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【フローラ】

Last-modified: 2017-09-14 (木) 07:22:36

パーティメンバー:DQ5
【主人公】【ビアンカ】【ゲレゲレ】―【フローラ】―【男の子】【女の子】【ヘンリー】【サンチョ】【ピピン】(―【デボラ】

概要 Edit

【ドラゴンクエストV 天空の花嫁】に登場する女性キャラクター。
DQ9やDQHなどにも登場している。
フローラという名前は外国人の女性の名前としてめずらしくないが、元々はローマ神話における花の女神『フローラ』が由来であり、英語のflower(花)の語源にもなっている。
ちなみに、海外版でのフローラの名前はNeraで、イタリア語で「黒」を意味する。同じイタリア語でbianca(ビアンカ)が「白」を意味することに対比した命名だろう(もっとも、フローラのほうが服色から白のイメージが強いのだが。
 
なお、【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する同名のキャラクターについては【フローラ(ダイの大冒険)】を、PS版DQ4に出てくる同名のキャラクターについては【フローラ(DQ4)】を参照。

DQ5 Edit

【ビアンカ】とともに【結婚】イベントで選べる花嫁候補の一人。
【サラボナ】の大富豪・【ルドマン】のひとり(DS版以降は姉の【デボラ】が登場)として登場。
彼女と結婚した場合、後に、天空の勇者の子孫であることが判明する。
エンディングにおいて、彼女の母親からルドマンの実の子でないことを告げられるが、このことは本人も知っており、自ら主人公に語るシーンがある。
同じく天空の勇者の血を引くビアンカとの関係性は、作中では一切明らかにされていない。
 
後述の様に、シナリオ面でビアンカの陰に隠れがちな点と、戦闘中に極めて使い辛い点に対する救済措置なのか、入手アイテムの面では逆に優遇を受けており、能力も終盤には大幅に改善される。
青年時代後半で救出した後は、他の人間キャラ同様パーティーに加えなくてもクリア可能。
 
CDシアターでの声優は井上喜久子。

ビアンカか?フローラか? Edit

発売前からイラストが公表されていたビアンカとは違い、フローラは取説や【奥義大全書】でもその存在が伏せられていた。
初めて公表されたのは【公式ガイドブック】であり、公式イラストも同書で初めて設定されたが、その後も雑誌では後述の「Fさん」のようにマル秘扱いとなっていた。
PS2版でもゲームのパッケージや説明書には描かれなかったが、公式サイトでは発売前から公表されるようになった。
 
上記の理由の他にも以下のように、ゲームの外でもゲームの中でも、力一杯「嫁はビアンカを選べ」というバイアスがかかっている。

  • SFC版でも、PS2版でも、DS版でも、パッケージの表に描かれている嫁候補はビアンカだけであり、SFC版【公式ガイドブック】の表紙に描かれているのも上下巻両方ビアンカ。さらにSFC版では、ゲームプレイする度に目にする、ゲームカセットにもビアンカが描かれている。
  • 小説やCDシアターなどの派生作品でも、嫁はほぼビアンカ一色、嫁を選べるゲームブック版であっても、イラストの子供は金髪である。
    比較的自由度の高い4コママンガ劇場でも、フローラ派の作者はいたものの、楽屋裏などから、その肩身の狭さが伺える。
  • 【アンディ】というフローラに片思いするキャラが登場、フローラは幼馴染の彼のことを「兄のような存在」と語っており(会話システムより)、自らのために負傷した彼を手厚く看病するなど、大切に思っている様子を見せる。
  • 結婚前夜のイベントでは眠れない様子のビアンカとは対照的に深く眠っていたため、イベントを起こす機会が失われる。
  • フローラとの結婚を推すサラボナ住民の意見が「彼女と結婚すれば家宝の盾が手に入る」、と財産のオマケのような扱いである。
  • ビアンカの父【ダンカン】やアンディの両親に「ビアンカと結婚してほしい」、「フローラを諦めてほしい」と言われるなど、周囲に主人公とフローラの結婚を歓迎するムードが感じられない。
  • 結婚するまでの短い間に、フローラが主人公に想いを寄せている描写が僅かしか描かれない。
  • そもそも、ビアンカと主人公は幼馴染の間柄であるが、フローラとは知り合ったばかりで、まだお互いの事をよく知らないような相手である。

