【ローズ】

Last-modified: 2024-03-03 (日) 13:33:50

概要

DQ7とDQ11に登場するNPCの女性。両者に繋がりは無い。
なお、英語版における "Rose" はDS版DQ4の【ロザリー】に使われている。
DQ10の染色カラー名でもある(クエスト【罪深きバラのように】で追加)。

DQ7

【砂漠の城】の北西にある一軒家で人知れずひっそりと暮らしているお婆さんで、【世界ランキング協会】に関わるキャラクターのひとり。
数十年前にランキング協会の「カッコよさ部門」に参加したようで、その時の記録が未だに堂々たる歴代1位。この記録は絶対に抜くことが出来ないため、後述のイベントで登録を抹消してもらわないとこの部門での優勝は不可能となっている。
その美貌で有名になりすぎたため、一目見ようと押しかけて来る人から逃げるように今の隠居のような状態になったらしいが、残念ながら過去に行って全盛期の美貌を確かめる術はなく、老婆となった姿しか見られない。
一応メルビンやマリベルは今でも美人だと評価しているが、マリベルは「かつての世界一も歳をとったらああなるのね。確かに今でも美人だけど」とややネガティブなニュアンスを含んでいるあたり、いかに美人でも「かつての美貌も老いれば必ず衰える」とでもいうのだろうか……。時は残酷である。
 
このイベントを進めるには、まずはリートルードで現在のランキング1位がローズであることを確認した上で、彼女に会いに行く必要がある。
当人はいまだに自分がカッコよさ一位を維持している事をまったく知らず、彼女は協会に向けて登録の抹消依頼の手紙を書く。
この【ローズの手紙】を協会のカウンターの男に渡せば登録が抹消され、これでカッコよさ部門で優勝する事が可能になる。抹消したことを彼女に伝えれば【ガラスのくつ】を貰えるのできちんと伝えよう。
イベントはリートルードが復活した時点からいつでもこなせ、家の北東側にある船の上陸ポイントを使えば砂漠の城からすぐに行ける。
カッコよさ部門も含めて、ランキングの副賞は有用なものばかりなので、このイベントも早めに済ませておくとよい。

DQ11

【メダル女学園】の夜の自習室にいる【幽霊】の少女で「メダ女の七不思議」のその7。
【ユウレイ少女の最後の願い】をクリアすると成仏する。
DQ9のころにはあれだけいたクエストを発注してくる幽霊も本作ではこの子だけ。DQ9の主人公と立場が違うとはいえ寂しいものである。だからと言って【エルシオン卿】のように成仏後も絡んでくるのもそれはそれでイヤだが……。
 
余談だが、彼女が存在している間は教会を兼任する先生が幽霊の存在を否定するような台詞を吐く。
実際にローズが見えているのか、本心はおばけがいることが怖いのか。
 
公式設定資料集によれば、当初は汎用パーツを組み合わせたカスタムNPCだったが、もう少し可愛くしてほしいと要望があって専用の顔デザインが用意されたとのこと。シナリオ班のコメントでは「メダ女の七不思議」は連作クエストになる予定だったということなので、それが理由だろう。
七不思議その7ということは、クエストをこなしていって最後に彼女が幽霊であることが判明する流れだったのだろうか。

DQ11S

上記の人物とは別に【ボイスドラマ】「オーレ!シルビア!」にマダム・ローズという人物が登場している。
【シルビア】の母【ガーベラ】の仲間の旅芸人で、【ソルティコの町】に巡業に来た時に【ゴリアテ】少年と出会い、彼に旅芸人を志すきっかけを与えた。