存在意義が変わっていないことには目をつぶろう。
DQ11
【カミュ】、【シルビア】、【マルティナ】が装備可能な服。
うち直しに必要な宝珠は13個。
- | +1 | +2 | +3 | |
守備力 | 60 | 62 | 64 | 67 |
魅力 | 53 | 56 | 59 | 62 |
世界に異変が訪れた後から、【サマディー城下町】、【サマディー地方】の【旅の商人】、【グロッタの町】、【ナギムナー村】で販売している。
価格は9400G。
敵からは【デスストーカー】(強ver含む)がレア枠でドロップする。
無耐性なことに目をつぶれば、魅力が上がる体防具としては中々のスペックではある。
ただ今作の場合は【ふしぎな鍛冶】で様々な防具を作れるため、これにかぎらずよほど良い性能のものでない限りは店売り装備を買う必要が薄い。
そしてシルビアに関しては【パレードの服】のほうが有能なため、これを買うことはまずないだろう。
場合によってはグロッタの店売り品を再び仲間になったマルティナに与える可能性もあるにはあるが、多くの場合は【クインローブ】や【みずのはごろも】を与えるか、【着せ替え】装備を優先することがほとんどだろう。
そしてカミュに至っては魅力が不要なので論外と、防具としての立ち位置はDQ8以上に厳しいものがある。