そんな扱いだったフローラを選んでくれたプレイヤーへのオマケなのかどうかは謎だが、彼女と結婚した場合、元々の【初期装備】が優秀なのに加えて行く先々でルドマンの使いからプレゼントが受け取れる。
【テルパドール】を訪れた際には2000G、【チゾットへの山道】では【みずのはごろも】が手に入る。
リメイク版では、さらに青年時代後半になると【カボチ村】(夜)にて【しんぴのよろい】が手に入る。
なかなか良品が揃っており、特に水の羽衣は入手時期としては破格の性能を誇る。
ルドマンはビアンカと結婚した場合でも主人公のことを気に入ってくれるわけだが、やはり自分の娘とその夫ともなるとその後の援助には差が出るということなのだろう。
しかし、アイテムが貰えるという特典があるとはいえ、加入時のレベルは低く、SFC版ではレベルアップ制限と戦闘中NPC扱い(しかも自発的な攻撃をあまりしない)という制約まであるため、即戦力としての性能では圧倒的にビアンカが有利である。
 
また、リメイク版では、フローラの母も【ブオーン】を倒したあとに孫たち(男の子と女の子)を連れて行くと、おこづかいとして5000Gをくれる。ルドマンが結婚後の主人公にくれた2000Gより3000Gも多い。
子供たちのために使ってあげたいものである。
 
オリジナルのSFC版のみ、結婚式場はビアンカ同様サラボナの教会だが、リメイク版以降では【カジノ船】での挙式。好みは分かれるだろうが、リメイク版では、二人が初めて出会った場所が船の上である、という点も関係した演出なのかもしれない。
 
結婚前夜にぐっすり寝ていた理由に関しては、主人公たちが自分のために危険な場所へ赴くことを心配していたり、そうして実際に大変な目にあってしまったアンディを看病していたことから、疲労(心労)や睡眠不足と考えるのが妥当であるが、それに加えて、主人公が無事に帰還した事と、アンディの容態が(フローラが帰宅できる程度には)安定した事から、ひとまず安心することができた、という見方もできる。
 
DS版発売時のCMでも言われたようにビアンカが選ばれるほうが多かったようだが、【堀井雄二】

「SFC版では9割がたのプレイヤーがビアンカを選ぶと思っていたが、意外とフローラを選んだという反応も多かった」

と発言している。
つまり制作側としては、二人の花嫁候補のPRに明らかな格差がある、と自覚した上での演出だったという事である。
 
過去、複数の雑誌において「あなたはビアンカとフローラのどちらと結婚しましたか?」というアンケートが行われており、結果は以下。フローラも一定の人気を得ていることがわかる。

媒体ビアンカフローラ
ファミコン通信
1993年3月12日号
81.6%18.4%
Vジャンプ
2000年7月号
68.4%27.7%

なお上記の1993年のファミ通ではフローラのことを「Fさん」と伏せていた。発売当初のネタバレ防止のためとは言え、あまりの扱いにファンの間で話題となった。
 
ちなみにSFC版ではゲーム内のイベントフラグは初期状態だと彼女と結婚している状態のため、バグやチートを利用して結婚イベントを飛ばして進行すると、子供の髪や登場人物のセリフなど、彼女と結婚したシナリオのものとなる。
一方でPS2版ではビアンカの方がデフォルト嫁扱いの模様。こちらもバグを使って確認できる。
 
ちなみに、PS2版発売後に新たに発行された『4コママンガ劇場』では、イベントの増加もあってか、フローラ嫁ネタが飛躍的に増加している。

生涯 Edit

赤ん坊の頃にルドマンに拾われ、彼の娘として育てられる。
 
主人公がサラボナに訪れる直前まで、8年間(うわさのほこらの老人談)も修道院にあずけられていた。
その理由は、表向きは花嫁修業という事になっているが、実はフローラが幼い頃、有名な占い師にその数奇な運命を予言され、心を強くするために修行することを進言されたためである。つまり、他の誰のためでもなく、主人公と結婚する運命のために、何年間も修業していたという事なのである。
 
