【ルイネロ】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:06:11

DQ8

【トラペッタ】在住の【占い師】。義理の娘に【ユリマ】がいる。
英語版での名前はKaldersha。
 
顔は【モリー】に頭頂部の毛を生やして少し後頭部の毛を増量した感じ。 
かつてはどんなことでも確実に的中させてしまうほどの凄腕の占い師であり、現在でも遠方から彼の占いを頼ってくる人がいるほど。
しかし、ある事件をきっかけに【水晶玉】を手放して以来は腕がガタ落ちしたらしく、今は金もないのに酒場で飲んだくれているというダメ親父っぷりである。
曰く、「占いとはそもそも当たらないもの」とのこと。
初対面時に主人公の顔を見て何かを察知したような素振りを見せるが、本人はあえて思わせぶりな態度をとって占いで儲けようとしただけと言って結局はぐらかされてしまい、何を読み取ったのかはわからずじまいとなる。
 
ルイネロがまともに占いをしなくなったきっかけの事件とは、ある人物に頼まれてユリマの両親の居場所を占ったこと。
当時は自身に占えないことなどないと自信に満ちており、これも深く考えずに占ったのだが、ユリマの両親は結果的に死亡することになってしまった。
それを知ってから、占いは必ずしも人を幸せにするとは限らない、占いを依頼してくる人間の善悪を見るべきだった、として自分の迂闊さを後悔し、百発百中の自分の占いの能力を恨めしく思うようになり、水晶玉を捨てるに至る。
 
しかし主人公らがトラペッタの街に訪れ、ユリマの依頼で水晶玉を取り戻してきた際、ユリマから秘密にしていたはずの両親の件は知っていること、それらを抜きにして凄腕の占い師であるルイネロにあこがれていることを改めて聞かされ、再び占いを始める決心をした。
 
なお、【トロデ】の見立てではユリマの年齢はミーティアと同年代(10代後半)であり、ユリマの両親が死んでルイネロが引き取ったのはユリマが赤ん坊のときだと語られているので、水晶玉を手放してからおそらく15年程度は経っていると推定されるが、その間まともな仕事もせすに飲んだくれて暮らしていて子供との2人暮らしの生活がなりたっていたということは、相当な蓄えがあったのだろうか…。
あるいは当てずっぽうのエセ占いで日銭を稼いでいたのかもしれない。
 
水晶玉を取り返した後は行き先を占ってくれるため、ゲーム中行き詰まったら訪れてみよう。
主だったイベントは最序盤に終わってしまうものの、【赤い空】イベントの時には住民達が慌てる中落ち着いた様子で歩き、空を睨む様子が映し出される等、割と存在感がある。
同じ町に住む【マスター・ライラス】とは旧知の仲だったようで、「あの老人とはよく喧嘩していた」らしい。

3DS版

CV:稲葉実
【ゼシカ】復帰後に占いを頼むと、【マスター・ライラス】の死の真相と【ドルマゲス】の過去を知ることができる。
もはや占いというレベルでなく、記録映像に等しい精度で状況を知ることができるあたり、やはり並みの占い師ではない。
余談だが、【三角谷】に行く前にこのイベントを起こせば、ヤンガスの【おっさん いつのまに!】が1回多く聞ける。
 
【写真クエスト】の対象にもなっているが、一番最初に酒場で出会ったときに飲んでいる姿を撮っていても達成にはならない。
お題が「スゴ腕占い師」になっている通り、水晶玉を取り戻してやる気が蘇った後でないと対象と見なされないようだ。

トレジャーズ

酒場で飲んだくれていた頃の安酒の空きビンが、【元占い師の酒のビン】というお宝として登場。