【マリンスライム】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:07:04

概要

海上に出現する巻貝の殻を有する【スライム】。ただし、一部作品ではスライム系ではなく水系となっている。
【スライムつむり】の色違いで、亜種に【つららスライム】【石炭つむり】がいる。

DQ3

スライムつむりよりモンスターIDが後ろで、どちらが上位種かは明言されていないが、実力的には明らかにスライムつむりより弱い。
また、モンスターレベルと【経験値】はこちらの方が下である。
 
守備力こそ100と高めではあるが、スライムつむり(守備力200)と比べればわずか半分。
これより高い【じごくのハサミ】(守備力110)と戦ってきた時と異なり、こちらの攻撃力も上がっているのでさほど問題にならないだろう。
行動も攻撃と逃亡のみで、【ラリホー】【ヒャド】を唱えるあちらの方がはるかに厄介。
攻撃呪文耐性もヒャド系以外は弱耐性どまりである。
同じ高守備力系の【ガニラス】と違って【ルカナン】には弱耐性を持つので、先に攻撃呪文で蹴散らし、討ち漏らした奴を【戦士】の攻撃でトドメを刺すのが確実。
HPはちょうど【ベギラマ】で蹴散らせる程度なので、遠慮なく唱えてやろう。
 
プログラム上では【スクルト】を覚えており、FC版【公式ガイドブック】にも「ただでさえ高い守備力をスクルトで更に上げてくる」という記述があるが、実際は使ってくることはない。
それはじごくのハサミの話である。
 
また同書によれば、スライムつむりとは違い【しびれくらげ】と同じ「海スライム属」らしい。
同じグラフィックのモンスターとは別属で異なるグラフィックのモンスターと同属という設定はこの時点では珍しかった。

リメイク版

ちゃんとスクルトを唱えるようになったものの、じごくのハサミと違って弱い方のスクルト。ついでに元の守備力もあっちの方が高く、おまけにHPと攻撃力もわずかにあっちの方が高いので、素早さとヒャド系、バギ系、ルカニ系の耐性以外はほとんどじこくのハサミより劣っている。
如何にじごくのハサミが登場時期に反した強さかと言う事が分かる。

攻撃アクションは垂直に跳ねるだけというもので、効果音も「トンッ」と軽い感じのしょぼい音。なので普通のスライムとそんなに攻撃力が変わらないんじゃないかと思わせる演出だが、これでもゾンビ犬(【バリイドドッグ】)に噛まれたり、蜂(【さそりばち】【キラービー】)に刺されるよりも強い衝撃を受ける。
 
リメイク版の【格闘場】ではスライム+【メタルスライム】+こいつ+スライムつむりの組み合わせがあり、大抵引き分けになるが、決着がつく場合こいつが勝つことが多い。
この試合の倍率は55倍と高いが、スライムつむりのヒャドを中々の確率で無効化できる上に、判断力が高くスクルトを唱えた後は打撃攻撃しかしない。
しかも攻撃力が組み合わせの中で一番高いのでメタルスライムとスライムつむりに1~4ダメージを与えることができる。
おまけにメタルスライムとスライムつむりは呪文に対する判断力が無いせいでお互いに呪文を撃ち合ってMPを無駄に消費したりするため、この組み合わせになった時は賭けてみるのも面白い。
ただ、メラ系は弱耐性のため、メタルスライムのメラを連続して受けるとやられてしまい、ヒャドも一度でも効いてしまうと、勝率はかなり下がってしまう。
 
また、こいつ+【しびれくらげ】【マーマン】の組み合わせの時もあり、その時の倍率は2倍前後と低いが、低確率でかかるルカナンやマヒ攻撃さえ効かなければ安定して勝つことができる。
 
スクルトと打撃だけで鉄板を狙えるという点では【キャタピラー】に通ずるものがある。
もっとも、あちらの方が鉄板度合が高いが。

小説版

【イシス】から【ポルトガ】へ貿易船で向かおうとするパーティに襲いかかった。

DQ6

相変わらず守備力135と高めであり、HPもそこそこあるうえに頻繁に防御もする鬱陶しい敵になった。
また、今回もスクルトを唱えてさらに守備力を高めてしまう。
 
海全域に広く分布しているため、出会う機会が非常に多い。
鬱陶しいだけで別に強くない。ラリホーやルカナンで無力化できる。
 
リメイク版では仲間スライムに抜擢された。詳しくは【マリリン(マリンスライム)】を参照。

DQ10オフライン

【ヴェリナード領南】【モガレの洞くつ】に生息。
水系に分類されている。ヒャダルコも使うが、カラにとじこもったり、スクルトを唱えたりする。こちらが強いと逃げることも。
魔法戦士に転職するクエスト【王宮の魔法戦士たち】で討伐対象となる。
通常ドロップは【赤いサンゴ】、レアドロップは【スライムピアス】