修道院での花嫁修業を終え、戻ってきたサラボナにて、父ルドマンがフローラの結婚相手を募ることになる。
その直後、愛犬【リリアン】の散歩中にサラボナを訪れた主人公と対面する。
親の勧める結婚話を内心では嫌に思っていつつも言い出せずにいたが、主人公がフローラの結婚相手に名乗りを上げたことで、心境が変化した様子である。(会話システムでは、主人公でなければ逃げ出していたかもしれないと語っている。)
しかし、主人公やアンディたちが、自身のために危険にさらされることにはやはり心を痛めていた。
 
主人公はその後、幼馴染のビアンカとも10年ぶりに再会する。
フローラは二人のことを思い、身を引こうとするものの、ルドマンの計らいにより、主人公はビアンカかフローラ、どちらと結婚するか選択することとなった。
主人公に選ばれた後は、夫婦として共に世界中を回り、波乱万丈の人生を歩むこととなる。
 
結婚直後、主人公の旅についてゆきたいと自ら申し出るが、箱入り娘のフローラが過酷な旅路についてゆけるのか、足手纏いになってしまうのではないか、とルドマンに反対される。
しかし、ここでルドマンが【封印のほこら】まで行き、【ブオーン】が封印されているツボの色を確認してくるという条件を提案する。そして、この条件をクリア出来たため、晴れて旅立ちを認められることとなった。
 
主人公に選ばれなかった場合は、ビアンカとは対照的に、主人公への想いをひきずるような事もなく、潔く気持ちを切り替え、アンディの想いに応えて彼と結婚、ルドマン家の別荘を新居として暮らしている。
ちなみにアンディもまた、フローラと結婚できなくても、他の女性と結婚するが、その場合も、何故かルドマン家の別荘に住んでいる(詳しくはアンディの項目を参照)。
 
ノベライズ版ではアンディと結婚。主人公はビアンカと結婚することから、勇者の関係者にする必要がなくなったため、ルドマンの妻と容姿が似ている事が描写されるなど実子として扱われている。
 

リメイク版 Edit

SFC版では唐突に登場して、ほとんど彼女の人生についても語られなかったが、リメイク版では会話システムなどの導入により、詳細な設定が追加された(ただし、このことが後述のちょっとした矛盾も生んでいる。)。
 
オープニングの【ビスタ港】で幼少時代のフローラ(DS版以降はデボラも)に会うことができる。
 
また、上記の通り、リメイク版では結婚式が行われる場所がカジノ船に変更されている。
 
どういった経緯で【天空の盾】がルドマンの家にあったのかは不明だが、幼い頃より天空の盾を「自分の分身のように感じていた。」と語るなど、不思議な繋がりを感じさせる描写がある。
 
預けられていた修道院が、海辺の修道院であることが、新たに明言された。(一方、預けられた期間が6年間に短縮された。)
しかし、この追加設定によって、修道院を出てからサラボナに帰るまでの道程に不可解な点が生じてしまった(詳細は【うわさのほこら】に記載。)。
 
主人公と同様に、幼少期に妖精に会ったことがある、と語る台詞もある。おそらく、サラボナと【迷いの森】が近いためと思われる。

年齢 Edit

ビアンカと違って、リメイク版も含めて彼女の年齢は一切明らかにされていない。
リメイク版で子供時代に一度だけ出会うことになり、そのときの容姿から考えれば、主人公やビアンカとほぼ同年代と見ていいだろう。
 
ただし、彼女の年齢について不可解な点がある。
サラボナに初訪問時に「今まで多くの男性がフローラに言い寄ってきたが、全てルドマンが断った」という話が聞ける。
しかし、フローラはこのとき、8年間(リメイクでは6年間)の修道院での修行を終えて帰宅したばかりということになっており、いつ、どのタイミングで求婚されたのかという疑問が残る。
仮に修道院に行く前に求婚されたのだとすれば、そのときには十分に結婚適齢期に達していたはずであり、その場合は主人公よりも6〜8歳ほど年上ということになってしまう。
もちろん、ルドマンが著名人なので帰宅してからのほんの数日間にニュースが広まって求婚者が殺到した可能性もあるが、「今まで」という場合は数年単位の長期間を指す場合が普通で、ここ数日間の出来事を「今まで」と表現することはまずない。
あるいは修道院に堂々と乗り込んで求婚した不届き者がいたという可能性や、まだフローラが幼い頃から将来の縁談を申し込む者がいた可能性、フローラ不在時でもルドマンに縁談を申し込む者がいたという可能性も考えられなくはないが、いずれも推測の域を出ない。
 
