【ベビーニュート】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:06:27

概要

DQ5で初登場した子供の【ドラゴン系】のモンスター。色違いに【メラリザード】【ドラゴンキッズ】【リトルライバーン】【ドラグノワール】がいる。
基本的な身体の色は水色だが、作品によっては濃い青い色だったりすることもある。
 
このモンスターはドラゴンであるため「竜人」を意味する「ドラゴニュート(Dragonewt)」が語源である可能性が高い。
ベビーニュート自体は竜人要素はなく小さなドラゴンそのものだが、成長すると人型になるのだろうか?
 
「イモリ」を意味する「ニュート(newt)」という英単語もあることからか、リメイク版DQ7の【公式ガイドブック】では両生類のモンスターとされている。
ただ両生類のベビー(幼生)であるならオタマジャクシのように水中生活しそうなものだが、羽まで生えて空も飛びそうな勢いである。
 
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】に原画が掲載されているモンスターのうちの一体である。

DQ5

メラリザードの上位種でドラゴンキッズの下位種。
幼年時代の【ラインハット】周辺、青年時代前半の【オラクルベリー】周辺などに出現する。
また、青年時代後半には出現しないと思いきや、【ボブルの塔】周辺に出現する。
 
微妙に硬く、平均到達レベルの【主人公】【チェーンクロス】を装備した程度の攻撃力では一撃で倒すことができない。
しかもこの時点では危険な【ギラ】を使ってくる強敵。上位種であるハズのドラゴンキッズよりも攻撃手段が立派。
数匹で現れると1グループあたり2回までギラを使うことができ、一気にHPを削られることもあるので要注意。
 
行動パターンは本作では珍しい2確率ランダムになっている。
高確率テーブルと低確率テーブルに通常攻撃とギラがそれぞれ同じ割合で入っているため、2確率ランダムは一見無意味に思えるが、ギラは制限行動なのでちゃんと意味がある。
 
青年時代以降は、よく【ガスミンク】と一緒に現れて、【すなけむり】【ギラ】のコンビプレーで【ヘンリー】が焼き殺されることがよくある。しかもこのコンビ、オラクルベリー周辺での出現率が高い。
【わらいぶくろ】が呼び出す【ホイミスライム】や、出現率が低い【プリズニャン】(DS・スマホ版のみ)を
仲間にしようと粘っていると、嫌という程に遭遇する。
 
強さの割に獲得できる経験値とゴールドが少ない。総合的に見て、あまり相手にしたくない敵である。
落とすアイテムは【いしのキバ】
 
過去作の【リザードフライ】【プテラノドン】から続く、「ブレスではなく呪文(ギラ)を使う序盤ドラゴン」の系譜。
また「名前だけだとあまりドラゴンっぽくない」というのも受け継いでいる。
 
SFC版のパッケージには主人公の杖に止まるベビーニュートのような青い飛竜が描かれている為、まだ情報が少ない頃は仲間になると勘違いして乱獲した人もいた様である。
よく見るとそのモンスターは鼻上の角が無く、開いた時の翼の形状もベビーニュートとは異なり、前足も無い飛竜型だったりするので全然違ったりするが。
また、取扱説明書の表紙にはベビーパンサーを差し置いて幼年時代の主人公と一緒に歩いている青い小さなドラゴンが居たりするのだが、こちらもたてがみがあることや角の色が黒いなどとベビーニュートとは微妙にデザインが異なる。
実際に仲間になるのはベビーニュートの上位種であるドラゴンキッズである。
なお、発売前は【かいはつちゅう】という名で写っていたことでも有名。

DQ7

【プロビナ山洞窟】【闇のドラゴンの塔】に出現する。
友情出演なのか、この系統は【モンスターずかん】では最後のほうにまとめて載っている。
パラメータはやや低めだが、【かえんの息】を吐くので油断は禁物。【つめたい息】もたまに吐く。
この系統に共通する特徴として、こちらが強くなると逃げることがある。
ちなみにメラリザードよりずっと先に出るが、こっちの方がステータスが圧倒的に上。経験値は結構くれる。
落とすアイテムは【やくそう】
 
