【ブラディーポ】

Last-modified: 2024-04-12 (金) 17:21:23

概要

DQ6に登場する、抹茶色をした悪魔のモンスター。
【レッサーデーモン】【ホラーウォーカー】【ダークサタン】【サンダーサタン】の色違い。
「ブラディーポ」とは、イタリア語でナマケモノの意味。英語で大きいナマケモノを意味する【ビッグスロース】というモンスターもいるが、あいにくDQ6には登場しない。
英語版での名前はbloodcreeper。
長らくこの系統で唯一どの作品にもお呼びがかからなかったが、星ドラにて登場を果たした。

DQ6

【夢見の洞窟】【ボス級モンスター】
本作における中ボス戦用BGM【魔物出現】が流れる初のボスであり、こいつより前に戦う【とうのへいたい】【ネルソン】の場合は通常戦闘BGMの【勇気ある戦い】が使われていた。
 
洞窟の深奥にある壺に溜まった【ゆめみのしずく】を貪っており、それを頂こうとするや否やこちらを喰らおうと襲いかかってくる。
主人公とハッサンの2人で戦わなければならないのだが、こちらの人数が少ない時期のボスであるためかさほど強くはない。
 
通常攻撃の他、尻尾を振り回す【強化攻撃】【まぶしいひかり】を使い、【スカラ】【ルカニ】も唱える。
MPは18あり、スカラなら9回、ルカニなら6回分に相当する。
スカラで守備力を上げられると与えられるダメージが減ってしまうので、主人公のルカニで対抗しよう。
最初にルカニを2回かけて守備力を0にし、それ以降はスカラを使われる度にルカニを1回使えばいい。「多くのボス戦ではルカニが有効」ということを教えてくれるチュートリアル的なボスと言える。
逆に相手のルカニで守備力を下げられてしまうと厄介で、【装備技】でもないと回復しようがない。
 
主人公のMPが尽きてしまうとスカラへの対抗手段がなくなる上、これは重ねがけが可能なため最終的に1ダメージしか通らず詰む可能性もあり得る。なのでここでの回復は【やくそう】を使うようにし、1ポイントでも多くMPを温存しておきたい。夢見の洞窟に来る前に【グランマーズ】からの頼みを快く引き受けておけば薬草を10個もらえるので、存分に活用しよう。ただし、運が悪いと洞窟内を探索中に使い尽くすこともままあるので安全を見るなら多めに買い込んでおくとよい。
 
一方でこいつには致命的な弱点がある。なんと、ボスの癖に混乱が効くのだ。しかも混乱した末に逃げ出したり、体当たりをかましてどこかにいってしまったり金縛りにあって動けなくなったりすることもある。
同じく混乱が効いてしまうFC版DQ4の【アンドレアル】は逃げないのに…。
 
そのため、マーズの館のタンスにある【ほしのかけら】を使って混乱させれば楽に戦えるだろう。
とはいえ、そもそもほしのかけらに混乱効果があることを知らなかったり(新しいアイテムを見つけたら【インパス】で適宜調べる習慣を付けるとよい)、あるいは知っていても「ボスに混乱が効くわけないだろう」という先入観から、初見や事前情報なしだと弱点に気づかないことも。
効くとは言っても強耐性ゆえに半々なので、運が悪いと弾かれまくって「ブラディーポには混乱が効かない」と勘違いしてしまうこともある。
また、麻痺やスカラの効果が永続するSFC版では、「主人公のMPが尽きてルカニが使えなくなる」「ブラディーポがスカラで守備力を上げる」「ブラディーポが混乱の効果で金縛りにあう」の条件を満たすと、【ハマり】に近い状況になる。
「硬い」「金縛りにあい、混乱の効果として逃亡してくれなくなる上に、ダメージを与えてくれなくなるため全滅できない」「ボス戦であるためこちらから逃げることができない」といった、会心以外でまともにダメージが通らないサンドバッグと化してしまうからである。
なお、初期HPは370ある。
上記の条件を満たすまでにはある程度のダメージが蓄積しているだろうが、それでも累積ダメージで倒せるまでに最悪200ターン以上は要することになる。
この時期は主人公が【ブーメラン】を装備している可能性が極めて高く、会心が期待できるのがハッサンしかいないのもキツい。
ただし、そうは言っても敵は動かない(つまり攻撃モーションもない)ので、何か別のことをしながらひたすらAボタン連打していれば、大体は10分もかからないうちに倒せるはずなので頑張ろう。
リメイク版ではスカラの効果は永続するものの、マヒが時間経過で治るようになったので、幸か不幸かこのハマりは起こらなくなった。
 