なお小説版では、主人公と出会った時点で、主人公と同い年の18歳、アンディはフローラより2歳年上(すなわちビアンカとアンディは同年齢の20歳)という設定である。

性格 Edit

SFC版の頃から、お嬢様にありがちなワガママさがなく、上品で淑やかな女性、そしてとことん夫を慕う良き妻として描かれていたが、会話システムが導入されたリメイク版で、より強調される形となった。
修道院での生活も彼女の人格形成に大きな影響を与えたようだ。
 
主人公には、出会った瞬間「ひと目ぼれ」だったそうである。「私の帰る場所はあなたのいる場所」など、心の底から主人公を愛おしく想っている台詞や、「あなたが望むなら何人でも子供を産んで見せますわ」「私の脚ならいくらでも触って結構ですのよ」と、大胆な台詞も時折聞ける。その際には、「ぽっ」と赤面する効果音がついていることが多い。ちなみに、主人公に対する呼び方は一貫して「○○○○さん」もしくは「あなた」である。(デモンズタワーを主人公抜きのパーティで上った時の台詞では、なぜか主人公を呼び捨てにしているが、おそらく、ビアンカの台詞を流用して修正し忘れたものと思われる。)

 
婚約関係にある相手が、見知らぬ女性を連れて現れたら、普通は怒ったり悲しんだりしそうなものだが、逆に主人公とビアンカを気遣うほどであり、主人公と結婚した後も、「ビアンカさんに幸せになってほしい」と語っている。
 
リメイク版で登場した幼少期のフローラは、内気な少女、といった印象であり、船旅で会った男の子にまた会いたい、と何度も流れ星にお願いするロマンチストでもある。
 
高い所が苦手で、お化けなども苦手。自身で「料理は苦手」と語っているが、謙遜なのか本当に苦手なのかは不明。
会話システムでは、世間知らずゆえに天然な面が少し強調されており、鏡を見ながら両目を真ん中に寄せようとしたり、【オラクルやののれん】に熱狂的な歓声をあげるなど、やや個性的な感性をもつ。
 
お嬢様ではあるが、修道院での生活が長かったため、旅の中での質素な生活も苦にならないようだ。
 
相手が主人公であっても、問題のある行動をとればきちんと注意し、彼が女風呂を覗いたり、踊り子の胸を上から覗こうとしたりすれば、さすがに怒る。
特に山奥の村の会話では「うふふふ」と笑っていながら語尾には「!」マークが。
 
子供達に対しては基本的に優しい母親であるが、時には穏やかながらきちんと子供を叱っている。
【男の子】【スーザン】と比較して、お母さんもこんな恰好してみたらという発言をした時には【男の子】がビビるような怖い表情をしていたり、エンディングでのサンタローズでの発言の時に優しくきちんと窘めている。
 
養父母であるルドマン夫妻には、自慢の娘として可愛がられている。
しかしフローラ自身は、自らが養女であることを知りながら育ったためか、遠慮していたところもあるようで、親子喧嘩をしたことが一度もなかったり、結婚話など、嫌に思っている事があっても言い出せずにいたり、どこかぎこちない関係であったようである。
しかし、自分を育ててくれた両親のことはとても大切に思っており、いずれは、思ったことを遠慮なく言い合ったり、甘えたりすることのできるような関係になってゆきたい、と思っているようだ。
 
