【ミラクレア】

Last-modified: 2018-10-03 (水) 21:43:23

イルルカ

モンスターの方はリンク先参照。
数百年前、【聖竜ミラクレア】が人間だった頃の姿で、【狭間の闇の王】に立ち向かった戦士【アモン】・僧侶【メルナ】・魔法使い【ダルジャン】ら勇士達のリーダー格。
名前の由来は恐らく「ミラクル」だと思われる。

頭にはサークレット、上からマントを羽織った典型的なドラクエ3スタイルの女賢者だが、スカートはロングで、露出が控えめになっている。色気よりも上品さが際立つデザイン。
目つきが鋭く、一人称はわし。口調も年齢の割に老いた感じ(要するにのじゃ口調)ではあるが、話してみると意外にフレンドリーな性格。
また、大魔神像絡みの台詞では妙にテンションが上がっている。
もしかしたらああいうのが趣味なのかもしれない。
 
【狭間の闇の王】によってバラバラにされた異世界を鍵で繋いだ、いわば現在の鍵世界を構築した人物。
かつて激闘の果てに闇の王を辛くも封印したが、いずれ再来する狭間の闇の脅威に備え、【ホエールマージ】の賢者【ウゴール】を初めとする魔物の同志の協力を得て大魔神像を建造。
またウゴールには光のオーブを託し、闇の王復活の際に導きとなるよう準備した。
同時に、自身も闇の王の復活まで命を永らえるため、超巨大モンスターへ転生することを決意し実行する。
もともとは自分ひとりで全ての責任を背負うつもりであったが、仲間たちもまたミラクレアの決意に賛同し、共にモンスターへの転生を行った。
しかし永い時の中、人としての理性を保ち続けられたのは彼女だけであった。

表シナリオではミラクレアのみの字もなかったが(魔物形態でオープニングと序盤に登場してはいた)、裏シナリオでは封印が解けて復活した狭間の闇の王を討ち果たすべく主人公と共闘。主人公と戦って力を見極めた後はアモンメルナダルジャンと共に大魔神像の武具となり、闇の王の居城である【はざまの世界】への突破口を開く。そして宿願だった狭間の闇の王討伐を見届けると、同志達と共に安らかに天へ昇っていったのだった……。
しかし直後のエンディングで普通に語りかけてきたり、仲間たちの方もエンディング後に各世界に出向くイル、ルカの行動を見ていたとしか思えない絶妙なタイミングで、新たな主を紹介するため話しかけてくる。昇天はしたが、まだまだ世界を見守り続けるつもりのようだ。
 
当時はナンバリングタイトルの新作がご無沙汰だったこともあり、仲間と共に魔王に立ち向かったり、ストーリー上重要な役割を持つドラゴンに自分が転生したりと、ナンバリングタイトルのノリとお約束を盛大に持ち込んだ。