「ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ~」に登場する「リー」についてはこちらを参照。
DQ8
【オクトセントリー】の【スカウトモンスター】。
種族名の最後の二文字を取っただけというあんまりなネーミングだが、リーは欧米でよくある姓の1つ。
有名人としては俳優のヴィヴィアン・リー(Leigh)やクリストファー・リー(Lee)等がいるが、通り名からしてブルース・リー辺りも浮かぶところ。
後述のように回復役スカモンとして非常に優秀で、こいつは覚えていても、元のモンスターの名前を知らないという人すらいるという。
そのくらい大活躍できる逸材である。
通り名・出現位置等
通り名 | 天国の千両役者 |
種族 | オクトセントリー |
出現位置 | 【サザンビーク国領東】海岸 |
出現条件 | バトルロードBランク制覇 |
出現時間 | いつでも |
所持アイテム | 【モンスター銀貨】 |
行動
ステータス
攻撃力 | 素早さ | 守備力 | 最大HP | 最大MP | 戦闘参加 ターン | |
MIN | 177 | 131 | 155 | 568 | 38 | 1.2 |
MAX | 239 | 202 | 196 | 611 | 67 |
解説
スカウトモンスターでは貴重なベホマ使いで、【モンスター・バトルロード】終盤の猛攻を耐えるには欠かせない存在。
同じベホマ要員である【ベホップ】と比べた際の長所は以下の通り。
- 緊急時のザオラルを使える(代わりにベホップは超低確率で【ベホマラー】を使うが)。
- こちらの方がHPが200以上も高く、ベホップの方がみかわし率が高いことを差し引いても耐久力では圧勝。
特に3DS版のSSランクの敵を相手にすると、HPが400に満たないベホップは痛恨でほぼ瞬殺されてしまうのでHPの差が顕著に表れる。 - 攻撃力もそこそこあり、サブアタッカー程度にはなる。
- MPもベホップよりやや高い(後述のさみだれ突きで浪費する可能性を差し引くと互角程度だが)。
一方で短所は以下の通り。
- ベホップよりもベホマを唱える確率が低い。
回復もできるアタッカーという立ち位置のため仕方の無いことではあるが、酷い時はHPがレッドゾーンの味方を差し置いて攻撃を選択する始末。 - さみだれ突きによって回復以外の行動でMPを消費してしまう(1回につき4MP)。
特に主人公のレベルが低いうちは、さみだれ突きで浪費した結果肝心な時にベホマを使うMPが切れていることもある。 - あちらと違って【麻痺】への完全耐性を持たない。
ランクSのモリーアップで登場するヘルクラッシャーのやけつく息でマヒする可能性がある。
総じてあちらとは一長一短の関係となっている。ベホマを使えるというだけで重要なので、差異を気にせず好みで選んでもいいだろう。
ただ、やはり耐久力の関係で高ランクとなるとこちらの方が人気となり、ランクBをベホップで突破した後リーに乗り換えるプレイヤーも多い模様。
なおこちらはランクBクリア以降でなければ出現しないので注意。いきなり【サザンビーク】海岸に行き、不思議に思ったプレイヤーも多いのではなかろうか。
「最強のスカモンは誰か」などという議論は候補生が多いので錐がない。【ハルク】【ギガンツ】【のっひー】【ゲレゲレ】…
だが、最優秀スカモンはこいつでほぼ決定だろう。
また水系3体でチームを組むと守備力+30のボーナスがつく。しかし、こいつ以外の水系スカウトモンスターは【マリン】以外どいつもこいつも揃いも揃って頼りない上に、そのマリンでさえ不安要素が多すぎてまず採用されない始末。
せめて本来は水系であるオーシャンクローの【ウルどん】(怪人系)が水系だったなら…同系統の仲間に恵まれなかったのが惜しいところ。
鳥系の【ホークル】同様、水系で唯一のエースモンスターとして孤軍奮闘してもらうしかないだろう。
3DS版では鳥系にまともな戦力が複数追加されたが、水系は変わらず…。浮かばれぬスカモンである。