Ver.2

真の【コニウェア平原】に生息。

DQ10オンライン

生息エリアを増やしており、魔剣士の職業クエストでも討伐対象となる。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

海上(外海南西部)や【バンデルフォン地方・東の島】【クレイモラン地方】に出現。前作同様カラにとじこもったりスクルトを唱えたりするが、攻撃手段は通常攻撃のみとなった。
こいつだけなら危険はないが、外海には火力の高い強敵も多く、一緒に出てきてスクルトを使われると面倒。特に元々硬い【ガニラス】辺りにスクルトがかかると物理攻撃はロクに通らなくなってしまう。その場合は呪文攻撃に切り替えよう。
ドロップアイテムが【赤いサンゴ】、レアが【スライムピアス】なのは前作と同じ。
なお世界に異変が起こった後はスライムつむり・強が海に進出し、こいつは【霊水の洞くつ】に追いやられてしまう。

邪ver

初期の通常verと同じく海上とバンデルフォン東の島に出現する。ただしクレイモラン地方ではつららスライム・邪と入れ替わっている。スライムつむりは海上進出しないようだ。
しかし新たな攻撃能力を身に付けたわけでもないので、カラに閉じこもられると面倒なだけで強くはない。

ジョーカー3

スライム系Dランク。所持スキルは【水の使い手】
【凍骨の氷原】の鉄の箱舟内部に生息しており、敵として出て来た時は【ザバラ】を使用する。
同じく鉄の箱舟内に出現する【ブリザード】に憑依されてつららスライムになる。
 
初期特性は【スモールボディ】に固定の【ときどきスカラ】【水ブレイク】
さらに+25で【暴走要塞】、+50で【ライトメタルボディ】、+100で【一族のほこり】を習得する。
メガボディ化で【AI1-3回行動】、ギガボディ化で【ぼうえいほんのう】、超ギガボディ化で【全ガード+】を習得。
 
能力値の上限はHPが高くMPと守備力とかしこさは高め。すばやさと攻撃力は低い。
スライムつむりと比べると長所の守備力を削ってかしこさに割り振った形になっており若干見劣りする。
こちらは固定特性のコストが低くなっているので特性選択の自由度で差別化したい。

ジョーカー3プロ

合体特性に【不思議な守り】、合体特技に【ベホマ】を新たに獲得した。
 
マリべえと名付けた個体を【チウ】に見せると仲間になってくれる。
ラミたドナドナでもいいがルーラポイントのすぐそばでスカウトできるこいつが一番手っ取り早いだろう。

DQMSL

スライム系のランクDモンスター。
リーダー特性はヒャド効果+3%。ヒャド、スクルトをおぼえる。
 
マリべえ(隊員3号)がダイコラボモンスター【獣王遊撃隊】の一角として登場している。

少年ヤンガス

スライムつむりと共に登場。
【いにしえの闘技場】【魔導の宝物庫】に出現。
レベルアップで覚える特技がスクルトから【スカラ】(レベル8)に変わった以外、スライムつむりのほぼ純粋な上位互換。
スライム系ではなく水系であるのも同じ。
やっぱり防御力が高いが、実はいにしえの闘技場ではメタルスライムに次ぐ頑丈さ。なんと【ゴールドマン】【メタルドラゴン】よりも硬い。
【ちからの指輪】の+値を上げておくのはもちろん、【いなずまの剣】も1つは合成しておきたい。
 
成長限界はレベル30。
デフォルトネームは♂が「マリンム」、♀が「マリリン」。
守りの伸びが良く、回避と運の良さはイマイチ。
配合パターンはスライムつむり×【だいおうキッズ】

ビルダーズ2

【からっぽ島】【モンゾーラ島】などの海岸に出現するが、他のモンスターと異なり滅多に攻撃してこない。こちらが攻撃しても、防御して時間稼ぎをするか逃げ出す場合が殆どである。
からっぽ島のみどりの開拓地から【しろじい】の神殿を目指して直通の道を敷こうとすると水場の真上を通りがちなので、その建材が余った【土】ブロック等だと、こいつが高々度の道で突如夜に眠っていたりする。実害が無いので出たら出たで構わない部類だが、抑制したいなら【わら床】なり【格子の床】なり、素材を無限化しやすい人工ブロックで道を敷こう。
落とすアイテムは【油】【まき貝】。まき貝を落とすモンスターはこいつだけだが、人によっては倒すのが可哀想になるかもしれない。

あるくんですシリーズ

【あるくんです】【あるくんです2】【あるくんですリターンズ】と、あるくんですシリーズ皆勤賞のスライム。
毎回海のなじみ度を満タンにすると変身できる。当然海での移動がとても素早い。逆に陸地は苦手である。

バトルスキャナー

第一章から登場。
基本ステータスはHP:401 ちから:267 すばやさ:151 かしこさ:146 みのまもり:127
技はヒャダルコ→マヒャドリルの順で変化する。
 