また、過去を見た際の会話では、性格や境遇が自分と似た【マーサ】に対して、シンパシーを感じている様子が伺える。

容姿 Edit

SFC版では当初公式イラストが存在せず、ゲーム内のドット絵では濃い青髪(やや紫味を帯びた瑠璃色に近い色)でリボンが無く、服は白一色のドレスというデザインであった。
数ヶ月後に出た公式ガイドブックにおいて、双子やヘンリーなどと同様に初めて公式イラストが設定されたが、このときのものは【鳥山明】ではなく【中鶴勝祥】が描き下ろしたイラストである。
青いストレートヘアで、前髪や横の髪を後ろできっちりまとめた清潔感のある髪型を、後頭部のワンポイントのリボンで飾っている。露出の控えめなドレスを身にまとっているという容姿になり、外見にも気品の高さが表れている。 
以降は中鶴のイラストが公式デザインとなり、リメイク版、番外作品でもこれを元にした容姿で登場、【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】などでもこの公式ガイドブック準拠の容姿で描かれている。
この髪色は空色の青髪(濃すぎず薄すぎない青色)で、リメイク版のグラフィックなどでもその色でほぼ一定している。
ただし、SFC版の公式ガイドブック内の挿絵では東映動画によるセル画となっている関係か、同じ本の中でありながら髪の色が微妙に青緑っぽい色で描かれている。
瞳の色はSFC時代は緑に近い色であったが、リメイク版以降は青色となっている。
リメイク版では、改めて鳥山明が書き下ろしたようで、【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】ではリメイク版のイラストのみが掲載されている。
 
また、着ているドレスは全体的に見れば上述の通り、スカートの丈も長く、露出が控えめではあるのだが、鎖骨や肩・腋などは丸見えのデザインになっており、同じく露出度の低い衣装で右肩だけは大きくはだけている【ミネア】に通ずるエロスがある。旅をするには動きにくそうな服装とも言える。

 
ビアンカ同様に誰に見せても美人と言われる美貌の持ち主である。
会話システムによると、お化粧は「少しだけ」しているらしい。
 
リメイク版以降で登場する、幼少期の姿では、リボンをつけておらず、セミロングらしい髪型にワンピースという、意外とシンプルな装いである。
 

台詞 Edit

【ねえ あなた…。 私 ずっと 言いたかった事が あるの。】
【…本当に? 本当に私でいいの?】

戦闘能力 Edit

基本的にステータス・装備品・習得呪文は所謂【魔法使い】系である。
本作では同系列の【仲間モンスター】が今一つ性能がよろしくないため、
育てれば最終局面まで一線で活躍できる。
ネックは【結婚】相手に共通する、青年時代前半終盤の【グランバニア】〜青年時代後半の【大神殿】
という、かなり長期的な強制離脱期間。
再加入時には主人公らと比べるとかなりのレベル差が生じていると思われる。
使いたければ文字通り「愛」をもって集中的に経験値を与えていこう。

SFC版 Edit

修道院で修業した経歴のためか、最初からベホイミを覚えているが、逆に僧侶系の呪文で使えるのはベホイミのみである。
ステータス、取得呪文、装備可能アイテムはビアンカとほとんど変わらない。
ただし、上記のベホイミの他にも、ビアンカが覚えないイオナズンも習得するので、習得呪文の面で優遇され、戦略の幅が広くなるメリットがあり、ビアンカよりも魔法に長けているといえる。
シリーズ歴代の人間キャラクターの中でも、レベル1でいきなりベホイミが使えるというのは、どちらかといえば珍しく、イオやホイミなど同じ系統の呪文は使えないのに、ベホイミやイオナズンを単独で習得するというのもかなり独特。
同じくレベル1でベホイミを使いこなすDQ2のムーンブルクの王女の強化版のような戦闘能力。
特に【やまびこのぼうし】との相性が抜群で、山彦イオナズンと山彦メラゾーマ両方を使いこなす唯一のキャラ。
呪文攻撃の切り札となり終盤の敵やボスでも大きなダメージ源となる。
さらに、山彦ベギラゴンや山彦ザラキもあるため、基本的に呪文の類が通用しない相手でもない限り、どれかの穴をつくことができる。
ただし、ラスボスや裏ボス相手にそのまま山彦メラゾーマを狙うと痛い目に逢うので注意。
また、攻撃呪文に完全耐性を持つ相手がきたときは、バイキルトやその他の補助呪文での援護や、山彦ベホイミで緊急回復など、とにかく呪文のエキスパートとして八面六臂の活躍をしてくれる。
よくビアンカと比較されるが、むしろ彼女の陰に隠れて悲しい思いをするのは女の子のほうである。
フローラが覚えないヒャド系は、終盤は耐性持ちだらけのポンコツ呪文なので、フローラと結婚した場合は終盤の女の子の存在意義はほぼなくなる。
 
