概要
DQ4に初登場したモンスター。【馬】に乗った骨の戦士。
騎士やナイトを名乗るモンスターはDQ1から登場しているが、実際に騎兵形態をとっているナイトはこれが初登場。
色違いには【しにがみきぞく】、【グレートライドン】、【ボーンライダー】、【シャドーノーブル】がいる。
なお、FC版DQ4では茶色い馬に茶色い服という出で立ちだったが、リメイク版DQ4でDQ7のボーンライダーのカラーとなって、そちらが定着した。
原画や色では分かりにくいが、乗っている馬(DQ10やヒーローズ2ではロバ)も魔物である。
DQ4
今回はしにがみきぞくの下位種。
5章の【バトランド】周辺、【ガーデンブルグ】周辺、【ロザリーヒル】周辺など出現地域は幅広い。
が、FC版ではいずれの場所でも出現確率が異様に低いため、滅多に出会うことがない。
ロザリーヒル近辺ではそこそこ出現するのだが、こんなところをうろつく理由は全くないのでやっぱり出会わない。
人によっては一度も遭遇することなくクリアしてしまったことだろう。死神貴族に負けず劣らずのレアモンスター。
一応周囲のモンスターと比較すると、ずば抜けたHPと攻撃力を持つのだが、基本的に単体でしか出現しないので、出会ったところで集中攻撃を喰らって沈むだけであり、さして印象にも残らないと残念ずくめのモンスターだった。
こうしたFC版の問題点を反省してか、リメイク版では異様に出現率が高くなり、出現地域内における遭遇率はトップクラス。
さらにほとんどの場合、3匹組の集団を形成するようになった。
ステータスや耐性がFC時代から据え置きなので、この時点では破格の強さを誇る強敵。
HPが高いのと【ベホイミ】を唱えることから、3匹組を倒すのには少々時間がかかる。
【しりょうのきし】を呼ぶことも。この死霊の騎士もベホイミを唱える。
無策のまま力比べをするのは危険。下手をすると押し負ける。
ラリホーとメダパニが無効、マホトーンとルカニにも強耐性と補助呪文が効きにくい。
ただし、こちらに対する攻撃手段が通常攻撃のみなので【スクルト】を唱えれば安全。
オマケに【マヌーサ】が100%有効と、対策さえ分かっていれば造作もない敵。
攻撃呪文で攻めるのであれば【イオ系】か【バギ系】が有効。それ以外はほぼ効かない。
アンデッドタイプのモンスターであるが【ニフラム】はほとんど効かない。
落とすアイテムは【てつのやり】。
DQ8
今回はしにがみきぞくの上位種。
【隔絶された台地】の平原(夜間)と【神鳥の巣】内部に出現する。
ゾンビ系特有の【ダメージ軽減能力】を持ち、通常テンションの攻撃は7割のダメージにされてしまう。
同時に山ほど出てくるが、一匹一匹の実力は大したことがない。
ベホイミとさみだれ突きを使うが、やはりMP上限が低いのでガス欠になりやすい。
DQ4では高かった攻撃呪文への耐性もからっきしなので、スクルトを掛け、テンションを上げて全体呪文で叩こう。
落とすアイテムは通常枠が【ホーリーランス】(1/64)、レア枠が【マジカルハット】(1/256)。
見た目通りの戦利品…と言いたいところだが、禍々しい雰囲気のモンスターが聖なる槍を落とすとは何とも解せない(これはしにがみきぞくも同じ)。
DQ10オフライン
【古代オルセコ闘技場】に生息。
しにがみきぞくの下位種。ベホイミと【のろい】を使う。
通常ドロップは【にじいろの布きれ】、レアドロップは【カイトバックラーの本】。
Ver.2
偽りの【アラハギーロ地方】に生息するほか、クエスト【砂漠の秘宝】?で討伐対象となる。
DQ10オンライン
レアドロップは【緑の宝石】。神話篇のダンジョンにも生息。
詳しくはこちらを参照。
ジョーカー1
DQMではしにがみきぞくに出番を取られていたが、本作から初登場。
ゾンビ系のBランク。
野性で出てこない上に一般配合でも作れない。【エビルドライブ】×【さまようよろい】の配合でできる。
お見合いセンターにエビルドライブがいるので、レガリス島でさまようよろいをスカウトすれば簡単に作れる。
特性は【カウンター】。デインに弱いがねむりを無効にする。
