【メタルキング】

Last-modified: 2024-04-19 (金) 07:34:07

概要

DQ4以降に登場する【メタルスライム】の王様で、見た目は【キングスライム】【スライムベホマズン】の色違いである。
亜種のボスモンスターとして3DS版・DQ11Sの【ウルトラメタキン】がいる他、スーパーライトではブレイク化した凶メタルキングがいる。
「メタキン」の愛称で親しまれたり憎まれたり頼りにされたりしており、本編では【はぐれメタル】同様、言わずと知れた【経験値】の塊で終盤やクリア後の【メタル狩り】のターゲット。DQMではみがわり戦法の常連。
上記の【メタル系】のスライムの上位にあたるが、作品によってはさらなる上位として【プラチナキング】がいたりすることも。
 
「Metal King」を直訳するなら「金属の王」となる。英語版での名前は「”Metal king slime”」である。
小説版DQ7では【メタルキングヘルム】に「鋼王の兜」と当て字している。
 
主にストーリーの終盤に登場し、経験値はおおむね30010とザコ敵の中ではプラチナキングが登場するリメイク版DQ4とDQ7・DQ9を除けば最高。
リメイク版DQ7では【すれちがい石版】の登場、【ひつじかぞえ歌】【アルテマソード】の強化により最終的にはプラキンが狩られるが、それ以外では出現場所や出現率から、プラチナキングよりこちらが狙われることが多い。
特に大量出現場所のあるDQ7とDQ8・オンリー地図のあるDQ9では、コイツを狩ることで短期間にてビリーズブートキャンプのごとき理想の身体を手に入れることができる。
低確率ながら豪華なドロップアイテムもお約束。
 
下位のメタル系と違い、使ってくる呪文または特技が固定されておらずバラバラ。
同じく稼ぎモンスターとして標的になるはぐれメタルとの最大の違いとして、全般的に攻撃力が高い・厄介な攻撃を持つ・HPが高い この3つが当てはまる。
そのため、はぐれメタルと同じつもりで稼ぎのみに主眼を置いて戦うと痛い目に遭うことがあり、最悪全滅することもある。
また、倒せる実力であってもメタル系のスライムであるため当然逃げてしまうことも多い。
そのため、上級者用のメタル狩りの対象と言える。
シリーズによって2体1組や3体1組で出てくることがあり、作品が進むにつれてHPが多くなり、物理攻撃に重点を置いてくるようになっている。
 
モンスターズシリーズでは経験値の塊というお約束のほか、いわゆるメイン盾としての役割を担うことが多い。
とにかく物理・属性攻撃の双方に強いため、コイツが【みがわり】などでチームを守ると、並みの手段では突破できなくなってしまう。
幸い、本編のような絶対的な耐性は持っておらず、特に弱体効果に弱いことが多いので対策は可能。
この戦法はDQMJ2以降メジャーになってきたが、DQM1の時点でラスボスがチームにメタルキングをいれ、「もっとも倒しやすい(HPが低い)と判断された敵を攻撃する」AIの仕様の隙を突く盾役を担わせていた(同作ではある程度攻撃力が高ければ大ダメージを与えられ、一撃で倒すことも可能だが、通信無しで一撃で倒せる攻撃力を得るにはかなり苦労するだろう)。
しかし、あまりにもメジャーかつ分かりやすい戦法だったためにメインストーリー終盤のボスはあからさまにみがメタ対策を取ってくるようになり、これだけでストーリークリアは難しくなった。

DQ4

【ゴットサイド地方】などに登場。
【ベギラマ】を使うほか、2回行動することもある。
また、攻撃力が140と【オーガー】並みに高いため、通常攻撃も結構痛い。
通常攻撃やベギラマの当て逃げ(2回目の行動で逃げられる)をされると悔しさも大きい。

図体がでかいせいなのか、はぐれメタルが持っている高い攻撃回避率はない。
また、本作でのメタル系のスライムの例に漏れず、マヒさせることが可能。
【どくがのナイフ】の追加効果が狙えるし、【アリーナ】【会心の一撃】にも期待してみよう。
 
また、低確率で出現時に眠っていることがある。見かけたら運が良かったと思ってさっさと倒そう。
なおこいつの出現時のHPは6~7で、こいつの唱えるベギラマの威力は22~34。
つまりFC版なら呪文無耐性のキャラが【ミラーシールド】で反射すれば6~9ダメージになるので大抵一撃で倒せる(リメイク版は跳ね返してくれない)。
 
主な狩場は【ゴットサイド地方】北部か【架け橋の塔】(ともに出現率はそれなり)。
ゴットサイド地方北部ではFC版では最大2匹、リメイク版では最大3匹出現するため凄まじい経験値を狙える。
架け橋の塔では1匹しか出現しないが別モンスターを伴うため、【ときのすな】が強化されたリメイク版なら狩りやすい。
【天空への塔】の下層では上記二ヶ所以上の高確率でエンカウントするほか、PS版では最大4匹も同時出現することがあるが、【勇者】がいないと入れないのと馬車メンに経験値が入らないのがネック。パーティレベルの均等化には利用できるが。
リメイク版では【謎のダンジョン】の一部のフロアでも出現するが、馬車が進入できないのに加えてそもそも出現率が低い。しかもプラチナキングがいるので狙うならそっちになる。
メタル狩り効率が桁違いに高いFC版ではメタルキングを狩るのが一番レベル上げ効率が良いが、リメイク版であれば終盤の稼ぎは尋常じゃない速度で仲間を呼ぶ【トーテムキラー】で確実に稼ぐかメタルキングで一発を狙うかの2択になるだろう。
 
なお、ドロップアイテムは最高の守備力を持つ兜【はぐれメタルヘルム】でこれまた逸品を持っている。【ちいさなメダル】交換で入手するなら32枚中20枚も使わなければならず、しかも1個しか手に入らないのでメタルキングから入手できるのは非常にありがたい。
しかし普通に落とす確率は1/4096という極低確率なので【トルネコの盗み】に頼らざるを得ない。はぐれメタルヘルムを入手したいなら【トルネコ】は必ずパーティに入れておきたい。
ただしFC版では一つでも所持しているとなぜか絶対落として(盗んで)くれない。狩るなら手持ちのヘルムは全て預かり所に預けておこう。
リメイク版でははぐれメタルヘルムはメダル景品ではなく移民の町のカジノの景品になり、特にPS版ではドロップ狙いは効率が悪すぎるので、カジノに頼ることになるだろう。
DS版以降ではトルネコの盗みの効率が飛躍的に上昇し、複数入手がやりやすくなった。
 
【格闘場】ではメタルスライム、メタルキング、はぐれメタルのメタルトリオの組み合わせで出現。
お互いに効かないメラやギラやベギラマやらを延々唱え続けて引き分けになる場合がほとんどだが、一番高HPでたまに2回行動のメタルキングだけがごくまれに勝つことがある。
さらに最大HPの8割程度で出現するようにもなったDS版ではかなり勝率が上がっており、同じ100倍同士の【スペクテット】×2、【おおめだま】×2のカードよりも、そこそこ決着が付きやすいようだ。
むろんほとんど引き分けなのは変わらないが、連続賭けでキャンセルできない状況なら選択の余地はない。キャンセル可能な一戦目でも100倍もあるのでせっかくだから……。

DQ5

同系統のキングスライムとスライムベホマズン、メタル系仲間のメタスラ(リメイク版のみ)やはぐれメタルといった連中とは違い、こいつだけ仲間にならない。
【エビルマウンテン】【謎の洞窟】に登場し、使う呪文は【ムーンフェイス】も使ってきた【パルプンテ】。ムーンフェイス同様MP20なので原則1回しか使えない。
出現する場所は馬車も入れるダンジョンなので、パルプンテで場にいる全員がマヒしたりすると馬車のメンバーで思う存分メタル狩りすることができる。
この点、馬車ごと入れない【封印の洞窟】のムーンフェイスとは大きな違いである。
逆にMPを0にされたりするとバカヤローと叫びたくなる。
ドロップアイテムは【ちいさなメダル】。確率は1/64と高いとは言えないものの前作と違ってそれなりに期待できるレベル(その分旨みも低下してしまったが)。
もしもの時に備えて、【エルフののみぐすり】の用意は忘れずに。パルプンテの全員MP0は馬車内のメンバーには影響しないので、MPを使わないメンバーや、2軍メンバーのみを表に出して戦わせるのも手。
パルプンテは力がみなぎる可能性もあることから、珍しく会心の一撃タイプの痛恨を放ってくる可能性のある敵。
 