ビアンカが装備可能な【メタルキングヘルム】は装備できないが、身の守りがビアンカより20前後高いのであまり差は出ない。
そもそも、SFC版では彼女の最終装備の兜は山彦の帽子一択なので、全然関係が無い。
他に、力が若干ビアンカより低めだが、妻に打撃を期待することはまずないので、これもどうでもいいポイントである。
 
しかし、まず加入時のレベルが低い。ビアンカもレベルこそそれなりだが初期パラメータ自体はそんなに違わないため、両者とも即戦力にならない点は一緒。
問題は、青年時代前半は【NPC戦闘員】扱いで作戦・コマンド入力を受け付けず、【最大レベル】も10までに制限されている。
行動パターン【偏向性ランダム】のAタイプ。
やたらと防御を多用する思考だが、実はこの防御は全くダメージを軽減しない【無駄行動】となっているので注意。
一応その代わりなのか、装備に関わらず常時みかわしの服と同程度の回避率を発揮する他、HPが0になっても【気絶】するだけの不死身仕様になっている。
耐性も特殊で、ダメージ系すべてに素で弱耐性を持ち、ルカニ系、即死・麻痺、マホトラ、混乱、メガンテ、毒、休みが無効と、補助系にはほぼ鉄壁
単なるダメージを受けての気絶ならともかく、他の要因をできるだけ排除して、主人公に守ってもらっている(守りきれなかった可能性を避ける)シチュエーションを出すよう配慮されている。
何にせよ、とにかく使い勝手が悪いので、青年時代前半では圧倒的にビアンカの方が有利といえる(その後のグランバニアの洞窟ではぐれメタルが出ることも考えるとレベル上限が低いのがネックになりやすい)。
初回プレイでフローラと結婚したプレイヤーの中には、コイツは最後まで言う事を聞かない地雷キャラと判断して、リセット→ビアンカと結婚し直した人もかなりいると思われる。
青年時代後半に再加入して、ようやく諸々の制限が解除され、その本領を発揮できるようになる。
ちなみにフローラを救出後に仲間に加入させずにいると、寝室にいるフローラが「私のからだに新しいチカラがみなぎっている気がするの」というセリフでプレイヤーに覚醒した事実を教えてくれる。
山彦の帽子の入手時期を考えても、まさしく大器晩成な性能である。
ちなみに青年時代前半は経験値も9094が上限となっており、「前半のうちに経験値だけ稼いでおいて、制限が解除された後半に爆発的にレベルが上がる」といったことはできないようになっている。
 
性能面でのビアンカとの違いとしては、上記の他に、ラナルータの習得、チェーンクロスが装備可、ビアンカのリボンが装備不可といった点があるが、これらはいずれもどうでもいいものばかりである。

リメイク版 Edit

PS2版以降は、青年時代前半から作戦・コマンド入力可能になり、最大レベルも最初から99である。
加入時のレベルにビアンカと差があるが、経験値にしてせいぜい10000程度の差なのですぐに追いつく。
これで青年時代前半から戦えるというビアンカのアドバンテージはほぼ消失し、特にPS2版では攻略の観点からはフローラと結婚した方が圧倒的に有利となってしまっている。
しかし、山彦の帽子が削除された影響で、彼女自身はSFC版ほどの大活躍は期待できなくなってしまった。
スタメン枠が4人になったこともあり、女の子と協力して仲間を援護するスタイルが求められる。
DS版では、最大HPが引き下げられ、他の花嫁候補より体力面で劣るというキャラ付けがより顕著になり、物理攻撃に優れたデボラ、魔法に優れたフローラ、バランスのビアンカ、というキャラ毎の違いがわかりやすくなっている。
また、DS版では初期レベルが8に引き上げられた。(ビアンカも青年時代の加入レベルが引き上げられている)
 
ちなみに、レベル制限のなくなったリメイク版でも、なぜか相変わらず再加入時に「新しいチカラがみなぎっている」と言うので、ちょっと意味不明なセリフとなっている。リメイク版DQ5にはこの手の見落としが散見される。