所持スキルは【アサシン】。
やはりしにがみきぞくの素材となり、【ダークナイト】or【モヒカント】を掛ければ作れる。
ジョーカー2・2プロ
今作ではエビルドライブと【スカルサーペント】の配合で生み出すことができる。
また夜の遺跡に野生の個体がいる。
素早さがよく伸び、上限も760と高い。
新しく【こんらんブレイク】の特性を得た。
カウンターの特性を持っているが、攻撃力の上限はそれほど高くないので武器やスキルで攻撃力を強化させよう。
しにがみきぞくの材料となる為、遺跡に何度も足を運んだ人もいるだろう。
プロフェッショナル版ではエビルドライブ×【イノブタマン】or【サイコロン】or【ダンビラムーチョ】との配合に変更。
特性には【アンチみかわしアップ】が追加。
最強化で【ふくつのとうし】を習得。
死神きぞくはボーンナイト×2に変更された。
テリワン3D
野生の個体が【れっぷうの扉】に出現する。
J2Pの組み合わせで作れるが、イノブタマンは引っ越しでしか入手できないので、位階配合で作れるダンビラムーチョか【おおめだま】の4体配合で作れるサイコロンが回されるだろう。
ちなみにエビルドライブは【ドラゴン】×悪魔系、ドラゴンは【ドラゴンキッズ】×ドラゴンキッズで誕生するため、Bランクの中堅モンスターでありながら結構早くから作れるのが強み。
特性は【スタンダードボディ】、【カウンター】、【こんらんブレイク】、+25で【アンチみかわしアップ】、+50で【こんらん攻撃】。
同種同士で死神きぞく、【ソードファントム】とで【黒騎士レオコーン】が作れる。
また、【テト】がお見合いに出してくる。ただし、このお見合いは格闘場のAクラスの試合をクリアしてからかがみの扉をクリアするまでの期間限定なので注意。
ちなみに本作の死神きぞくはコイツ×2だけでなく、【木馬の騎士】を同種配合すると作れる(しかも本作の位階配合最上位なのであくまの書シリーズから手軽に量産できる)という近道がある。下位種のくせに上位種よりめんどくさいとはなかなか因果なヤツである……。
イルルカ
【宿り木の塔】に野生の個体が出現する。
また、【転生モンスター】の【シャドーノーブル】の転生元。
ボーンナイトをたくさん倒していると出現しやすくなる。
今作では一般配合でも作れるようになり、【しりょうのきし】×【しにがみ】等が例。
また、【他国マスター】が出してくることもある。
【新生配合】で【根に持つタイプ】、【メガボディ】化で【AI1~3回行動】、【ギガボディ】化で【先手ハンター】、SP版では【超ギガボディ】化で【まれにハイテンション】を習得。
ジョーカー3・3プロ
リストラされてしまった。
DQMJ3Pでは死神きぞく、シャドーノーブルが復活しグレイトライドンまで参戦したがこのモンスターは登場できなかった。
シャドーノーブルのまめちしきの説明で言及されるのみであるがこれはイルルカのまめちしきの流用のため。
今までのジョーカーシリーズには登場してきたのに・・・
DQM3
ゾンビ系Dランク。野生では【流神殿の魔界】・中級に出現。
ドロップアイテムは【ばんのうぐすり】、レアドロップは【隠者のベルト】。
ゾンビ系と魔獣系の系統配合、【デビルアーマー】と【スカルライダー】の特殊配合でも生み出せる。
特性は【1~2回行動】、【こんらんブレイク大】(Lv20)、【こんらん攻撃】(Lv40)、【とうそうほんのう】(Lサイズ)、【みかわし無効】(Lサイズ)、【根に持つタイプ】(LサイズLv60)。
所持スキルは【騎士道】。
悪魔系との配合で【がいこつけんし】、【さまようよろい】との配合で【ピサロナイト】、【しにがみ】との配合で【しにがみきぞく】、【デュラハーン】との配合で【デュラハンナイト】ができる。
ソード
ラストダンジョンである【魔王の城】に出現。
戦闘スタイルはしにがみきぞくと大体同じ。
しにがみきぞくより登場が遅く戦闘力も高いため、今作ではこっちが上位種の模様。
…と思いきや、なぜかあっちの方が取得経験値が多い(ゴールドは勝っている)。設定ミスだろうか?
