【ユバールの民】

Last-modified: 2020-08-14 (金) 07:19:37

DQ7

過去・現在で登場する、【神さま】を復活させるため各地へ旅を続けている民族。
移動の際には時折野営拠点を構え、【ビバ・グレイプ】という飲み物を愛飲しているのが特徴。
英語版での部族名はPS版ではDeja、3DS版ではRoamer。
 
過去で主人公たちは神を復活させる彼らの旅に同行することになる。
神の復活の儀式を行う祭壇は無事に見つかり、儀式に必要な【大地のトゥーラ】【清きころも】も発見される。
そして弾き手の【ジャン】と踊り手の【ライラ】が儀式を執り行うものの、まだ復活させる時ではなく、儀式は失敗に終わる。
またライラと恋仲になった【キーファ】とはここで別れることになり(永久離脱で二度と仲間には復帰しない)、
その一方でジャンは自らの意思でユバールの一族を離れることになる(後に彼らしき人物との再会はある)。
 
その後【マーディラス】を封印から解放し、【マリベル】が一時離脱する頃になると、現代のユバールの民に会うことになる。
そこでキーファとライラの子孫【アイラ】が仲間になり、現代における大地のトゥーラの弾き手を探すことになる。
そしてDISC2の冒頭では、マーディラスでは大地のトゥーラの弾き手を探す大会が開かれる。
この大会で弾き手に選ばれた【ヨハン】とアイラが再び儀式を執り行い、今度こそ神は復活を果たした。かと思われたのだが……
 
ちなみにかつて魔王に敗れた神さま本人は、全く関係のない【謎の異世界】で日々修行に励んでいた。
結局ユバールの民の何百年にも及ぶ苦労は何だったのだろうか……。
 
なお偽神騒動のせいでユバールの民が魔王を蘇らせたと謂れのない汚名を着せられることになった。
その後、ユバールの民はどこに行っても会うことはできない。

神に縁ある民族だからか、特に僧侶、神官でもないような者に蘇生の心得があったりする。その割に【ダーツ】の傷はすぐには治せないのだが……。
やはり【キアリー】【羊飼い】【海賊】でないと習得できないからなのか。【どくけしそう】くらい多量にストックしていそうなものだが。
なお、族長の「おいのりする」コマンドを使った場合、告解の対象は一般的な「神」ではなく「天と地」になる。…が、別れ際には結局「神のご加護」と言う。単に宗派が違うのだろうか…。

漫画版

ゲームでは神の祭壇を見つけた後にまた旅立っている理由がイマイチ分からないが、出奔したジャンを追って旅をしていることが分かる。
未完なので続きは分からないが、ゲームと同じならばその後もジャンと再会出来ないはずなので、どこかで諦めたのだろう。
しかしそうなると、なんで神の祭壇の方へ戻らずにまた流浪の旅になったのか?など色々と疑問が残る。

小説版

小説版では再び旅立った理由は「神の復活を担う一族である以上、魔王に居場所を悟られると危険だから」という納得のいくものになっている。
しかし、結局封印の祭壇には魔王が取り付いていたので、この配慮は無意味なものになっている。
……というか魔王からしたらわざわざ居場所のわからないユバールの民など狙わずとも、神の復活に不可欠な祭壇さえ押さえておけばOKなので、その辺り詰めが甘いというかなんというか。

なお、神の復活後はかつての祭壇の跡地に腰を落ち着けたという。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】のクエストにて登場。
【キーファよ ライラを救え】では、ライラの体調だけでなく1人で無茶をしでかしたキーファを心配している。
時系列的にはしばらく後の【よみがえれ大地のトゥーラ】では、大地のトゥーラだけでなく全てのトゥーラの弦が切られたため、弾き手は全員エアトゥーラなるもので代用している。
踊り手が言うには、意外とこれでも十分に踊れるらしい。