Sサイズのチケットでは能力値合計が極めて高く、一部のMサイズチケットを上回るほど高い。
特にHPは401もある(参考に、Mサイズの【スライムナイト】が362、【ダッシュラン】が393)。
技も最初から全体攻撃技のヒャダルコが使えるため最初から高火力、テンションアップで高い力を活かせるマヒャドリルに変化するため全体的に死角がない……
のだが、みのまもりは見た目に反してそこまで高くなく、炎の攻撃で大ダメージを食らってしまうためか受けに回ると一気に頼りなくなる。
また氷属性の攻撃しか使えないため、耐性持ちの相手が来ると苦労するだろう。
とはいえ能力値が高いため十分カバーできている。
 
第六章では強化されて登場。
基本ステータスはHP:530、ちから:328、すばやさ:183、かしこさ:194、みのまもり:168。
技はつめたい息→ヒャダルコの順で変化していく。
ヒャダルコが第2の技に繰り上がったため、火力は上がったが、マヒャドリルが使えないため高いちからを活かせなくなった。

スキャンバトラーズ

第一弾のノーマルチケット(レア度は☆☆)。
HP:649 ちから:455 すばやさ:192 かしこさ:347 みのまもり:360
技はヒャド→ヒャダルコの順で変化する。

モンパレ

スライム系Eランクとして登場していた。地上タイプ。
初期とくぎはもはや代名詞的な存在になりつつあるスクルト。スクルト持ちモンスターの中では最もスカウトがしやすく、お手軽スクルト要因として初期では起用されていた。
ステータスはお世辞にも高いとは言えず、やや高めの守備力を除き低め。

ウォーク

メインストーリー7章5話から8章10話までフィールドに出現する。ただし水辺や雨の時にしか現れない。スライム系ではなく水系で、周りのモンスターより高めの経験値を持つ。
ヒャダルコやスクルトを唱え、殻に閉じこもってダメージを激減させる。
 
こころの色は黄でコストは89。

ライバルズ

第5段カードパック「勇気の英雄譚」にて実装。武闘家専用のノーマル。

2/2/3 スライム系
スキルブースト:攻撃力+1

バニラクラスの性能を持ちながらスキルブーストで攻撃力もあがる。
前半戦から使いやすく、後半はやられやすいものの思わぬ火力を生むこともあり、スライムデッキやエイトのスキルブーストデッキで使われていた。

ライバルズエース

真3段カードパック「星降りの決戦」にて、「流水のマリンスライム」名義で実装。盗賊専用のレア。

2/2/3 スライム系
召喚時:味方リーダーのテンションスキルをスラ・スプラッシュに変える

スラ・スプラッシュは「速攻 2/2の【アクアスライム】を1体出す」というもの。
アクアスライムの項にある通り、スライム系バフを受けると凶悪化するアクアスライムをテンションスキルで出せるのは非常に強力。スライム系を強化する盗賊のデッキの強さを押し上げているカードであり変なこだわりでもない限り真っ先に2枚投げ込まれる逸材。
 
当初は1/1/3で、テンションスキルが既にスラ・スプラッシュなら代わりに1ドローできた。 
テンションスキル変化の先輩のいっかく竜や悪鬼丸と違い腐ることが無く、最軽量の優良スタッツということで猛威を奮い、現在の仕様に下方修正された。

タクト

イベント「スライムカーニバル」で敵のみで登場していたが、そのあと開催されたドラクエ3コラボイベントのドロップにてスカウト可能になった。
ランクはCで【ヒャド】【スクルト】を覚える。Cランクとしては貴重なスクルト使いだがホイミが使える【メイジキメラ】とどっちが良いかは人それぞれか。
 
2020/9/28現在ではイベントのみでスカウト可能だが、今後メインストーリーに追加されイベント以外でもスカウトできるようになるとのこと。

ドラけし!

スライムと貝がらを錬金すると入手できる。

モンスター物語

陸生であったスライムが海に落ちて、泳ぎを覚えて進化したモンスター。
背負っている殻は身を守るためにかぶっていたものだが、カルシウム豊富な餌を食べていたせいか、そのうち最初から殻を背負った子供が生まれ始めた。
FC版では使ってこなかったスクルトを使いこなす。
【だいおうイカ】の一撃にも耐えうるが、ルカナンを使う【マーマン】が天敵。

ダイの大冒険

獣王遊撃隊3号として登場。名前はマリべえ。
死の大地に乗り込んだチウが海底偵察の為に仲間にする。
見事海中にある【バーンパレス】の入口、魔宮の門を発見するという功績をあげた。
【フェンブレン】相手に噛み付くが、さすがにダメージは与えることはできず。また、遊撃隊の特訓では手が無いため、突きの特訓ができず一人困惑していた。
ちなみにチウは一人で戦い、【ゴメちゃん】にはたいして強くないと嘯いたが背中はボロボロだったので意外と強いのかも知れない。