謎の洞窟の深層では2匹で現れることもあるため、

  • 『1体目を倒す→2体目がパルプンテを唱え、1体目が蘇る→復活した1体目が逃げる→2体目も逃げる→入手経験値0』
  • 『1体目を倒す→2体目がパルプンテを唱え、戦闘が強制終了する→入手経験値0』
  • 『1体目を倒す→【はぐれ毒針ハメ】の要領で死んだ1体目をもう1回倒す→2体目がパルプンテを唱え、1体目が蘇る→さらに倒す→大量の経験値獲得(SFC版限定)』

という珍事を引き起こすことも。こればかりは全て時の運である。ただしお得な効果はSFC限定であることは覚えておくべし。

DQ6

【嘆きの牢獄】周辺や【ムーアの城】内部に登場。使用呪文はギラ。
攻撃力も高くなく(色違いの中では一番高いが)、火力は間違いなく歴代最低であり、はぐれメタルを単純にグレードアップしたような彼はシリーズ史上最も安全なメタルキングであるが、素早さがあの巨体ではぐれメタルに次いで高いので先手を取られる事が多い上、HPは14もあるので【メタルぎり】でもなかなか倒せない。この際【まじんぎり】で一撃必殺を狙おう。毒針などの蓄積では倒せない「HPが高い」というパターンはシリーズ初であり、以降のHPが異様に高いメタル系のスライムの雛形になったとも言える。
ちなみに、【ブースカ】と並びレア装備の【やまびこのぼうし】を落とすことでも知られている。
またこの作品から通常出現だけでなく、【がったいメタルスライム】の合体でも登場するようになった。
ムーアの城での出現エリアは【サタンジェネラル】が出現せず、ブースカや【キラーデーモン】が出現する場所。
合体メタルスライムはサタンジェネラルが出現するエリアに出現する。
 
大量に狩るなら嘆きの牢獄周辺やムーアの城・ジャンプ台エリアがオススメ。回復ポイントこそないものの、周囲の敵は【ランプのまおう】を除いて強くなく、加えて一度に最大3体で登場してくれる。
守備力は999止まりなので攻撃力を上げまくれば、【ムーンサルト】で3体同時討伐も可能。ぜひその快感を味わってほしい。
ムーアの城内部のジャンプ台エリアでは2体で登場することが多く、さらには【はぐれメタル】4体も登場するため経験値が貯まりやすい。ほかの雑魚モンスターも嘆きの牢獄周辺と比べ多いのもメリットか。
また、ついでに【しあわせのぼうし】【やまびこのぼうし】【ふっかつのつえ】といったレアドロップを手に入れたい人もここでレベルアップすることになるだろう。
 
ここで、レベルアップポイント2ヶ所のお互いを比較したときのメリット点をまとめる。

嘆きの牢獄周辺・出現率が高め
・最大3体で登場
・ほかの雑魚モンスターが比較的弱め
・アクセスがルーラ一本で行ける
ムーアの城内部の
ジャンプ台エリア
・2体で登場することが多い
・はぐれメタル4体での経験値稼ぎも可能
・ほかの雑魚モンスターの経験値も高め
・レアドロップあり

なお、どちらでレベルアップする場合も【ランドアーマー】が遅延行為をしたりメタキンをかばったりして邪魔をしてくることがあるので悪しからず。
 
ちなみに本作でははぐれメタルを延々と狩り続けるテクニックがあるので、ただ単に経験値を稼ぎたいだけなら、メタルキングを狩るよりもそちらのほうがずっと効率がいい。

DQ7

スライムの溜まり場となった【異変後】【クレージュ地方】などに登場。
出現率は【マーディラス地方】のほうが高いのだが、はぐれメタルや【ゴールデンスライム】の存在を考えるとクレージュ地方で狩りたい。
またダークパレスでは【メタルスライムS】が出現。8匹集まると合体してメタルキングになる。
使用呪文はバギマで、体当たりをかますことも。
HPが20もあるのでやはりまじんぎりの一撃必殺に期待。
おたけびなどの行動不能特技で動きを止めることもできる。
PS版では攻撃力が501になると0~31ダメージ与えられるようになり、普通の攻撃で倒せるが、その頃には主人公たちのレベルは99近くに達しているだろう。
一応現実的なラインなら、【オチェアーノの剣】【炎のアミュレット】【ゴッドハンド】マスターで攻撃力195と力補正25%を得られるので、あとは素の力を245まで上げれば攻撃力501は達成可能。
これなら最も腕力に長けた主人公なら60代で到達できるので、やり込みプレイなら一考の余地はある。
攻撃力が571あればムーンサルトでなぎ倒せるようになる。
 
ドロップアイテムは、はぐれメタルと同じく【しあわせのくつ】
【モンスターパーク】では塔の最上階にいるのだが、大王皇帝に玉座を取られ、座れずにうろうろしている。
2人と違って喋れないのが良くなかったのだろうか。

リメイク版

PS版と異なり行動不能系に完全耐性を持つようになった。
【ひゃくれつなめ】が休み属性に変更されたための措置だと思われる。
プラチナキングも同様に行動不能系に完全耐性を持った。
そのため、はぐれメタルと並んでモンスターパーク完成への障害となった。
メタルスライムSが合体直後には逃げないため、その隙にまものならしをする手もある。
また、メタルスライムSをボスとした【自作石版】を使えば、ボスとして出現したメタルスライムSを合体させれば逃げないためゆっくりなつかせることもできる。…もっとも、メタルスライムSをパークに連れて行く方がよっぽど難しいが…。

DQ8

【三角谷】周辺の【人跡未踏の森】やDQ8版クレージュの【風鳴りの山】【竜骨の迷宮】やラストダンジョンの【暗黒魔城都市】、裏ダンジョンの【竜神の道】【天の祭壇】に出現。
初登場の竜骨の迷宮では奥側は7%程度のものだが、入り口付近だと5%程度と若干出現率が低い。
人跡未踏の森は終盤の前後でやや出現率に変化が起こるが、せいぜい5%前後の世界。
風鳴りの山は終盤前は約5%と出現率が低いが、終盤は10%前後ほど出現率が高くなる。
暗黒魔城都市では城内の2~5Fで24%もの高出現率が記録されている。
裏ダンジョンでは竜神の道のB1~B2と天の祭壇2層目では5%しか出ないが、竜神の道のB3では14%と中々。
確率面では暗黒魔城都市がトップだが、終盤以降にエンカウントを狙うなら竜骨の迷宮や竜神の道B3、風鳴りの山あたりがおすすめだろう。
竜骨の迷宮では3~4体の【ベルザブル】と同時出現することがあるため、上手くやれば【メガザル】で大量経験値入手のチャンス。
 
シリーズ史上初めて呪文を使わないが、なぜかMPが66ある。
その代わり【ミミック】【ヘルダイバー】などと同程度の攻撃力を持ち、ただの経験値の塊と思って回復を怠っていると先制で思わぬ一撃を食らうことも。
HPは相変わらず20なのでメタル斬りや【はぐれメタルの剣】よりも、主人公の【雷光一閃突き】やヤンガスの【大まじん斬り】で一撃必殺を狙う方が効率的。守備力が歴代よりもさらに高く設定されているので貫通するのは不可能である。
 