ヒーローズ2
【アマル峡谷】でこいつに襲われている兵士を助けるところで初戦闘。その後も同地に出現する。
図体がでかい中型モンスターで、まずHPや攻撃力が高い。
さみだれ突きのほかこちらに突進してきたりヒャダルコを唱えたり、紋章を描いて攻撃したりと行動自体もそれなりに厄介。
だが、コイツの一番のウザさは、その移動速度を活かしてちょこまかと動くところだろう。
攻撃を当てづらいために戦闘が長引きやすく、非常にストレスが溜まる。
攻撃をするときに動きが止まるので、そこを狙って攻撃しよう。
また中型モンスターの例に漏れずHPを半分まで減らすと動きが止まりダメージも増えるので、そこもねらい目。
【モンスターコイン】は3枠のヘンシンタイプ。
使える技は前方に攻撃する「やみのはどう」、攻撃しながら移動できる「突進突き」、広い範囲を攻撃できる「暗黒ブレス」。
使っている最中はつねにかなりの速度で走り続けるので、操作にはやや慣れが必要。
攻撃自体は強力なものが多いので、敵を蹴散らせる。
悪名高きゼビオン王防衛クエストでは、【キラーパンサー】と同じく長距離での移動手段に便利。
【フェルノーク隊長】もいる。
星ドラ
マホラッド大陸 物見の塔 地上1階などに登場。
ゾンビ系モンスター。
【ドルクマ】や【さみだれ突き】を使用してくる。
ライバルズ
スタンダードパックに共通ノーマルカードとして収録されている。
3/3/3 ゾンビ系
貫通
貫通を持つ3コストユニット。
だが1コスト低い【オーク】に比べて体力が一切成長しておらず、場持ちが良くない。
攻撃力も平凡で見所が一切なく、貫通デッキでもゾンビデッキでもほとんど採用されなかった。
ウォーク
メインストーリー4章7話のボスとして登場。4章10話~5章5話などでザコとして出現する。あまり見かけないモンスター。
さみだれ突きとベホイミを使う。
こころの色は赤でコストは63。赤のこころの中ではHPが高い耐久型で、体技ダメージやスライム系へのダメージがアップし、ドルマと即死に耐性が付く。
2022年7月1日からは、金曜15時からの48時間限定のボーンナイトのこころの「覚醒千里行」がスタート。
凄まじく強化された出現モンスターを倒して宝珠のかけらを入手し、2000個集めることでボーンナイトの宝珠1個に交換できる。
これを4回分繰り返し、目的地到達報酬の1個と合わせた計5個を使用することでグレードSのこころを覚醒させることができる。
だだでも強力なモンスターが出るのに、こころの総コストを全員250以下に抑えないと宝珠のかけらを入手できない。
それでいて敵は一切手加減をしてくれず、2回攻撃する敵も多く、通常攻撃1回で400近くくらう事もザラ。高確率で全滅もありうる覚醒千里行内でも指折りの難度を誇る。
ちなみに、ときどき枠にほこらのボスだった【ガルーダ】、めったに枠にザコ初登場の【バッファロン】が限定登場するのも特徴。
覚醒後のコストは117にアップ。
MPが40、力が33、みのまもりが29上がるのをはじめ能力値が上昇。
体技だけだった攻撃の強化に斬撃も含まれるようになり、ギラ系の攻撃や悪魔系へのダメージの増加もつく。
仲間モンスターとしても登場。
タマゴの孵化には13000歩必要な結構レアな仲間モンスター。
特性のときどきホイミで耐久力に優れる上に、高倍率の全体攻撃である死神の一撃を覚えていることがあり攻撃面でも頼りになる。
ただし、どんな個体でもかならず覚えてしまっている呪い攻撃には注意。
弱化行動を選択しにくいいっぴきおおかみあたりの性格にしないと、やたらと呪い攻撃を連発してしまうのが欠点となる。
タクト
2022年2月1日開催の「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドイベント」にて、「【ダイヤモンドスライム】SPスカウト」のAランク枠として登場。
ゾンビ系・Aランク・こうげきタイプ
リーダー特性「敵のしゅび力-10%」
とくぎは【タックル】「一点集中突き」「カースサラウンド」
覚醒スキル10Pで「ピンチにめいそう」30Pで「呪い成功率+5%」等を習得できる。