【ベテラン兵】

Last-modified: 2021-04-18 (日) 23:23:39

概要

【トクベツなモンスター】で、【からくり兵】【ポンコツ兵】【プロトキラー】の最上位種。【レッドハンター】と同じく追加されたモンスターである。
ボディはメタルハンターのような銀色で、頭部に金色の某公国軍隊長機のような角飾りがつき、両手には【バベルボブル】が持っているような大剣を持っている。

DQ7(リメイク版)

どうにもショボかったオリジナルの上位種とは違い、名前通り高性能なのかステータスはかなり高い。
2回攻撃で、【はやぶさぎり】【さみだれけん】【みなごろし】【まじんぎり】を使いこなし、2.5倍撃型の痛恨の一撃も出して来るという強敵。しかも最後尾を集中攻撃する。
通常のからくり兵と妨害音波を受けた時のからくり兵が使う特技を両方使えるところに性能の良さがうかがえる。
さみだれけんとみなごろしは他のメンバーにも当たるが、まじんぎりと痛恨は全て最後尾のメンバーが食らう。
からくり兵と最初に戦った時の慎重さを思い出して対処したい。【マヌーサ】が効くので、狙ってみるのも手。
 
それでもラスボスを倒せるならばとりたてて驚異となるモンスターではないのだが、高レベル域、それも石版ボスとなると話は別で、強敵として有名な【エビルエスターク】【スライムマデュラ】等を差し置いて凶悪なボスモンスターと化す。特にレベル99ともなれば攻撃力986、守備力944、素早さ644という破壊的なステータスとなり、二回行動でのさみだれ剣や魔神切り、実質的に守備力無視タイプ同然の2.5倍撃型の痛恨の一撃でパーティを半壊させにかかってくる。
どちらかといえば特技を用いて全体を万遍なく削ってくる為に一気に崩される危険性の少ないエビルエスタークやスライムマデュラと異なり、こいつは前述の集中攻撃する特性と合わせて一人ずつ確実に仕留めてくるのだ。攻撃手段が全て無属性かつステータス依存であるため、耐性防具やフバーハの類が意味をなさず、この攻撃力で痛恨の一撃、魔神切りを決められようものなら、HP、防御力双方がカンストしていようとほぼ確実に一撃死する。
その性質上、プラチナキング+仁王立ち+なげきの盾の鉄板防御をも容易くブチ抜いてくる。寧ろ最大値HPが低下する分、余計に倒れやすくなる始末である。
 
先制されて痛恨の一撃で一人が死亡→続く二回目の攻撃で魔神切りがヒットして二人目が死亡、という悪夢のような展開も普通に起こる。たとえ全ステータスをカンストするまでドーピングを施していてもあっさりと全滅させられる可能性のある、超強豪モンスターといえるだろう。
とはいえそれは小細工なしで真っ向から殴り合う場合での話。狙われた味方に【大ぼうぎょ】させるなり、【ひゃくれつなめ】を連打して行動を封じるなり、付け入る隙はいくらでもある。特にひゃくれつなめは異常な守備力も0にして物理攻撃の通りを良くしてくれるので一石二鳥。しかし確実に効くわけではないので、戦術としては大防御の方が安定する。まあ大防御は大防御で海賊限定の特技なのだが。
そもそも意図的にレベルアップさせなければ、こんな怪物と切り結ぶことも無いのである。実際に戦うことになるのはやり込み派のプレイヤーだけだろう。
 
【キラーマシン2】同様、3DS版発売当初に配信された石版の報酬だった【はやぶさのけん】を落とすことがある。
 
さみだれけんのモーションはからくり兵と同じく手足を引っ込めたモードに変形して回転するというものだが、はやぶさぎりのモーションは両手の剣で1回ずつ攻撃する・・・のかと思わせておいて2つの剣を合体させ両剣にして回転させて攻撃するというモーション。
ドロップのはやぶさの剣もこういうものなんだろうか?