落とすアイテムは通常枠が【スライムのかんむり】(1/64)、レア枠が【オリハルコン】(1/256)と豪華。
間違って【キングアックス】を作ってしまった人やはぐれメタルの剣と【メタルキング鎧】の両方とも欲しいという人は、コイツや【キングスライム】【パンドラボックス】を乱獲しよう。
ちなみに、端金しか落とさないメタルスライムやはぐれメタルとは違い、ゴールドの方も240と雑魚敵としてはトップクラスの値を誇る。
 
クリア後、【竜の試練】の褒美の一つにコイツのスカウトモンスター【スマイル】が出現するというものがある。

3DS版

追加裏ダンジョンの【追憶の回廊】にあるショートカット通路では【くちぶえ】を使うことでメタル系のみが出現するようになっている。
特に2つ目の通路ではメタルキングしか出現しないので絶好の狩場である。
辿り着くころには全員レベル99で最早経験値など不要なプレイヤーも多いと思うが、錬金のためのアイテム狙いには十分使える。
また、全モンスターの落とすゴールドが1.5倍になったことで360Gも落とすようになり、こいつを狙って狩っていると懐もかなり潤うだろう。

DQ9

【アルマの塔】と比較的高レベルの【宝の地図】の洞くつに出現。DQ8同様呪文は全く使わない上、MPは0になった。
アルマの塔ではお供としてしか出ないため、あまり出現は期待できない。
宝の地図の洞くつでは、洞くつ、火山、水タイプのマップで登場する。
HPは16なので、一閃突きやまじんぎりで一撃必殺か、急所突き等で息の根を止めるのを狙うのが良い。
同じフロアには【ギリメカラ】【ダークトロル】などの強力なモンスターが出るので、倒しにいく際は注意。
ついでにこいつ自身の攻撃力も318とかなり高いので、狩るつもりが逆に狩られたなんてことが無いように。
素早さは349。【ほしふるうでわ】を装備したりすばやさ関連のパッシブを取ることで先に行動できるようになるだろう。
水タイプのマップならば宝の地図限定の高レベルモンスターは【うみうしひめ】【クラウンヘッド】程度なので低レベルからでもある程度は安心できる。ただ、それでも最低はくあいスキル100だけでも欲しい所。ただしクラウンヘッドを伴って出現した際に「メタルキングが逃げる→会心の一撃がヒット→【メガンテ】で阿鼻叫喚」になることだけは注意したい。
 
また、こいつしか出ないフロアのある宝の地図の洞くつも存在する。
最も有名なのは【まさゆきの地図】だが、それ以外にもいくつかある。
なおこいつ以上の経験値を持つプラチナキングはオンリー地図が存在しないため、プレイヤーの虐殺の対象は最終的にこいつとなる。
ただし、オンリーといってもシンボルがオンリーなだけで、お供として上記の強力なモンスターが出ることは普通にあるので、勘違いして油断しないように。
お供が比較的弱い水タイプのマップでメタキンオンリーの地図は片手で数えるほどしかない(1種類?)。
 
完全に青箱や2%防具狙いのみでマラソンしている際のこいつは地味に厄介。
メタル系の例に漏れずマップ上での移動速度が速く、さらに当たり判定が大きく、大体こちらはステルスしているためどちらに動くかわからないので事故当たりすることが多い。
視界外から突っ込んでくることも多く、まずメニュー呼び出し回避は間に合わない。
このサイズの当たり判定と、マップ上での高速の移動速度を併せ持っているのは数あるモンスターの中でもこいつだけ。
 
ドロップは【スライムのかんむり】か、【オリハルコン】
いずれもレアアイテムであり、特にオリハルコンはメタルキング系の装備を揃えるのに大量に必要になる。
オンリー地図をもっているプレイヤーは狩っているとむしろ余るくらい貯まってくることもある。
 
【ドラゴンクエストIX 国勢調査】討伐数最多モンスターランキングによると、全国のプレイヤーからのべ1億匹以上も討伐され、2位のスライムに約2300万匹の差をつけてダントツとなった。
 
なお討伐モンスターリストにて呪文を使用したとき用と思われるモーションが確認できるが、今作では呪文を使わないので見る機会が無い。

DQ10オフライン

各大陸の辺境にある、モンスターの強いエリアで稀に出現する。随伴のみでシンボルエンカウントはないが、地域別の【討伐モンスターリスト】には載る。
また【メタキン軍団コイン】を使えば【魔法の迷宮】で戦える。

DQ10オンライン

魔法の迷宮などで稀に出現するが、【メタキンコイン】やメタル迷宮招待券などを使えば意図的に出会える。
【魔界】(Ver.5)以降ではフィールドモンスターの随伴でも現れる。ただし地域別の討伐モンスターリストには載らない。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【天空魔城】や過ぎ去りし時を求めた後の【天空の古戦場】に、他の敵シンボルのお供として登場。
また3DS版・DQ11Sの【見えざる魔神の道】の最下層にて、クエスト【ああ…すれちがい】クリア後は今作のメタル系で唯一シンボルとして出現するようになるほか、【冒険の書の世界】における【トロデーン城】でもお供として稀に出現するようになる。
ただし、【まもの呼びのベル】【まもの呼びのボウガン】を使用した場合は出てこないので注意。
今作では【ベギラゴン】を使用してくる。
はぐれメタルとの間を繋ぐ中継ぎ的なメタル系モンスターとして新たに【メタルハンド】が追加されたためか、経験値はDQ7のプラチナキングを上回る従来の倍以上の70070に増加した。
ただしHPもDQ9のプラチナキングと同じで20と高く、会心の一撃狙いで倒す必要がある。
………とは言ったものの、メタルキングともなるとナンバリングではゲルダのキラージャグリング以外は会心や固定ダメージで倒すことになるので、HP20と知って思ったより低いと思う人もいる。それでも高いが。
【ロウ】【ゾーン】状態なら【ユグノアの子守歌】で寝かせて、ちまちま削るのもあり。
ドロップアイテムはノーマル枠が【メタルのカケラ】、レア枠が【スライムのかんむり】
 
PS4版・DQ11Sの【マジックスロット】では特訓モードで登場。
モード中に【スラりん】を鍛え上げ最後にこいつを倒すことができればボーナス確定となる。
また合体チャレンジにも稀に出てくるメタルスライムの合体後で登場するがこちらは期待値が低い。

強ver

【勇者の試練】で他の敵シンボルのお供として出現する。
HPが40に倍増しており、会心の一撃以外で仕留めるのはいささか厳しい。素早さも敵モンスター中トップクラスで800もあり、使用する呪文は【ギラグレイド】にまで強化され、さらに【のしかかり】も使用してくる。
しかしその分得られる経験値は驚愕の161610!プラチナキングの倍以上にまでなった。
全キャラともレベル98から99に到達するのに必要な経験値はこの161610よりも少ないため、こいつを倒せば全員が確実にレベルが1上がり、高レベル帯ですら2上がることも珍しくない。
ドロップはノーマル枠がスライムのかんむり、レア枠が【きせきのしずく】(ただし欧米版とDQ11Sではレア枠が【きせきのきのみ】に変更されており、きせきのしずくの入手手段が一つ減っている)。
この上【スーパールーレット】も併用できれば経験値はさらにアップする。スーパールーレットできせきのしずくを強奪しながら倒せば、面白い勢いでレベルが上がっていく。
また、パーティーの平均レベルが70以上なら【スペクタクルショー】の当たり枠でも出現する。
スペクタクルショーで出現させれば、【はぐれメタル・強】も2体出てくるので、スーパールーレットと併せて全部倒せば100万近い経験値を獲得できる(スーパールーレットの倍率が最もよかった場合)。
こうなると、あっと言う間にレベルカンストを通り越して、3DS版ならパーティ全員の経験値を9999999にしてしまう。
 
