【フォルグ】

Last-modified: 2023-12-21 (木) 11:51:20

ソード

CV:藤原啓治
【セティア】の兄にして物語が始まる5年前、【バウド】【ヒルダ女王】らと共に【魔王ジェイム】と戦い、これを倒したアルソード王国の英雄の一人。
ある日を境に全身に魚のウロコ状の斑点が現れ、高熱に苛まれるという奇病に掛かり、妹のセティアの看病も虚しく、彼女の前から姿を消し行方不明となっていた。
兄の病気を救えなかったセティアは自分の力の無さを責め、僧侶を辞め人前から姿を消しエルヘイムの森の奥で隠れ住むようになった。
 
実は5年前の戦いの際、死に瀕したジェイムは自身を魂と体に分け、傷をいやすため密かに体をフォルグに、魂をヒルダに憑依させ、復活の機会を窺っており、フォルグの奇病も、魔王の体の依代にされたためであった。
そして、徐々に魔王の意識に支配され、身も心も怪物と化していき、このままでは妹を傷つけてしまうかもしれないと恐れた彼はセティアの前から姿を消す。
 
当初は何とか自我を保っていたようだが、徐々に意識を保てなくなり、遂には【嘆きの怪物】と呼ばれるモンスターとして海辺の洞窟に潜み、人々を襲うようになってしまう。
 
怪物の出現の噂を聞きつけた【主人公】とバウドに退治されそうになるが、その場にセティアが駆けつけて、真相を話したことにより事態が発覚、さらに彼女の呼び掛けで何とか自我を取り戻すも、その直後、完全に意識を支配された彼は再び海へと姿を消す。
 
そして魔王城で再会した際、ジェイム復活と同時に肉体が魔王の魂と融合したため解放され、元の姿へと戻った。
 
ジェイムが完全に滅ぼされた後、魔王の意思に支配されていたとはいえ人を襲ったことを悔いた彼は、妹を主人公に託し一人で旅に出る決意を固めた。
 
ちなみにセティアの兄だというので、本来は一体どんな派手な姿をしているのかと気になっていたプレイヤー達は多かっただろうが、いざ蓋を開けてみると「いたって普通の格好をした金髪のショートヘアーのカッコイイお兄さん」であった。