習得呪文 Edit

ステータス Edit

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期1252831352372350
初期(DS版)8334642442385536572
前半限界(SFC版)103550454723100569094
最大991302551702552555105107776146
最大(DS版)465

耐性 Edit

  • 通常時は以下の通り。他の人間キャラクターと同じ。
    強度属性
    無効(なし)
    強耐性ザキ・麻痺、ラリホー、マヌーサ、マホトーン、メダパニ、毒、休み
    弱耐性(なし)
    無耐性メラ、ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン、マホトラ、ルカニ、メガンテ・体当たり
  • SFC版の青年時代前半は以下の通り。【NPC行動用モンスターデータ】にある耐性が適用される。
    強度属性
    無効ザキ・麻痺、マホトラ、ルカニ、メダパニ、毒、休み、メガンテ・体当たり
    強耐性ラリホー、マホトーン
    弱耐性メラ、ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン
    無耐性マヌーサ

DQ9 Edit

リッカの宿屋のWi-Fi【スペシャルゲスト】として2009年10月23日から配信されていた。
DQ5からのWi-Fiゲスト第1号である。
DS版のデボラの妹という設定が採用され、姉の話題も口にした。
主人公は彼女の愛犬リリアンと誕生日が同じとのこと。
他のゲストキャラは自分と同じ職業のときにコスプレ装備をくれたのだが、彼女の場合はスーパースターに会えた感動の一環(?)として装備が貰えたので、彼女自身はスーパースターではない。
 
また、DQ5でのおしとやかで健気な性格ではなく、後述するいたストの性格が反映されている。
「プチセレブ」と自己紹介、宿屋の客は「虫みたい」に集まっているなど、お金持ちにありがちなイヤなヤツみたいな発言もあり、海外版のNera(黒)の名が似合うキャラ付けがなされた。

DQH Edit

声優は花澤香菜。
【ドワドキア】でビアンカと共に【族長の娘】を護衛している所で主人公たちと出会う。

戦闘能力 Edit

武器はスティック。呪文系統は【イオ系】
そのビジュアルと、ポワポワした感じにマッチした声優のお蔭もあってか、可愛さが格段に増したと評判がよい。一方でセリフの端々に黒いところも……。
まぁ、それでもいたストフローラよりは随分マイルドだが。すっかり、番外編で人格が変わるキャラとして定着してしまっている感がある。
サポート専門かと思いきや、どちらかといえばアタッカータイプ。
【メイルストロム】で敵を吸い寄せたところに【ミラクルムーン】を設置し、マジカルボール(△アクション)を連発しているだけで恐ろしい勢いで雑魚を蹴散らしていく。
また、マジカルボールはスキルポイントによる強化で、イオ系呪文とあわせることで、より広範囲を攻撃できるブラストボールに強化することができる。
ジャンプ□攻撃で作れる光の壁は、敵の進行を防ぐ他に、自身のマジカルボールを壁に当てることで即座に破裂させることができるため、敵を仕切りつつ、漏れた相手を各個撃破可能など、防衛戦においては無類の強さを誇る。
 
イオ系の呪文はランクが上がるほど広範囲を攻撃でき、サポートのバイキルトも何かと便利。
 
欠点としては、設置型アクションは非常にクセが強く扱いが難しいこと。
メイルストロム・ミラクルムーンともに強化すれば、MPが尽きるまで永続になるが、逆にいえば設置するとMPを無尽蔵に使ってしまうので、消し忘れるとあっという間にMPがカラになる。
ボールは障害物や盾ガードでハネかえってしまうため、高低差の激しいエリアなどを苦手とする。
MPを使わないと殲滅力がガタ落ちしてしまうため、MP管理が課題となる。
基本アクションの□コンボで気軽にMP回復はできるものの、接近すること自体が危険なので、火力を求める箇所と押さえる箇所のメリハリが大事。
ちなみに□ボタン以外は全て魔力依存であり、そのためかかしこさは全キャラ中トップである。
 
またCPU操作にしておくと、こまめにかけてくれるバイキルトの消費が20と重いうえ、基本アクションが貧弱なため、常に特技中心で物理攻撃をしない【ガンガンいこうぜ】状態なので、すぐMPが尽きてしまい、何もしてくれないことが多くなってしまう点があげられる。
フローラを操作しようとしたら、MPが尽きかけで何もできない、なんてことは良くある光景である(魔力はかなり高いのだが)。