ただ、DQ11はそもそもメタル狩りをせず、メタル系以外の雑魚敵を延々と倒し続けるだけでもレベル上げにはさほど苦労しないゲームバランスになっている。
実際、こいつの出る勇者の試練においては1戦闘するだけで5000以上の経験値は当たり前のように入るので、数十回ほど繰り返せば難なくレベルアップできる。
そのため、転生モンスターを含めたモンスターリスト埋めに励んでいるといつの間にかカンスト近くまでレベルが上がっていたなんてこともままある。
各人のプレイスタイルによってはほとんど狩られないこともあるだろう。あえて狙ったりせずに、出会えて倒せたらラッキー程度にしておこう。

DQM・DQM2

DQMでは【他国マスター】が連れているのみ。経験値は高いといえば高いが、野生のはぐれメタルには及ばない。逃げない分の代償だろう。ただしモンスターとしてのレアリティは上位であり特定の配合先も多いため、ぜひ捕まえよう。他国マスターの連れている個体は逃げないので、さほど難しくはないはず。それでも、図鑑埋めに必要な個体数が多いため、狙っておいて損はない。
DQM2ではスライムのかぎなどスライム系が出現する高ランクの異世界に出現することがある。
【ふしぎなかぎ】の異世界で遭遇した場合は逃げないが、【ギガデイン】【ジゴスパーク】と高威力の特技を使ってくるので、【デイン系】に弱い仲間は対策が必須。【メタルスライム】【ザラキ】【はぐれメタル】【メガンテ】と同じく、ミイラ取りがミイラになりかねないので気をつけよう。
はぐれメタル×2や【キングスライム】or【ぶちキング】×【メタルドラゴン】の配合で誕生する。
後者の配合なら壊滅的なHPの低さもある程度克服できる。
しかし、休み系への弱さは相変わらずなので気をつけたい。【ギガスラッシュ】耐性も十分とはいえないので注意。

DQM1ではちいさなメダル25枚で、はぐれメタルを1匹を手に入れた後に、7枚でもう1匹のはぐれメタルを手に入れる(実質最短32枚、もしくは7枚×2=14枚)方法もある。

GB版DQMなら頑張れば休み、踊り封じ、息封じ、ギガスラッシュの耐性の穴全てを強耐性に、GB版DQM2ならさらにギガスラッシュ耐性を完全耐性にまで上げられる。正直そこまで手をかける意味合いは薄いが。
【ワイトキング】と配合すると【ハーゴン】が生まれるほか、こいつ2体で【ゴールデンスライム】を生み出せる。
DQM2とPS版では【ゴールデンゴーレム】を血統にすることで物質系最上位種の【ダークマター】になる(血統と相手を逆にすればゴールデンスライムになるため、お見合いをつかうととてもお得)。
 
また、DQMでは【星降りの大会】決勝戦で戦う【ミレーユ】の手持ちの一体でもある。
守備力が高く、ライデインを連射してこちらを苦しめてくる。
同チームの【にじくじゃく】【コアトル】と比べて当然ながらHPが極端に低いため、味方AIはこのメタルキングを「倒しやすい」と判断して攻撃を集中させてしまいやすい。
当然、属性ありの攻撃はほぼ通用しないため攻撃は物理に偏り、なおかつ攻撃力が足りないとこの文字通りの鉄壁を突破しきれずジリ貧に陥ってしまうことも。AIはまじん斬りを使ってくれないので、メタル斬りかギガスラッシュを習得させておこう。
このメタルキングをいかに早く倒せるかが勝負の鍵となるだろう。

なおDQM2でもこちらの戦力がそこそこ程度の時に他国マスターが連れている事があるが、
この時はこちらの攻撃をほぼ確実にシャットダウンする防御力と数十程度のHPを持ち、
ザオリク・マヌーサ・マヒこうげき・うけながしという極めていやらしい特技群で
翻弄してくる。マヌーサや麻痺の入り方次第では完全に封殺される可能性も十分にあり、
作中に出て来る他国マスターのモンスターの中でも体感的な強さは間違いなくトップクラス。
真っ向勝負での撃破は極めて困難なので、このモンスターが登場する強さの時は
他国マスターとの戦いを避けるというのも選択の一つになるだろう。

キャラバンハート

【スライムランド】【オーブのダンジョン】などに登場。格好のメタル狩り相手となる。
しかし、【魔物の巣】のボスやオーブのダンジョンといったランダム生成ダンジョンや、メタルマスターのメタルさがしで出てきたこいつはギガデインを連発してくる。
レベル上げするつもりが返り討ちにならないように気を付けよう。
 
仲間にした場合他のメタル系のスライムと同じく耐性が完全ではないので注意したい。
まあ十二分なほどに高いが。休み系に弱いのはもはやお約束。
実は守備力の伸びは早熟で、攻撃力の伸びのほうがそこそこ良かったりする。

ジョーカー1

スライム系のSランク。
クリア後に他国マスターの【クロア】が必ず連れている。スカウトはかなり大変だが何とかスカウトしておきたい。
というのも、配合方法が【はぐれメタル】×4の4体配合しか存在しないからである。
こいつは【かぶとこぞう】とで【ヘラクレイザー】【もりもりベス】×もりもりベス×【スライムベホマズン】の4体配合で【スライムマデュラ】【キングスライム】×【バブルキング】×【メタルカイザー】との4体配合で【グランスライム】と、
重要なモンスターの配合にも関わるので、その度に4体配合で作っていると途方もない時間がかかってしまう。
一応ある程度こちらの能力値が高くなるとスカウト率が飛躍的に上昇するらしい。
こちらがパーティーメンバー2匹で挑めば楽にスカウトできるようになる。
ちなみにみわくのメタルエリアにも1匹いるが、スカウトはまず無理だろう。
肝心の能力の方はMP、守備力、素早さ、賢さが爆発的成長を見せてくれ(ただし素早さは800止まり)、攻撃力もそれなりに伸びてくれる。
特性はメタル系共通の【メタルボディ】【にげあしさいきょう】。しかしHPは56までしか伸びず、メタルボディの特性と【HPアップSP】のスキルがあっても対戦では辛い。
スライムマデュラ、【ゴールデンスライム】と比べると劣っているため、対戦で使われるメタル系はその2体に限られた。
所持スキルは【イオ&ヒャド】

ジョーカー2

魔界の一部エリアでお供として登場する他、魔界から行ける光あふれる地で大量に出現する。
但し、背後から回り込んでも反応してすぐに逃げてしまうので、【ステルス】が必須となる。
やはりすぐに逃げてしまう上に、HPも35と比較的高く、メラゾーマのほか、会心封じも使うので、確実に一度で倒す場合は500以上の素早さと700以上の攻撃力が必要になってくる。
この個体のスカウトはかなり難しいので、スカウトはすれ違いで出会うものに絞るか【しもふりにく】(使ったターンに逃げられたらアウトだが)でリセマラするが良い。
ちなみに仲間にしたモンスターが150種を超えるともらえることができるが、貴重なため、配合するべきかはよく考えてから行おう。
 
スライムマデュラ、ゴールデンスライムは2枠化したが、こいつは1枠のまま。
1枠のメタル系ではこいつが一番性能が高く、 【みがわり】をさせるのに最も適している。
通信対戦で、ワイトキングがこいつを延々と回復し続ける悪夢の光景を目撃した人は多いはず。
「みがわりメタル」、「みがわりメタキン」を縮めた「みがメタ」という用語はこの作品で生まれた。

ジョーカー2プロ

以前はSだったランクがAにランクダウン。
しかし、これによりSランク以上だと不可能なすれ違いで出会うもののスカウトが可能で、同種族の配合で最強種を作ることができるなどの恩恵を受けており、そのための救済措置とも考えられる。
能力値も守備力と素早さが共に1400と猛烈な値になるが、MPは560まで下がり、攻撃力も420と低め。
おまけにメタルボディの仕様変更で消費MPが3倍になるので、MPに気を配る必要がある。
特性はメタルボディと【にげあし】の他、新たに【踊り封じブレイク】が加わった。
最強化で【いきなりインテ】が追加される。