3DS版7の公式のガイドブックによると「ドラゴンに似た両生類のモンスター」と説明がある。
 
ちなみにどういうわけかこのモンスター、生息地域が【グリーンドラゴン】と完全に一致している。
このため【ドラゴンクエストVIIのあるきかた】では、DQ7世界においてはグリーンドラゴンの幼生体がベビーニュートなのではないかと推察されている。
上述の通り、3DS版の公式ガイドブックでは両生類ということになっているのだが、後付設定であるので、どちらが正しいかはわからない。

DQ10オフライン

【ランドンフット】【プペラトンネル】【キリカ草原】に生息。
【ヒャダルコ】【つめたいいき】を使うほか、【はげしいほのお】を吐こうとして失敗する。
通常ドロップは【小さなうろこ】、レアドロップは【イエローアイ】

Ver.2

【スレア海岸】にも生息。

DQ10オンライン

その後の生息エリアからの推測で、同作では【ベヒードス】の幼生と見られてる。
「おめかしカラー券」で仲間のドラゴンキッズの見た目をこいつに変更可能。
詳しくはこちらを参照。

ジョーカー3

ドラゴン系Cランクで、ライドタイプは空中・歩行。
初期スキルは【氷結の使い手】
特性は【スモールボディ】【ブレスのコツ】(固定)、【氷結系のコツ】。+25で【れんぞく】(2回)、+50で【ロケットスタート】、+100で【いきなりバイキルト】、メガボディ化で【AI2~3回行動】、ギガボディ化で【暴走頭脳】、超ギガボディ化で【神の息吹】を習得する。

ジョーカー3プロ

【黒鉄の監獄塔】4階に野生個体が出現するようになった。
柱の上に鎮座しており、【ベギラマ】【はげしい炎】【こごえる吹雪】を使う。
野生個体は【一族のほこり】でも付いているのか、やたら【系統テンションバーン】が発生しやすい。
 
合体特技は【宇宙のきせき】、合体特性は【ドラゴンビート】

トルネコ3

最大HP20、攻撃13、防御14、経験値19(Lv1)。
最大HP50、攻撃23、防御35、経験値66(Lv6)。
最大HP53、攻撃25、防御37、経験値76(Lv7)。
【バレイナのほら穴】【神々の道】【異世界の迷宮】など、幅広いダンジョンに出現する。
今作では同種属の最下位種。15ダメージの固定ダメージのある炎の息と、2ターンの間氷結状態にさせる氷の息を直線上に吐いてくる。
視界外からも息を吐いてくるのがやっかいだが、反面HPが低すぎるので接近戦で対処できる。
 
異世界の深層にもレベル6で出てくるが、初期パラメータが低すぎるせいであまりにも弱い。
というより、異世界では同じ階層に上位種の【ドラゴンキッズ】【メラリザード】もレベル6で出現する。
系統最下位種であるこいつは当然パラメータも最弱。経験値もしょぼい。明らかな場違い感がある。
【トルネコ】に一瞬で斬られたり、【ポポロ】の仲間モンスターの糧にされたりと可哀想すぎる立ち位置にある。
【竜ゾーン】はHPやアイテムを消耗しやすい階層であるため、【ドラゴン】Lv2や【メラリザード】Lv6といった強敵の代わりに、雑魚のコイツが何匹もフロアに出てくれると、非常にありがたい。
【不思議の宝物庫】では1階からレベル7で出てくるが、やっぱり弱い。
 
仲間にした際の成長タイプは【防御・晩成】で、デフォルトネームは「ビート」。
【炎系】なので爆発には強いが、それを理由に連れ回す様なモンスターでも無い。
その為か、今作では殺られ専門の雑魚モンスターとしての扱いが強い不遇なポジションとなってしまった。

少年ヤンガス

【おそろしの大水道】【ゴールデンドラゴン】のお供として登場する以外は「【配合】でしか作れない」というレアモンスターに優遇される。
もしおそろしの大水道のボス戦で配合履歴の無い純度100%のベビーニュートを仲間にしたい場合は同ダンジョンで拾える【ぶんれつの杖】が必要になる。
しかし【盗賊王の迷宮】に最初に潜入する際に「贈り物配合」で作ることになるため、今作では知名度はかなり高いモンスターと言っても過言では無いだろう。
ただしこの時に要求されるのは吹雪ブレスであるため、【樹氷の竜】を作ってもよい。
 