スキル Edit

固有 Edit

アクション Edit

  • 下表はガッツリ操作の場合。
コマンドアクション
□・□・□トリプルアタック
マジカルボール
△・△トリプルマジカルボール
△・△・△シャイニングローブ
△長押しホーリーバースト
空中で□光の壁
空中で△空中マジカルボール

ボイス集 Edit

ルイーダの酒場選択時がんばりますわ
ステージ開始
ボスステージ開始
モンスター召喚いってらっしゃい
キャラチェンジ分かりましたわ
最後の猛攻!
大ボス撃破
レベルアップまた一つ、成長できましたわね
スーパーハイテンション力が沸いてきましたわ!
必殺技しつこいのは嫌いです!ビッグバン!
勝利
瀕死
死亡
蘇生した
蘇生してもらった

DQH2 Edit

2016年6月16日(木)に配信された。
基本的な性能は前作と同様(スキルに関してはバイキルト以外は強化が最大までされた状態)。
バイキルト強化のスキルが今作では無いため、【ククール】と比べると効果時間が短いのが残念。

シアトリズムDQ Edit

プレイヤーキャラクターのひとりとして登場。初期職業は【僧侶】
やはり永らく修道院にいた故の僧侶なのか、あるいは魔法使い職のビアンカとの差別化をはかるためか、本編からするとベホイミしか使えないフローラが僧侶と言うのはどうにも違和感が。

バトルロードシリーズ Edit

DQMB2 『みずのリング』にて登場。

いたストSP Edit

海外版での名前がイタリア語で「黒」を意味するNeraだからかどうかはわからないが、
おしとやかで健気な性格は何処へやら、なぜか金持ちであることを鼻にかけ貧乏人を見下す嫌味キャラになってしまっており、原作準拠の性格のビアンカとまるで昼のメロドラマのような「憎みあいライバル」関係になっている。
容姿も、本来の優しい顔つきではなく、どことなくキツめの顔つきになっている。
後のポータブルに登場するマルチェロはそれをはるかに上回るゲスだからまあ…。
いずれにせよDQ5をやったことのないプレイヤーには誤解されそうだ。
強さはAランクであり、ビアンカ(Bランク)を上回っている。

  • 台詞の一部
    「わったくしは フロ〜ラ♪ 金持ちルドマンの むっすめ〜♪」
    「エリアを独占したら すべての店の店員さんは わたくしと同じ髪の色に染めてもらいますわ」
    「増資 どっか〜んですわ! これでお店を買い取ろうったって そうはいきませんことよ」
    「スフィアにたよるなんて ○○さんもすっかり落ちぶれたものですわね」
    「まだ逆転の機会はあります。お金持ちの底力! 見せてあげますことよ」
    「おーほほほ! ビアンカさん! あなたの身の丈に合ったリーズナブルなお店ですこと!」
    「山おくの村で暮らすびんぼう人のビアンカさんにこのわたくしが負けるなんて!」
    「よくもよくも…… ○○さん……  末代までうらんでさしあげますわ」
    「誰かをおとしめるのは 楽しいですわ!」
    「お聞きになってビアンカさん。わたくしが世界樹のしずくならあなたはせいぜい毒消し草ね。」

その他多数。あのデボラですら言わないであろう台詞が多い……
ただ、「こちらの方がキャラが立っていて良い」という人も少数だがいる。
 
また、DQ5主人公をプレイヤーにして対戦相手にフローラを入れると、やたら主人公に対してカマトトぶった発言を連発する。
ライバルに対しては敵愾心をむき出しにし、好きな相手にはぶりっ子ぶるその姿は対戦ゲームだからだろうか?
 
なお、スフィアバトルにおいての職業は商人である。
 
ファンの中にはこうした腹黒っぷりに拒絶反応を起こす者も多い。
本編とは全然違う性格だが、一応いたストは堀井雄二の監修作品である。
どこまで監督できてたかは不明にせよ、いくらなんでも悪ふざけがすぎる…
 

ライブスペクタクルツアー Edit

杉本朝陽が演じた。