グランスライムには使わなくなったが、スライムマデュラはこいつ2体ともりもりベス2体の4体配合に変更されている。
今作ではヘラクレイザーが野生で出るので配合での使い道はスライムマデュラに絞られるだろう。

基本は高い守備性能を生かした身代わりを用いた盾役としての起用が主だが、意表をついていきなりインテでのかしこさ上昇を活かした呪文アタッカー型も一定数存在した。
野生では光あふれる地に出現するのは変わらず。
また、ピピッ島のいざないルーラ地点の1つ前のマップでも、ぶちキングに混じってシンボルが出現する。ただし、いないこともあるのでエリチェンを繰り返せばよい。

テリワン3D

「キング」の名は伊達じゃないと言わんばかりに、本作のメタル系でも有数の優等生。
HPは素で200に達し、1枠メタルではダントツ。下手をすれば【ダイヤモンドスライム】以上の耐久力を発揮することも。
特性は【スタンダードボディ】【メタルボディ】【にげあし】、+25で【封じブレイク】、+50で【いきなり赤い霧】
まず赤い霧は全員が強制的に斬撃封じ状態になる上、みがわりを貫通する【すてみ】【におう斬り】【アンカーナックル】やメタル系が受けると危険な【まじんぎり】【かぶとわり】を無力化できる。そして封じブレイクによって改心封じが決まれば最早怖いもの無し。
メタル系の【みがわり】、通称みがメタ要員はコイツで決まりだろう。
ただ霧を上書きされたりみがわり封じを受けたりすれば崩されかねないので、霧上書き要員もいると安心かも。

そんなコイツだが相変わらず【光あふれる地】にしか出ない上、その光あふれる地はエンディング後のストーリーを全てクリアした後ようやく行ける【きぼうの扉】の最深部(しかもいざないルーラ無し)なので完全クリア後までお預け。
【しろいタマゴ】以外なら【孵化】で出る可能性もあるが、配合で作るとなるとはぐれメタル×4と手間がかかる。ただ【あくまの書】で量産しやすい事と、肉を使ったターンからスカウトできるのは救い。
前作があれば【引越しアプリ】を使ってすぐに仲間にすることもできるし、誰ともすれ違えず3000歩分カウントすることで現れる「メタルボディ隊」にはコイツを連れたアバターが出ることがあり、勝つと仲間にできる。
貧弱なので大したことはないが、思い出の戦いには保存できないので注意。また経験値ももらえない。
 
配合面では前作の2体に加え、【さそりアーマー】との配合で【メタルスコーピオン】ができる。
スライムマデュラもあくまの書を用いれば1体でよいし、ヘラクレイザーもランクが下がり引っ越しアプリで持ってこられるようになったりとそこまで多く要求されるわけではない。

【星降りの大会】では相変わらず【ミレーユ】が使ってくるが、そいつには「タルング」という名前がついている。安直なネーミングは他の手持ちでも……。
所持スキルはガード、守備力アップ3、回復SPで、ミレーユのおうえんという専用特性も持っている。
ただし、【バルザック】【メタルエリア】で育てておけばまず苦戦しない。通常プレイでは当然のこと、RTAでも同様である。

イルルカ

前作同様【光あふれる地】に登場。
今回はステルスが使えないうえに、後ろから近づいても気づかれてしまうばかりか、くちぶえも踊りも効かない上に、壁にぶつかっても壁に沿って逃げ続け消えてしまう仕様になったので前作より討伐難度がはるかに上がっている。
また、【宿り木の塔】にいるメタルスライムが合体し、メタルキングになる。ちなみにメタルスライムが合体する作品はイルルカを除くと6,7しかない。
 
配合方法・配合先・所持スキルは特に変化なし。
【新生配合】【こうどう はやい】【メガボディ】化で【AI2~3回行動】【ギガボディ】化で【ショック攻撃】、SP版では【超ギガボディ】化で【受け流し】を習得。
 
メタルキングは素早さの値が1枠モンスターの中では最も高く、「こうどう はやい」が加われば大概の【スモールボディ】持ちよりも先に動くことができる。
メタル系の王様としての面目躍如といったところか。
ただし、マインド耐性は素の耐性を合わせて-3とボロボロになってしまうのでその点は注意が必要である。
また、メタルボディ系の仕様変更による物なのでこいつに限らずメタル系全般に言えることなのだが、弱体系、封じ系が軒並み弱点となってしまう。スキルによる耐性上昇も無効。ハックを喰らうと呪文をはじめとした属性攻撃が通るようになってしまい、体技封じを喰らうとみがわりが使えなくなってしまう。
これまでのみがメタ戦法にメスを入れられた形だが、後述のように新生配合でいくらか補うことは可能。
逆に言うときちんとこれらの対策を取らないと上級プレイヤーにとってはカモになるだけなので単純なみがメタだけで段位対戦を勝ち上がっていくのは難しくなった。
 
新生配合の恩恵で【会心かんぜんガード】【つねにアタックカンタ】など、メタル系に相性の良い特性を引き継げるようになったため、不意な痛恨で倒れる心配がなくなり、安定性が上がっている。
会心の代わりにハック・マホトラ対策で【つねにマホカンタ】を付けるのも有効である。
ただし、これらの特性を得る際に、非戦闘特性である【にげあし】と入れ替えようとすると、デメリット特性である【強者のよゆう】【ヘロヘロ】を同時に持たされてしまうため要注意。
みがわりメタキンを作るのなら「こうどう はやい」がいらないので、これと交換するといい
(この場合、デメリット特性は何もつかない。加えて、「こうどう はやい」の耐性低下を消せるのでむしろ好都合となる)。
ちなみに、サイズを大きくすればHPの弱点を克服できるように見えるが、それでも極端に増える訳ではないので、素直に1枠のまま使うのが基本である。そもそも2枠のメタルなら他にいるのであまり意味がない。
 
なお、プラチナ素材の錬金カギで登場するモンスターは新生配合の特性が解禁されるため、メタルキングが出現する場合は「こうどう はやい」を持っている。
上述のように極めて行動が早く、また高威力の全体攻撃呪文を駆使してくるので注意が必要。
ただしその分見返りも大きい。錬金カギに出てくる個体からは光あふれる地の個体とは比べ物にならない量の経験値が得られるので、メタキンが出てくるカギを作り、カギの世界に入っては狩りまくるというえげつない構図ができあがる。
【経験値増】持ち4体で4匹のメタキンを【連携】中に倒せば何と280万もの経験値を1回の戦闘で得られるのだ。
こちらならくちぶえで呼び寄せることができる上に躍らせて先手も取れるので、光あふれる地よりも討伐難度ははるかに低い。もはやあちらを使う理由はないといってもいい。
 
また、ライブラリによると「家来を置いて真っ先に逃げる薄情な王さまとして名高い」らしい。そりゃそうだろう。

ジョーカー3

今回も引き続きスライム系Aランク。
配合条件ははぐれメタルからメタルスライム4体配合に変更されたことに加え、メタルスライム×【メタルパール】×【メタルエンゼル】×【メタルブラザーズ】の4体配合でも作成できるようになった。
【ちいさなメダル】を集めたり、光あふれる地でのスカウトで直接手に入るのは変わらず。
 
今回は封じブレイクがジャミングブレイク、いきなり赤い霧が【ときどき赤い霧】に置き換えられた以外は特性に変化は無い。そして固定特性はやっぱりにげあし。
そして【超ギガボディ】化するとなぜか【不屈の闘志】が付く。
 
今回もやはり安定のHP・攻撃以外が高水準のメタルキングらしい能力傾向。
が、今回は【超生配合】の影響で並み居る2枠以上メタル系が1枠になれるようになってしまい立場が苦しくなってしまった。
そもそも固定はメタル共通の【にげあし】なので、他のメタル系との差別化は難しい。
特に【プラチナキング】【メタルゴッデス】と言った、自身より基準HPが高いメタルの存在が痛い。
そのためか本作では対戦環境で姿を見せることがほぼなくなってしまった。
 