成長限界はレベル30。
デフォルトネームは♂が「ビートン」、♀が「ビーニャ」。
ちなみに♂のデフォルトネームは【アーマービートル】の♂と被っている。
配合パターンは【メラリザード】×【ブリザード】【魔法の石】か、【デーモントード】×【ドラゴン】
仲間にした時の口調はオスメス両方ともに子供らしく、強くなりたいという願望を持ったかわいらしい口調である。
基本能力値も結構高い為、育ててそのまま盗賊王の迷宮で使い続けても深層まで堪えられる程に守備力に粘りがある上に、レベルアップの速度も高い。
また、【ドラゴンキッズ】とこのモンスターはレベルアップと配合の繰り返しで「まもり」がやけに高く上がる為、そのまま防御しながら戦えるモンスターとして優秀。
「掴まりながら氷の息を吐ける」という今作ではワナ回避・【秘密の通路】の多数の妨害策の突破・移動範囲の拡大などを担う、非常に貴重な能力を備えたモンスターに様変わりしている。
そもそも今作では氷の息を吐くモンスターの種類が少ない為、序盤からヤンガスの仲間にできるのは非常に嬉しい。
 
【やくそう】系統のアイテムや能力強化(【ちからのたね】【まもりのたね】など)のたねを沢山与えて強くすれば、後のダンジョンの【いにしえの闘技場】のモンスターですら相手にできるかなり強いモンスターに化ける。
配合で耐性強化で後続に血統を残すのなら、上位互換のドラゴンキッズにチェンジしても良い判断になりうる。
かなり後半で出現する同じ能力持ちの【スターキメラ】ですら上限レベルが30の為、こちらは育てやすい面とドラゴン系という、配合の関係からこちらの方が優遇されやすい。
【インヘーラー】を討伐するまでに配合の繰り返しでレベル上限を上げることで、一応レベル35で【メラミ】を覚える。
しかし特技耐性の方が強い今作は【ほのおむこう】【こおりむこう】【マヒむこう】などのいずれかの能力を配合で覚えさせる方が多いので、せっかく覚えてもそれを忘れさせてしまうことの方が多い。
むしろ、そこまでレベルを上げる人はやり込まなければあまり居ないかもしれない。
 
しかし他作品では様々なフィールドに沢山うろついているこのモンスターが、今作では配合でしか作れないレアな強力モンスターにランクアップしようとは、誰が予測できたであろうか。
特にトルネコ3とは全く真逆の立ち位置となった為、上記の作品から移りプレイした人達にとっては違和感を感じたプレイヤーも多くいたことであろう。

バトルスキャナー

第二章から登場。サイズはSサイズ。
技はヒャド→こおりの息の順に変化していく。
相性最高の性格は【ぶきよう】
 
Sサイズの中でも高いちからを持つが、技に物理攻撃手段が一切ないため無意味。
ヒャドを使うためかしこさが高いのか・・・と言われるとそうでもないが、【メトロゴースト】【メイジドラキー】なんかよりはマシな数値。
こおりの息はサイズの割には威力は高めであり、敵が複数の時には活躍ができるだろう。

DQMSL

ドラゴン系のBランク。特性はひん死で会心。
また、期間限定クエストで【テリー】がこの姿になって登場した。

モンスターパレード

ドラゴン系のEランクモンスターとしてサービス初期から実装されていた。
サービス初期では初期とくぎである【こおりのいき】が非常に強力であり、これだけでもパレードに入れておく価値があると言われたほど。
反面ステータスは頼りなく、こおりの息を他モンスターに伝授できたり、【しにがみきぞく】等のより強いこおりの息使いをスカウトできた場合はお役御免となっていた。

ライバルズ

第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて僧侶のスーパーレアとして実装。

5/3/6 ドラゴン系
味方ユニットのHPが回復する度ランダムな敵1体に1ダメージを与えた後カードを1枚引く

7弾で多く追加された、スタン落ちしたカードのパロディの1枚。
スタン落ちした本家に比べて、コストが重く、飛ばすダメージが1であるため、使いにくくなっている。
しかしそれを代償に回復する度カードを引くため、ドローソースに困っているのなら入れてみたいカードである。

ウォーク

メインストーリー3章9話でボスの取り巻きとして登場。4章2話~4章7話などでザコとして出現する。火炎の息と氷の息を吐く。
こころの色は青でコストは51。

ダイの大冒険(2020年版アニメ)

第11話の【ヒュンケル】の回想シーンで「【ハドラー】の旧魔王軍により町は焼かれたくさんの死傷者が出た」という部分で、画面右に描かれている。