概要
5×5のマスの中に重複しない様に数字が配置されたカードを用意し、ランダムにコールされる番号にチェックを入れていき、それが縦・横・斜めのいずれか一直線に5つ並べばプレイヤーの勝ちというゲーム。番号の選出にはボールが使われることが多い。番号が揃ったら「ビンゴ」と勝利宣言を行う。
ルールが簡単かつかなりの大人数でも遊べるので、我々現実の世界でもおもに宴会やレクリエーション等の娯楽やお楽しみタイム等で定番のゲームであり、百円均一のお店では紙製のビンゴカードも販売されている。
なお、英語版における "Bingo" はDS版DQ5の【リリアン】の英名として用いられている。
DQ8
【カジノ】で遊べるギャンブルの一種。
ディーラーを【ホイミスライム】が務めているので、プレイヤーの間では「ホイミスライムビンゴ」「ホイミンビンゴ」の別称もある。
【パルミド】と【ベルガラック】の両方のカジノにあり、パルミドは5枚刻みで100枚まで、ベルガラックは5枚刻みで300枚まで賭けられる。
大雑把なルールは上記のビンゴと一緒で縦5列×横5列の25枠。
大きな違いは、
- 抽選される数およびビンゴカードに使用される数字は1~24とフリー枠のみ。よって抽選される度に、必ずどこかのマスが埋まる。
- 左側の縦列から1~5、6~10、11~14と中央にフリー枠、15~19、20~24とそれぞれランダムに配置される。
- 抽選回数は10回まで。それまでに列が揃わなければプレイヤーの負け。
- 逆に列が揃うのが早ければ早いほど、配当は大きくなる。
といったところ。
勝率や賭け倍率はそこまで悪くないのだが、このゲームが遊ばれるのはあまり無かったりする。と言うのも、1ゲームが終了するまでに掛かる時間が非常に長く、1分以上も掛かってしまうのだ。
【ルーレット】は最も効率よく稼ぐことができ、【スロット】はボタン固定で自動で稼ぐことができる。
その一方でこのビンゴはほとんどの動作が手動になり、時間が掛かる割にはあまりコインを稼げない。
また、勝敗が完全に運に左右され、激甘という訳でもないのでゲームとして単純に楽しくないのである。
パルミドカジノにいる【あらくれ】が「リーチはたくさんくるのに全然ビンゴにならない」と荒れている通り、リーチがかかってもビンゴが中々成立せず、空リーチになって終わってしまうことも多い。
せっかくの新ゲームなのに残念なことだ。
ただ番号が書かれたボールを取るホイミスライムの動きはなかなか可愛らしいので、疲羸したプレイヤーは見て癒されることはできるかも。
モンスターとの【戦闘】に疲れたら、時間や効率を忘れてホイミスライムを眺めながらのんびりビンゴに興じるのも一興だろうか。
ただしシナリオ序盤でパルミドのカジノで稼ごうと思った場合、このビンゴを選ぶより他は無い。
理由はパルミドのカジノはこれ以外では一度に最大で1000枚しか稼げられない1コインスロットしか存在せず、ベルガラックのカジノが閉館から再開するのは【ラプソーン】が復活する寸前のストーリー終盤だからである。
早期に【プラチナヘッド】や【ルーンスタッフ】が欲しければ教会とホイミンの前を往復し、トライ&エラーを繰り返すしかないのだ。
余談だが、パルミドのディーラーを務めるホイミスライムは【メダル王女の城】で【道具屋】をしているホイミスライムの弟なのだとか。
3DS版
ベルガラックの物は最大1000枚まで賭けられるようになった。
中央のフリー枠以外完全にバラバラに配置されるようになり、25の番号が追加され25分の1(4%)の確率でハズレとなる。その代わり各色全てが抽選される色ビンゴや、2列ビンゴが追加された。
それに加えて何番の数字でビンゴになるのがわかりやすくなったのと【中断】を使えることと、高速を行えるようになったため時間の大幅短縮ができるようになり、スロットより稼ぎやすくなった。
DQ10オフライン
スマートボールのような台による8回の番号抽選で列=ビンゴの成立を狙っていく。
1プレイは【コイン】250枚(VIPルームでは1000枚)で、ビンゴの成立した列の数に応じてコインがもらえる。
【おおきづち】がボタンを模した杭を叩くことでボールを一発ずつ打ち出す演出で、最初はハンマーチャンスとして縦5列×横5列の25枠のうち7枠(かいしんのいちげきで2枠プラス)が開く。
台最下部には25個の通し番号がふられた穴が横に回転していて、いずれかにボール入る仕組みとなっており、穴に応じた枠が開く。
3球目までは左上・右上・左下・右下の4マスを回転させて配置を変更できる。
残り5球目からはモンスターパネルがオープンし、通ったパネルに応じてエクストラオープン(EO)などの効果が生じる。
台の各所には【キラキラ】があり、その中には【まほうの小ビン】や【まほうのせいすい】が入っていて、MPを貯めることでモンスターパネルが開いた際にエクストラオープンが可能となる。
時々モンスターパネルのモンスターが【転生モンスター】となり、エクストラオープンの効果がパワーアップする(キラキラから【きせきの香水】が出ると出現率が上がる)。
MPが少ない時はモンスターパネルを通ってもエクストラオープンの効果が生じない。
モンスター | 効果 |
【リリパット】 | 入った番号の左右どちらかの横2マスをEO |
【レッドアーチャー】(転生) | 入った番号の左右どちらかの横3マスをEO |
【ベビーサタン】 | 入った番号の縦横1マスをEO |
【ベビンゴサタン】(転生) | 入った番号の周囲8マスをEO |
【ばくだん岩】 | |
【のろいの岩】(転生) | 入った番号の周囲12マスをEO |
【キラーマシン】 | 入った番号の上下どちらかのマスとその左右1マスをEO |
【タイプG】(転生) | 入った番号の上下両方のマスとその左右1マスをEO |
【おどるほうせき】 | コイン20枚が台に出現(次のボール開始時に効果消滅) 出現させてもMPは消費しない |
モンスターパネルの下あたりをうろついている【マネマネ】にボールが当たるとボールに変身し、エクストラボールとして抽選回数が一回増える。
その下を移動している【はぐれメタル】にボールを当てて(ミス・ダメージ1・会心の効果がランダムで生じる)倒すと報酬が2倍になる。
さらに下には【スライム】が円状に8匹眠っており、ゲーム終了までに8匹にボールを当てて起こすと【キングスライム】となって、報酬が2倍になる。
DQ10オンライン
Ver.2.3前期より追加。ビンゴすごろくホールというセンターホール(スロットなどの部屋)とは別の部屋にある。
通常時はビンゴ券やカジノプレイチケットを使ってプレイする。
後に、スマホのおでかけ便利ツールでも遊べるようになった。
詳しくはこちらを参照。