しかも悲劇はそれだけではない。今回の光あふれる地はまさかの経験値120万を誇る【ゴールデンスライム】乱入。
ゆえにメタルキングを追い回すならば(シンボルとしては)逃げていかないゴルスラを殴るループを繰り返した方が圧倒的に効率が良いため、哀れメタルキングは経験値という意味でも見捨てられる存在と化してしまった。
メタルキングにライドすることで向こうからよってくるようになるため狩りの効率は格段によくなってはいるのだが......。
 
初期スキルは【爆発の名手】
こいつ2体とスライムマデュラ2体の4体配合で【スライムエンペラー】が手に入る。

ジョーカー3プロ

光あふれる地のゴールデンスライムの出現条件が同エリアのメタルキングを一定数倒すという条件に変更。
さらにストーリー上で【ダグジャガルマ】を倒した後だと、一潜り1~3体ほどだが【メタルエリア】にも出現するように。
光あふれる地へ行けるディスク入手が無印よりもさらに遅くなったが、ゴールデンスライムの出現条件が面倒になった上に、更なる経験値増加特性によってこのモンスターでも取得経験値カンストに届かせることも容易になり、さらに巨大モンスターのライド攻撃によって戦わずして倒せるようになっているため、需要が無印よりも格段に増えた。
前作ではゴールデンスライムがほとんど仕事を奪ってしまい、出番をなくしたため、この変更はメタルキング本人にとっても喜ばしいものと言える。狩られる対象になったという彼ら視点で見れば大迷惑かもしれないが…
みがわり泥棒には【ゴメちゃん】【はぐれメタルキング】が追加され、みがわり役の彼はさらに見かけなくなってしまった。
 
味方としてのコイツの場合は、合体特性が【経験値アップ極大】である上にコイツにライドすることで向こうからよってくるようになるため、メタキン狩りのお供に最適である。
メタキンが同族狩りに勤しむ様は少しシュールではあるが…。
ちなみに合体特技は【金剛裂壊斬】

DQM3

ランクがBに落ちており、配合方法がはぐれメタル同士の配合に戻った。
 
特性は【メタルボディ】【封じブレイク大】(Lv20)、弱体化ブレイク大(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【ショック攻撃】(Lサイズ)、【みかわし無効】(LサイズLv60)。
メタルキングらしく守備・素早さはトップタイ、HP・攻撃はワーストクラスだが、なぜか本作では賢さの上限も平均以下と妙に低い。
所持スキルは【王道】
ゴールデンゴーレムとの配合でゴールデンスライム、さそりアーマーとの配合でメタルスコーピオン、【おどるほうせき】との配合で【クリスタルスライム】が生み出せる。
 
本作では【メタルエリア】の類が廃止されたため、各魔界・上級エリアの固定位置に出現するこいつを探し回らなければならない。しかも一度倒すと他の魔界に行ってから戻ってこないと再出現しない。
その代わり、最も少ない【煉獄峠の魔界】・上級でさえも1体あたり260690と凄まじい量になり、エリア難易度に応じて経験値量が増える為、最も経験値が多い【覇王城の魔界】・上級では485750にまでなる。
裏シナリオまで全てクリアすれば出現率が大幅に上がるようになっており、Lv100までの必要経験値量自体も大幅に下がっている為、【修練のメダリオン】?を装備し、覇王城の魔界で15匹程度倒せばカンストするぐらいになっている。
また、○○ブレイクの仕様変更によって攻撃力に関係なく呪文などで簡単に倒せるようになった。無い場合でも【破壊のひとみ】など対抗手段はそれなりにある。
素早さは1300程度で覇王城の個体でも大体先制可能だが、Lサイズになるとステータスが上がる上に1~3回行動があるので、たまに先制でベギラゴンを撃ってそのまま逃げるという実に腹立たしい事をされる場合がある。
 
仲間としては特性が過去作とほとんど変わっていない為、いつも通りの使い方が可能。
しかし、上述通り、みがメタはブレイク持ち相手だとガード系のスキルを目いっぱい詰んでおかないと全体呪文であっさり沈んでしまう点には注意。

トルネコ3

HP50、攻撃力10、防御力100、経験値1250。【不思議の宝物庫】のみに登場。
GBA版では【テーマ別モンスターハウス】のスライムハウスや倍速ハウス、アンチマジックハウスにも出現。
 
倍速移動でひたすら逃げ回る。【はぐれメタル】同様のワープ能力に加え、魔法を無効化し、通常攻撃を跳ね返してくることもあるため非常に倒しがたい。
そのくせ、【メタルスライム】やはぐれメタルと違ってアイテムを何も落とさず、経験値も他と比べて目立って高い訳ではないので、トルネコ操作時にはわざわざ追いかける価値は無い。
ちなみに35Fの大部屋【モンスターハウス】で部屋の角をうろついている奴がいたらほぼコイツ。
 
実質【プラチナキング】と同じく、仲間にできるかどうかを試すポポロ用のチャレンジモンスターといったところ。
すぐ逃げ、出現率も低く、【分裂の杖】も効かないため、不思議の宝物庫に出現するモンスターでは最も仲間にすることが難しい。
仲間にするなら、【ラリホー草】など状態異常にする効果のある【草】をあらかじめ大量に持ち込んでおくか、サンダーラットやプラズママウスを連れておくかしておきたいところ。
 
ただし、まどわし状態の敵は仲間にならないので、【まどわし草】は使わないこと。それ以外の草なら問題ない。
もっとも、仲間にしても逃げ回るだけで使えないのだが。
 
【モンスター闘技場】では、高防御力とワープ能力、魔法無効などが生き残りに拍車をかける。
よって、比較的入手しやすい【命の草】でHPを上げておき、囮として使うと勝率は格段に上がる。
成長タイプは【守備・特殊】、仲間にした時の名前はお馴染みの「メタキン」。

少年ヤンガス

配合限定で配合方法はゴールデンスライム×メタルドラゴンや、はぐれメタル×ドラゴン系など。
HPは大分伸びるようになっているが、相変わらず逃げ回るので使いようがない。
レベル8で【イオラ】を覚えるのに宝の持ち腐れである。
こいつ2体か【ゴールドマン】との配合で【黄金のパン】を贈り物にしてゴールデンスライムが誕生するが、黄金のパンなど使わずとも【スライムエンペラー】×ゴールドマンでゴールデンスライムが作れる。
モンスターブックコンプリートでも目指していない限り、作る必要はないだろう。
パンドラボックスを生み出せるプラチナキングに株を奪われている。
 
成長限界はレベル20。
デフォルトネームは♂が「メタキン」、♀が「キラリン」。
【バブルスライム】を血統に配合するとはぐれメタルが生み出せる。
仲間にして会話してみると、雄雌両方とも王様らしく偉そうな台詞を返してくる。

不思議のダンジョンMOBILE

大盗賊の洞窟などに現れた。
逃げ回ったり杖や巻物が効かないなど、基本的な性質はトルネコやヤンガスとほぼ同じ。
経験値は1250とトップクラスに高いが、こいつが現れる頃には十分にレベルが上がっている場合がほとんどなのでありがたみは薄い。
……が、8階から現れるスライムのもりでは話は別である。
その時点ではレベルはせいぜい1桁なので、こいつの経験値は非常に魅力的。
火炎草や吹雪草があれば一撃で倒せた。

剣神

【復活の呪文】「メタルオウ」で登場。【がったいメタルスライム】の「キミも ボクのこと いじめる?」の問いに「はい」と答えると合体して戦闘になる隠しボス。
こちらを攻撃してくることはないが、倒せないとこちらをバカにしながら去っていく。
バイキルトをかけて切り、動きが止まったところで2回切ると倒すことができる。

