DQ8
【雪山地方】に存在する一軒家。
英語版での地名はMarta’s Cottage。
【国境の短いトンネル】を抜けて雪原地帯に突入するといきなり雪崩に巻き込まれ、ここに自動的に搬送される。【ルーラ】の行き先にも登録される。
【メディ】ばあさんがセントバーナードと思しき飼い犬の【バフ】と暮らしており、主人公一行を一晩休ませてくれた後、【オークニス】の町にいる【グラッド】に渡す【メディのふくろ】を託してくる。
初めにここに来た時は【ククール】が会話で【トロデ】への皮肉を言うが、それに同意するとちゃんと聞いていた当人に主君に対して何を言うのかと怒られる。そりゃそうだ。
ボイス付きの作品ではここはイベントシーン扱いらしくボイスが出力される。普通に話しているだけでシームレスにイベントシーンになる珍しいシーンである。
のちにメディばあさんが【七賢者】の子孫であることがわかり、【暗黒神ラプソーン】に操られた【レオパルド】に命を狙われるため、主人公たちはばあさんを救うために再度ここを訪れるが、最後は悲しい結末が待っている。
また、遭難時に使ったベッドを調べると休むことができ、【タダ宿】として利用可能である。
期間限定であり、わかりづらいので全く気がつかなかったプレイヤーは多いと思われる。
なお家はこのイベントで焼き払われてしまうため、以降はアイテムが回収不能になってしまう。【ちいさなメダル】が2つあるので、取り逃しのないように。
そのうち1つは馬小屋の中にあるため、気付かないで取り忘れてしまった人も多いだろう。
家の裏には洞窟もあり、そこでは【ヌーク草】が栽培されているほか、鉄格子の中には神鳥【レティス】について書かれた石碑が建っている。
なお、ここに来る直前に不満を言うトロデにヤンガスがつっかかるシーンがある。
この時ヤンガスが死んでいるとゼシカが文句を言い、ゼシカも死んでいるとククールが、
さらにククールも死んでいると主人公(3DS版でモリーが加入している場合はモリー、モリーが加入していない、もしくは死んでいると主人公)がその役割を請け負う。
反応は以下の通り。ちなみにどのキャラが死んでいてもイベント後に復活する。
ヤンガス
ブツクサうるせえなぁ! こっちだって 寒さに 気が立ってんだ! ちったあ だまってろよ!
ゼシカ
あ~もう うっさいわね! 文句言ったとこで 暖かくなるわけじゃ ないんだから 静かにしててよ!
ククール
・・・・・・いい加減にしてくれ! オレだって この寒さには まいってるんだ。 あんただけが つらいんじゃないんだぜ!
モリー(3DS版)
ムッシュの気持ちは よくわかる。 だが しばらく その口を閉じていてくれないか? みな 寒いのは同じなのだ。
主人公
(トロデを見る)
トロデ
なんじゃ その目は!? 何か わしに 文句があるなら 言えばいいじゃろう!
はい/いいえ(どちらでも同じ)
・・・・・・それだけか。 まったく お前は 無口でつまらんのう。 あ~もう お前の顔を見てたら なんだか無性に 腹が立ってきた! わしは 先に 行くぞっ!
【船落ち】や【連射スルーバグ】で遭難イベントを踏む(非常にわかりにくいがイベントの判定が空中に存在している)とここに飛ばされるが、一度建物の外に出たら昼に入ってはいけない。(イベントが進まなくなり、詰んでしまう。夜に入り、NPC仲間と会話する事で詰みを回避することができる)
3DS版
クリア後の第2の裏ダンジョンである【追憶の回廊】の入口が洞窟内に出現するので、この家にはルーラで頻繁に訪れることになる。
また【サンディ】探しマラソンでも利用されることが多くなるだろう。
ちいさなメダルを取り忘れていても、焼き払われた後に地面に落ちているようになった。