【ユニコーン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:07:48

概要

額の角と赤いタテガミが特徴的な白馬のモンスター。
元ネタは様々な神話に登場する同名の生物、ユニコーン。知らない人はいないと思われる。
ユニコーンの角には怪我や病気を治癒する効能があるとされているせいか、登場作品では回復に関係した特技や特性、それを活かした能力を持たされていることがほとんど。
これは他の多くのゲームや小説でも採用される設定である。
 
色違いに【レジェンドホーン】【トワイライトメア】、そのまま使いまわしたモンスターとして【しれんその3】【いっかくじゅう】、星ドラには亜種に体色が紫色で体の一部が結晶で覆われている「クリスタルホーン」が存在する。
 
本編ではDQ6にしか登場しないが、モンスターズでは出番が多い。

DQ6

【魔術師の塔】の北にある階段付近や【ホルストック】地方、【ゼニス】城周辺などに出現。
主にホルストック周辺と【洗礼のほこら】で出会うことになるだろう。
 
やはり角の力によるものか、【ホイミ】を唱えるが時期を考えると弱い。
攻撃力も低めなのだが、突き飛ばしで仲間を離脱させてしまうことがあるのが厄介。
素早く倒したいのだが、地味に耐性やHPが高くしぶとい敵である。
 
SFC版では結構躍動感あるグラフィックをしていたのだが、待機中もモーションのあるリメイク版では、流石にずっと躍動感あるポーズで止まっているのは不自然と判断されたのか、足を揃えて立っているポーズに変更された。
【オークマン】系と【かくとうパンサー】系も同様にグラフィック変更がなされている。
稀に【かしこさのたね】を落とす。

DQM1、2

獣系モンスターとして登場。
やはり回復に特化しており、ホイミ・ザオラル・キアリーを覚える。
DQM2ではキアリーがスカ特技の【おつかい】に変更されているが、元の二つはそのままなので、優秀であることに変わりは無い。
獣系に【スライムファング】を配合すると作れる他、【イエティ】【ベロゴン】などにスライム系を配合しても作れる。DQM1なら、【たびだちのとびら】の主である【ホイミスライム】(【ホイミン】)を相手にすれば【ベホマラー】も継承できるため、回復役としてはかなり優秀になれる。
1では【やすらぎのとびら】で主のスライムファングを確定で仲間にできるので、Dクラス前で配合可能。
とりあえずこいつを作ってしまえば回復手段に困ることはなくなる。回復役に困ったらコイツを作っておくのが最も良いと言える。特に序盤では常にパーティに入れておくことが強くおすすめである。王妃の部屋に案内されたメダルおじさんのスライムファングとお見合いすることでも作れるので、作る機会は多いと言える。
能力的には少々厳しいので、ある程度成長させたらキラーマシンと配合してキングレオを作るといい(この組合せはGB版1のみ。2及びPS版ではこの組合せはできない)。これが無理なGB版DQM1以外でも【ストロングアニマル】やキラーマシンの素材に出来る。この場合は回復も使えるアタッカー役にすることも可能。
DQM1ではホイミとザオラルを同時に修得できるモンスターは他に【キングスライム】【マッドロン】がいたが、この2体はDQM2でホイミが使い道が無いと言ってよいマホイミに変更されてしまった。そんな中でコイツだけはホイミのままなので、相変わらず回復のエキスパートである。

キャラバンハート

動物系のBランクとして登場。技がキアリーからザキに変更になっている。
賢さが限界まで育ち、MPの伸びも良い。
【ムーンブルク】の西部に登場し、ホイミやザオラルで援護をしてくる。
自身はあまり強くはないので、倒して心を回収しておきたい。

テリワン3D

ジョーカーシリーズには出てきてなかったものの、今作で復活。
Aランクの魔獣系で位階配合最上位。よって仲間にするのは簡単。
【ベホマスライム】2体と【グリズリー】2体の4体配合でも作れるが、位階配合で作った方が早い。
 
同じ馬でも【れんごく天馬】と違って【こうどう はやい】は持っておらず、特性は【スタンダードボディ】【回復のコツ】【自動MP回復】【ときどきインテ】(+25)、【光のはどう】(+50)と見事な回復特化型で、能力値もMP、素早さ、賢さが高い呪文型。
ちなみに本作で回復のコツと自動MP回復をあわせ持つのはコイツだけなので、MPの心配が要らないという点では他の回復のコツ持ちを上回る。反面攻撃力と守備力は低く、攻撃力アップSPをつけてもイマイチな数値にしかならない。
言うまでもなくスキル枠がもったいないので、適当に呪文(最強ヒャド&デインとか)と回復系のスキルでも持たせて呪文専門で頑張ってもらおう。
ただ【つねにマホカンタ】とか黒い霧があると何もできなくなりがちなため、保険として息や体技を持たせるとか、【アモールの雨】を覚えさせるとか工夫はしておきたいところ。まあそれすら封じる【冥界の霧】は最強の天敵になってしまう(なまじデフォで自動回復を持っているせいで勝手にMPが減っていく)が、なんでもかんでもコイツ一匹に対処させるのも酷なので、仮想敵をある程度絞りつつチームでカバーしてやろう。素早く動けるこうどうはやい持ち・スモボに上書きしてもらうとか。
 

ストーリーを進める上での回復役としてはもちろん、対戦でも回復役として起用することも十分可能。
ただし特性が露骨すぎて敵に狙われやすいので、先に倒されないような工夫は考えておこう。ちなみにHPは1枠としてはかなり高い方だったりする。
所持スキルは【HP回復】
 