ソード

クリア後の隠しボスとして登場。剣神度が520あれば戦える。
攻撃はしてこないが画面内を非常にすばやく縦横無尽に動き回り、なかなか攻撃を当てるのは難しい。
最大HPは12で、メタルキングの剣以外では1しかダメージを与えられない。
しかも25秒たつと逃走してしまうので普通の武器では倒すのは困難。
メタルキングの剣なら2ダメージを与えられるうえ、さらにバウドのバイキルトがあれば3のダメージが与えられる。
しかし初めて倒す時点ではないはずなので、その場合は攻撃範囲の広い【わんわんファング】などで攻撃するのが良い。

バトルロード1

第6章から登場。初登場時は排出率1/800の【ロトコレクション】だった。
ステータスはHP:244 ちから:40 かしこさ:55 みのまもり:255 すばやさ:250。
特技は「キングオブプレス」と「てんばつ」。
前者は空高く飛び上がり敵1体を押し潰す攻撃。後者は自分の身体を輝かせて敵全体に雷を落とす雷属性の特技。
戦士と組むことで、キングオブプレスが「メタ・ストライク」に変わり、会心発生率が上がる。
 
他のメタルと同じくみのまもりとすばやさが非常に高く全ての攻撃呪文とほとんどの特技が無効。
だが、HPとちからは低い。
しかし、耐久度はプラチナキングを除くメタル系では最強なうえ、数少ない雷属性の使い手であるため、魔王・大魔王戦ではなかなか頼れる存在である。
 
必殺技【ビッグバン】を発動するにはこいつが必須である。
 
【メタルスライム】【はぐれメタル】とチームを組むと、合体して【プラチナキング】になる。
また、時折決勝戦にメタル系のチームが現れる。その際にこいつが3匹同時に現れることもある。
経験値が高めなので、SPカードを使って一掃してしまおう。
なお、決勝戦のメタルチームでは上記の組み合わせで合体せずに出現する。

攻略本の付録だった【モリーセレクション】の絵柄はメタスラ軍団大集合といったところ。

バトルスキャナー

メタルスライムかはぐれメタル(メタルブラザーズは対象外)を計3体出すと合体してコイツを使用できる。第1章時点ではメタスラ3体を合体させることでのみ召喚できた。
防御性能はメタスラと同じ。
 
第2章でチケット化された。Lサイズのギガレア。
俗にいう虹レアで、その中でも屈指の入手のしにくさを誇る。
基本ステータスは、HP:128、ちから:486、すばやさ:255、かしこさ:350、みのまもり:461。
技はずつき→メタルインパクト→ライデイン→メタルプレッシャーの順で変化していく。
相性抜群の性格は【おじょうさま】ですわ。
 
メタル系の例に漏れず防御性能は折り紙付き。また系統の弱点であった攻撃能力の低さもある程度解消できている。
入手手段が強襲!ジャミラスか挑戦!メタル王の2つのみで、しかも封印候補にやたらと出にくい。
挑戦!メタル王のほうは4回に1回程度とそこそこ出るのだが、肝心のメタル王の地図が非常に入手しにくい。
まずは暗黒の騎士のクエストをひたすらやって激怒の魔神の地図を出し、そのあとは激怒の魔神の地図をひたすらやってメタル王の地図を粘るしかないのだ。
……あまりにも面倒くさすぎる。
 
強襲!ジャミラスのほうは地図を狙う必要もないので挑戦自体はしやすいが、ほとんどと言っていいほど候補に出ない。ドラゴンスキャナーのセリフ「コイツはすげえぞ!」「ハンパないチカラを感じるぜー!」でジャミラスだったのはメタキン狙いのプレイヤーなら誰もが通る道だろう。
 
ここまで苦労して入手しても、竜王などの強力なボスの戦力になるほど火力があるわけではない。しかし高い素早さでSサイズモンスターより早く行動でき、難易度の低いクエストを短時間でクリアしやすくなる。
そして連携「キングマスター」の候補に入るので、他の仲間の火力を上げるもよし。敵が多人数なら圧倒的な素早さから放つライデインやメタルプレッシャーで大ダメージを与える強力なアタッカーに変貌する。
特に最高性格のおじょうさまなら、本作で最速の素早さ357と凄まじいものとなる。
コレクション用のモンスターになるかどうかは使い方次第であるといえるだろう。
 
第5章では技がメタルインパクト→ライデイン→メタルプレッシャー→ギガ・ギガデインの順で変化していく。
最高に相性がいいのは【いいんちょう】
今回は天魔王の地図3で入手できるので、冥王の地図2がてら周回しよう。
 
第6章では技がデイン→メタル・ボンバー→ギガデイン→デビルプレッシャーの順で変化していくため、最後に貴重な魔属性が使えるようになった。
 
マクドナルドのハッピーセットのハッピー遺跡でボスとして登場した。
このクエストで封印すると特殊フレームで封印できるのだが
背景が虹レアながら枠オーブはギガレアの赤となっている。

モンパレ

Bランクのスライム系モンスターとして登場。初期特技は【ベギラマ】で、特性は【メタルボディ】
通常パレードでもストーリー後半のマップでごくまれに出現するほか、強敵イベント「メタルラッシュ」では強敵としてマップ上に沸くため狙って討伐及びスカウトが可能。
メダル王の城でも交換することができた。
ステータスはやはりいつも通りずば抜けた守備力が特徴で、どんな性格でも確実にカンストする。すばやさは下位であるはぐれメタルに及ばないが十分高い。その分他の能力値はやや控えめ。
今作のメタル系の中でも基礎ランクBで配合の恩恵を受けやすい、HP基礎値がメタル系の中では高め、プラチナキングほど入手が困難ではない、攻撃を受けた際のノックバックがない、勝手にフラフラ動き回ることがない…など総合的に見ると最も優れていると言える。
異界の門などの高難易度コンテンツで【だいぼうぎょ】を覚えさせたメタルキングに壁をさせるのは最早鉄板中の鉄板であり、【デスピサロ】などの壁に適性のある魔王モンスターがいない場合、多くのユーザーはこのメタルキングに頼ったことだろう。
また、新生転生で守護神化が可能だったのも強みの一つ。
近年のモンスターズ作品の流れを汲んだのか例によってマインドやルカニに弱いため、マインドガード等の特性で対策するのが一般的だった。
守護神化でルカニとマインド耐性を弱い→普通まで上げることもできた。

どこパレ

Sランクのスライム系だが、今作では通常パレードでは使用できない。
気合伝授で使用すると多めに経験値を得られる、いわゆるユニット経験値モンスター。

ヒーローズ1

経験値は20050と従来よりやや控えめだがそれでも今作トップ。
そのため狩られる数が減るということもなく狩られ続ける運命である。
出現場所はエルサーゼ城下町上級の一か所のみ。しかも【ベリアル】【タイプG】【バズズ】といった厄介な連中も出てくるため、狙う際は気を付けよう。
でかい図体に似合わぬ素早さでフィールドを走り回るが時折動きを止めるので、その隙に攻撃するといい。
でかい分攻撃を当てやすいので小さくて捕らえにくいメタルスライムやはぐれメタルよりよっぽど倒しやすい。
しかし意外と攻撃力が高く、うかつに近づこうものなら強烈なボディプレスの反撃を食らってしまうので注意。
遠くから攻撃しようとしても強烈な威力のベギラマを唱えてくるため気をつけたい。
モンスターコインは落とさない。
 
ちなみにボディプレス中に倒すと倒したことにならず、無敵状態になってしまうバグが起きることがある。
こうなってしまうと経験値が手に入らないので諦めるしかない。

ヒーローズ2

クリア後の【闇の世界】などに出現する他、【メタルキングの迷宮】で6体のメタルキングと戦うことができる。
また、【時空の迷宮】のボーナスエリアにも出現する。
経験値は201000と前作の10倍に跳ね上がっている。
メタルスライムやはぐれメタルは攻撃をしても躱されて少しの無敵時間の間にちょこまかと逃げ回られたりするのだが、メタルキングはなぜかそういった躱しモーションが一切無く、その場でブヨブヨするだけなので非常に攻撃を当てやすい。
そのため、最も経験値が多いはずのこいつがメタル系の中では一番狩りやすいという状態になっている。
ただし前作同様ボディプレスは意外と痛く、メタルキングの迷宮だとボディプレスを連発されて結構なダメージを貰うことも…。

