【フエーゴのかぶと】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:45:58

DQ7

【オチェアーノの剣】【トルナードのたて】【ガイアーラのよろい】と並び立つ伝説の兜。
フエーゴ(Fuego)とはスペイン語で「火」を意味する(正しい発音はフエゴだが)。
たまに勘違いする人がいるが「ふいご」ではない。
ふいごでは風を送って火力を調節する道具になってしまう。
 
…さて、このアイテムは本作の伝説の武器防具の例に漏れず、【主人公】専用ではなく【アイラ】も装備可能。
守備力+53、かっこよさ+33で、【ラリホー】【ザキ】【メダパニ系】にかかる確率を1/8にする耐性がある。
実はゲーム内と公式ガイドブックの説明に抜け落ちがあり【マホトーン】耐性も存在する。
【メタルキングヘルム】に無いザキ耐性が大きいと思いきや、実はメタルキングヘルムにもザキ耐性があって【マヌーサ】耐性が無いので、耐性の種類は完全に同じ。これも説明が間違っている。
メタキンヘルムに比べると守備力は劣るものの、軽減率はこちらの方が強い。
【てっかめん】に角が生えたようなデザインなのにかっこよさが高いことは突っ込まないでおこう。
 
他の伝説の防具が頼りない性能なのに対し、コレはかなり優秀な防具であり、オチェアーノの剣の次に優先して手に入れたいところだが…この兜を手に入れるには、【ダークパレス】の分岐ルートの一つ、あの恐ろしい【れんごくまちょう】のうろつく【業火の洞窟】に足を踏み入れる必要がある。
とはいえ、これが入っている宝箱は洞窟に入ってすぐ近くにあるので、余計な行動を取らなければエンカウントせずに入手可能。ここまできて【しのびあし】を習得していないことも考えづらいので、有効活用しよう。
入手してしまえば【リレミト】で脱出すれば良いので、余程ぎりぎりの状況でもない限り、取りに行って問題無いだろう。
どうしても不安なら、手に入れるのはクリア後、十分に対策を取った後でも良いかもしれない。
 
一見ポッと出に見えるDQ7の伝説の武具にも一応出自がある。
詳しくはオチェアーノの剣の項目を参照。

小説版

ハードカバー版では一切出番がなく、新書版で追加された装備であることは他の伝説防具と同じ。
原作とは異なり、炎のアミュレットの力がアルスが装備していた【ちりょくのかぶと】に宿って変化した装備である。
…精霊の力による不思議現象とのことだが、サークレット状のちりょくのかぶと→フルフェイスのフエーゴのかぶとという変形なので、他の防具より遥かに無理がある。
ちなみに、アルスは第3巻ではフエーゴのかぶとを手にするまでずっとちりょくのかぶとである。鎧の方はマール・デ・ドラゴーンで【ギガントアーマー】に新調しているのだから、兜の方もついでに【デュゴンのかぶと】辺りに代えていればもう少し変形に無理がなかったように思える。
 
ちなみに【ロトのかぶと】【てんくうのかぶと】と続く伝説の兜シリーズでは数少ないフルフェイス型だったりする。

リメイク版

メタルキングヘルム共々、性能には一切変更なし。
説明の方が間違っていたという事で説明が修正された。
 
ザキ耐性があって、耐性の強度がメタルキングヘルムよりも高いのも同じなので、やたら厄介な即死攻撃を連発してくる一部の【トクベツなモンスター】が登場した分、相対的に価値が増した。

星ドラ

2017年7月開催のDQ7イベントのうち前編時のガチャで他の装備と共に登場。
守備力は29で最大値は59、攻撃力は7。【メラ系】【炎系】への耐性がつく。錬金すると守備力は7、攻撃力は5増加し、特殊な状態異常のうちの「燃焼」と「地形炎上」時に受けるダメージを軽減する。

ウォーク

2021年3月のDQ7コラボイベントの「エデンの伝説装備ふくびき」で、他の武具と共に登場した。
デザインはかなり変更されており、オチェアーノの剣と同様の装飾が施されている。一応角のような意匠は残っているが、カラーリングが激変しているために【ロトのかぶと】に見えなくもない。
【バトルマスター】向けになっており、オルゴ・デミーラに対する特効や【マシン系】【ゾンビ系】への耐性などがつく。
原作冒頭の聖者像にまつわるイベントが無くなった事との関係は不明だが、「火」とは名ばかりでどちらかというと水系の兜になってしまった。