【コスモファントム】との配合で【オルゴ・デミーラ】【モヒカント】との配合で【キングレオ】を生み出せる。

イルルカ

ランクがCに低下。それに伴い、4体配合に必要なのがベホマスライムから【ホイミスライム】になっている。
 
位階配合最上位ではなくなったので、配合で作るのは若干面倒になったが、【雪と氷の世界】のまよいの森に野生の個体がいるので、仲間にするのは難しくない。
特性は前作の物に加え新生配合で【かばう】、メガボディ化すると【AI1~2回行動】、ギガボディ化すると【全ガードブレイク】が追加される。
所持スキルも前作と同じ【HPかいふく】
 
配合先は変わっておらず、組み合わせも同じ。
【オルゴ・デミーラ】の作成が簡単になった。

ジョーカー3

魔獣系のCランクである点に変化はなし。
同じ馬だからなのか、【れんごく天馬】系統のモーションが流用されたためライドタイプは浮遊。
野生では通常出現しないが、時空の裂け目に出現することがある。
 
特性はイルルカから変更はないが、超ギガボディ化すると【聖賢】を習得できる。
なお、固定特性は当然というべきか「回復のコツ」。
 
能力はHP・MP・賢さに優れており、回復役としては良好なバランス。一方でこの系統らしく攻撃・守備は低めだが、HPは平均かそれ以上はある。
特性が回復役としてはかなり完成されている為、そのままでも十分活躍を見込める。
今回の「いのちだいじに」の仕様変更もうれしいところ。
超生配合で特性入れ替えをする場合は、かばうをAI2回行動に変えてしまうのが良いだろう。
ちなみに特殊配合の親にはならない。
 
初期スキルは変わらず「HP回復」。

ジョーカー3プロ

無印版における【れんごく天馬】と置き替わる形で、野生の個体が【焦熱の火山】に出現するようになった。
テンションアップと【ギガデイン】を使う上、昼の晴天時は最初からテンション+25の状態で出現する。
 
合体特技は【ベホマ】、合体特性は【不思議な守り】

DQM3

魔獣系Dランク。
野生では出現せず、【ジラフマスター】【エンゼルスライム】の特殊配合で生み出される。
 
特性は【回復のコツ】【ときどきインテ】(Lv20)、【癒しの力】(Lv40)。
Lサイズ化で【2回行動】【ふっかつの祈り】【ひかりのはどう】(Lv60)。
所持スキルは【神の使い】
 
【どんぐりベビー】との配合で【ケセランパセラン】【ライノソルジャー】との配合で【ずしおうまる】【ほのおのせんし】との配合で【れんごく天馬】が生み出される。

ライバルズ

第3弾カードパックで僧侶専用レアカードとして登場した。

5/5/5
召喚時:HPを4回復

相変わらず回復効果を持ち、回復役として活躍する。
…などと思われていたが、実際には【冥界の霧】などの回復反転カードと組み合わせて好きなところに4ダメージを出し、場に出た後は高いステータスで殴り続けるという、アタッカーとしての活躍をした。
回復反転軸の僧侶のデッキは実装当初に大暴れしたので、シリーズ随一の凶暴なユニコーンであった。

ウォーク

2022年7月6日より【ほこら】で登場。推奨レベルは上級職レベル85。
 
お供は【ダークペルシャ】【サブナック】
3体とも耐性が異なり、ユニコーンはメラ、ギラ系が弱点で、ダークペルシャはイオ、ヒャド系、サブナックはデイン、メラ系が弱点。共通してバギ系を無効化する。
 
ここのユニコーンはライバルズに輪をかけて凶暴であり、高い推奨レベルが示す通り、これまでのほこらの中でも随一の難度を誇る。
その要因は、ユニコーンが冒頭に使用する【ギガデイン】。耐性無しだと600近くも受けてしまう凄まじい威力を持つ。
その後は単体300程度のかまいたち、400程度で転び効果のあるつきとばし、ラリホーマなどを使ってくる。
両脇のお供を倒すとザオラルで蘇生するほか、残り1体になると3回攻撃になってしまう。
ギガデインはそれ以後も特定ターンで使う可能性があり、更に4ターン目では10000近くを回復されるベホマラーも使う。
そして、この戦いには実質8ターンの時間制限がある。7ターン目にダークペルシャが2回連続で魔力集中を使用するのが前兆。
8ターン目以降、ユニコーンがギガデインを2回、ダークペルシャが300程度のイオナズンを2回連続で使ってくる。
これほどのものを使われると防御してももう耐えられず、だいぼうぎょで耐えたとしても同じ攻撃が飛んでくるので結果は同じ。
こうなる前に速攻で一気に倒してしまう必要がある。獣系の耐性をしっかり盛ることが大事になるだろう。
 
こころは緑色でコストは129。
緑のこころながら攻撃魔力が紫のこころ並みに高いのが特徴。他もボボンガーと同じ傾向で強力。
高グレードではスキルHP回復効果とメラ系耐性を得られるほか、呪文ダメージを上昇させる効果もある。
さらにSではHP50%以下でのスキルHP回復効果や夜間のみ呪文ダメージを更に上昇させる効果もつく。

タクト

2020年12月9日「ゲリュオンSPスカウト」で登場。
魔獣系Aランクのほじょタイプ。
習得とくぎは【ホイミ】【ライデイン】【リベホイミ】
リーダー特性は味方の 回復とくぎの効果5%アップ。
1凸以上でまれにHP回復を習得する。
 
他の味方にリベホイミを付与できる初のモンスター。
移動4の回復役だが、遠距離攻撃のライデインをデフォルトで持ってるので、オートで敵に突っ込んでいくような真似はしでかさない。
役割としては【ヘルコンドル】の代替で無凸でも完凸ヘルコンドルのステータスを上回るのでそのまま乗り換えてもいいが、リベホイミにホイミを加えても回復量が物足りないので、【ベホイミ】の習得はほぼ必須となるだろう。