ビルダーズ2

【ヤミヤミ島】に出現する強敵の1体。経験値は30,010。レベル40以降は30,000の経験値でレベルが上がるようなので、メタルキングを倒すことで必ず1レベル上げることができる。
 
近づくと基本的にこちらから距離を取った上で、呪文で攻撃してくるかキングスライム同様ジャンプしてののしかかりで攻撃してくる。体力をある程度減らした後はひたすらこちらから逃げ続ける。
 
強敵なので消滅してしまうことはないが、水中や開けたエリアに逃げられると厄介。HPもかなり高いので【どくばり】がないと長期戦になってしまうこともある。倒すと、【メタルキングの王冠】を落とすが、稀に【おうじゃのけん】を落とすこともある。
 
ちなみに【毒の沼地】ではダメージを受けないが、なぜか【溶岩】でたまにダメージが入ることがある。あらかじめ近くに溶岩溜まりを作って誘導してやれば、時間はかかるが楽に倒せる。

手元に【どくばり】がない場合は後半ひたすら逃げ回るメタルキングを追うことに時間がかかるため、方向を調整して壁に追い込んだり、【リフォームコテ】のまとめ置き機能を利用して壁を作ったり、【さくれつハンマー】で大穴を空けたりして逃げる範囲を狭くするという作戦も有効。

トレジャーズ

各マップのレア枠として出現。
遭遇しやすく有名な狩りポイントとしては【セナック火山島】の中央のプロミネス火口の【ギガンテス】が稀に変化してメタルキングになる他、【テーリア氷雪島】のテラーザ岳にいる【ホロゴースト】が稀にメタルキングに変化するため狙うならこの2つのポイントで粘りたい。テーリア氷雪島では2体同時に狙えるスポットもある。
また、派遣でのメタル系モンスター発見報告や竜玉の迷宮でも出現する。
フィールド上で出現したときはこちらを見つけると高確率で逃げ出してしまう。経験値目当てに狩るのであれば凶暴化して逃げなくなる夜に狙うのがオススメ。
おしゃれ個体を厳選するときには逃げるリスクを承知で昼間に挑む必要がある(派遣クエストで出現する個体であれば夜間でも可)。
 
キングスライム族共通ではあるが、探索れんけいはハイジャンプ。運べるお宝は3つ、お宝ガード率は90%。ロマン技は【キングブリザード】?
特性は【メタルボディ】が固定。残りは【背水の陣】【おちょうしもの】【ミラーボディ】?【くいしんぼう】?からランダムで最大2つ。
特技は【ギラ系】【イオ系】、メタル・クラッシュ、キングプレス、グラビティープレス、スラ・スクリューからランダム習得。
今作でもステータス上は全モンスターでもトップクラスの守備力を誇り、そのうえ耐性も完璧でブレスや呪文などの属性攻撃に対しては無類の硬さを誇る…
が、仲間が気付かぬうちに【やいばのボディ】【ミラーボディ】?による反動ダメージや敵からの痛恨をもらいやすい本作では混戦になるとちょくちょくひん死になっていることが多く意外と死にやすい。
物理攻撃が強力なギガンテス族やエリミネーター族と戦うとあっという間に死んでしまうので注意。
そのため従来のメタルキングよりも硬さを実感しにくいかもしれない。

ライバルズ

スタンダードパックに収録。レア度はスーパーレア。

5/3/3 スライム系
速攻 メタルボディ
テンションリンク:自分の手札に戻る
スライム系

メタルボディと速攻に加え、テンションリンクでバウンスができるため、玉砕させない限りは恒久的に当て逃げが可能。
ただし召喚と帰還を同時にこなすには6コストと結構重く、その頃になると3だけで倒せない相手やメタルボディでは防げない相手は少なくないため、秘めるポテンシャルに対して活躍できる場面は意外と少ない。
メタルボディが撃ち抜かれる時はどのみち即死するため、軽いはぐれメタルの方が多く採用されていた。

ライバルズエース

【見えざる魔神の道】の効果で召喚されるトークンカードとして登場。カード名は「強襲のメタルキング」で、レアリティはスーパーレア。

5/3/3 スライム系
先制 メタルボディ

こちらの効果は速攻ではなく先制であるため召喚時はユニットにしか攻撃ができない。

ウォーク

2022年9月12日より登場。
メタルキングコインを所持した状態で「パーティに特級職が居る」「推奨レベルが上級職65以上のクエストをプレイ中」「平均レベルが上級職65以上(合計260以上)」のいずれかを満たすと、どこでも強敵のようにプレイヤーの近くに出現する特殊なモンスター。
コインはカジノのWINコイン交換、あるくんですWの月間ミッション報酬で入手できる(1ヶ月に各1枚)。その他、イベント報酬に設定されることもある。
登場確率はコイン入手後の戦闘回数が増えるごとに少しずつ増加していく。
 
HPは80とドラゴメタルの5倍にもなる。
加えて最初のターンはキング会心ガードを使用し、会心の一撃による威力を1/20にまで軽減してしまう。
ただ、本来の会心時の威力が1200だったとしても60は与えられるため、会心が有効なことは変わりはない。
魔力の暴走は防がないので、ドラゴラムの追撃などメタルに一定ダメージを与えられる呪文が暴走した場合は素通しになる。
当然逃げる事もあるが、逃げるとコインは手元に戻り、倒すまではコインを消費しない。
この他、メタルキングがおどろきとまどったり、はおうのオノやメタルキングの剣などの先制行動するいきなりスキルならガード前に会心の一撃を狙える。
特にメタルキングの剣はメタル系がいれば確実に全員が先制できるので、メタル系の対抗手段を揃えてガード前の討伐も狙える。
 
1ヶ月に2回くらいしか戦えないだけあって、得られる経験値は驚愕の3000000
ただし、アイテム、装備、運営イベントなどの経験値増加は一切適用されない。
だがウォークは高レベルになると1レベル上昇に要求される経験値が凄まじい量で、これでもまだ足りないくらい。
なお、その性質上こころは存在しない。
 
2023年9月実装の「宝の地図」では特例要素のある地図として、メタルキングがボスになっているメタル系の地図も少数ながらやはり発見されている。
最初に発見された愛知県のある冒険者のものは、ボス以外のお宝モンスターとしてメタルキングが1体、他にメタルエンゼルが2体(実戦ではエンゼル4体の1集団が出現)と非常に豪華。
他の地図と異なりリセットができない使い捨てという制約はあるが、配布者とすれ違っていて導きのかけらもあるならそれでも入手したいところ。

ドラけし!

メタルキングの書を使うと戦える。サイズは2×2。
一度に二体登場し、一匹につき経験値は役50000。両方倒せば10万近く稼げる。
ドラけしは星4の赤属性で、スキルは円形範囲の敵の経験値を上げる「けいけんのほほえみ」。

いたストシリーズ

チャンスカードの絵柄で登場。
ポータブルでは店舗価格アップ、30thでは70番のレベルアップに割り当てられている。
レベルアップの担当がメタルキングというのは経験値を考えれば納得。
ミニゲームの「VSメタル」でも登場し、【まじんぎり】一発で落とせないHP15を持つ。
「きゅうしょづき」で対処しよう。

ダイの大冒険

直接は登場しないが、【ビーストくん】の台詞から存在していることが語られる。
昇格(プロモーション)した【ヒム】と同じ体質らしく、回復呪文で身体が復元するらしい。
つまり、この世界ではメタルスライム共々金属生命体ということになる。
 
DQ4のモンスターは魔界のモンスターとして扱われているこの作品にて、それが明言されていない数少ない例である。
魔界に生息していないとも断言はされていないが……。

魂の絆

本作のガチャである宝探しにてこれが出ると、最高レアである星4入りの虹宝箱が確定する。
結局サービス終了までここでしか登場しなかった。