攻撃力は夢見の洞窟の敵と比べればずいぶん高いものの、次に行くエリアである下レイドック周辺に出る【ちんもくのひつじ】【しのどれい】と大差ないので、混乱なしの正攻法でも普通に倒せるだろう。裏を返せば、ほしのかけら無しでも勝てるくらいにはなっておかないと、この先の冒険はややハンデを負うことになる。
ちなみに、この時点の敵としては素早さが非常に高く、間違いなく先手を取られるので、回復は先を読んで行うこと。
 
リメイク版ではさすがに逃げ出さないよう調整されたが、相変わらず混乱は効く。NPCとしてミレーユも戦闘に参加するようになったので、難易度はさらに下がっている。
 
倒すと1/16とそこそこの確率で【まもりのたね】を落とす。

漫画版

ムドーの部下として、【ゆめみのしずく】を守っていた。
部下を引き連れてボッツたちに襲いかかり、3人を相手に善戦していた。
だが、旅人まで食っていたことが判明して、モンスターと仲良くできる日が来ると考えていたボッツの怒りに触れ、鋼鉄の剣で真っ二つに切り裂かれて倒されている。

ライバルズエース

真2弾カードパックの拡張カードとして実装。占い師専用のスーパーレア。
カードイラストではゆめみのしずくの入ったツボを抱えて、しずくを舐めようとしている。

4/4/4 あくま系
占い:①デッキの一番上のカードのコスト-1
   ②デッキの一番上のカードを手札に加える さらにそのコピー1枚を手札に加える

魔術師のタロットをユニット化したような効果。
雑に使っても弱くは無いが、最大限に効果を活かすならデッキトップを固定したり確認するカードと合わせたい。偶数コストなのでデッキトップ確認が可能な偶数デッキとの噛み合いもいい。
真3弾であくま系が追加されたため、【イル&ルカ】と合わせたあくま系デッキで活用するのがよい。
平均的なスタッツなのであくま系シナジーを合わせれば単体でも十分強力に使えるが、【アッフェブラック】で山札の上にカードを乗せたり、【インプ】【インプケイオス】でキーカードがめくれた時にコスト減やコピーを合わせるとさらにパワーを発揮できる。

ウォーク

DQ6イベントで2023年5月27日より登場。いつも空腹で人間もエサにする貪欲なモンスター。
1章5話でボスとして登場し、クリア後に出現する強敵モンスターと同日からのほこらで現れる。
イオ系が最も有効で、次いでバギ系が有効。ギラ、ヒャド系は等倍でそれ以外は耐性持ち。ほこらではジバリア系を無効にする。
ほこらは推奨レベル上級職レベル80と特級職レベル35、強版は特級職レベル50。
 
物理攻撃は単体にかみつき、全体にしっぽを振り回して攻撃してくる。いずれも比較的高威力。
まぶしいひかりやスカラ、マジックバリア、ルカナンといった補助も使いこなす。
もとの守備力が高いうえにスカラをかけるので、長期戦はジリ貧になりやすい。
更に原作には無かったギラ系呪文も使用。強敵は通常のほこらはベギラマだが、強版は4倍の威力のベギラゴンになる。
どちらかといえば物理攻撃のほうが強力なため、かかった幻惑を解除しながら回復しつつ攻撃していきたいところ。
原作通り混乱が効き、効けば被ダメージを大きく軽減できる。
 
こころは黄色でコストは141。能力値は黄色ではわりと平均的。
高グレードでは悪魔系、水系へのダメージが増加し、守備力低下に耐性がつく。
 
仲間モンスターとしても追加され、仲間にできるようになった。原作で仲間になったレッサーデーモンの代わりなのだろうか?
ステータスはそこそこ整っていて守備力が高い。耐性もドルマ・デイン・ジバリア系と優秀な属性耐性を持つが特性はなくこれといったセールスポイントに欠ける。
特技面ではベギラマやヒートインフェルノといったギラ系全体攻撃の他、まぶしいひかりやルカナンを覚える。

ドラけし!

DQ6イベント「ふたつの世界とムドーの幻」の第一ステージ「ダーマ神殿周辺」と強敵チャレンジのボス。
ドラけしは星3の緑属性で、スキルは菱形の範囲を攻撃する「しっぽを振り回す」。

強敵チャレンジではお供を連れてないものの、その分攻撃で受けるダメージが大きい。
最終的にHPが9900、攻撃力も450近くまで跳ね上がるうえ攻撃間隔も短いという現時点で最強のボスとして君臨している。