【ローズバトラー】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:46:53

概要

【ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド】で初めて登場した【植物系】モンスター。
品種改良されたバラのモンスター……らしいのだが、昔ながらの火星人のようなシルエットに、ぼたもちかおはぎを思わせるそのビジュアルはどう見てもバラモチーフのモンスターには見えない。【ローズダンス】はまだしも、【フラワーゾンビ】といいコイツといい、なぜか変な格好になるようだ。 
 
ただ見た目こそ気持ち悪いが意外にも人気があり、見た目の良し悪しだけが全てではない事を体現しているナイスなモンスター。またこれまでのDQにおける植物系モンスターは序盤ザコだったのだが、コイツの登場によって「強い植物系」という新概念も打ち立てられ、植物系モンスターの地位向上にも貢献した偉大なヤツである。
しかし、DQ9ではこの系統が欠席してしまっており、植物系最強が【ウドラー】という悲惨なことになってしまっている。ローズバトラーがどれだけ偉大だったかが逆にわかる。
同色に【幻魔公キルローズ】。色違いのモンスターに【エビルプラント(DQ7)】【ヘルバオム】【ロイヤルブルーム】がいる。
 
作品ごとにいまいち体色に恵まれないモンスター。設定画では赤い胴体から緑の触手が出ているという普通にバラっぽいカラーなのだが、DQM1ではゲームボーイの表現力の都合で全身真っ赤にされてしまい、DQ7では本来の体色をヘルバオムに奪われ、紫の花に赤い触手にされてしまった。
近年の作品の内、モンスターズ系統の作品ではちゃんと本来の色で出演させてもらっているが、星ドラ、ライバルズ、ウォークでは変更後のカラーリングで出演している。
 
名前の元ネタは、アメリカ出身の “女性” シンガー『 ローズマリー・バトラー 』だろうか。そう考えると “女性” 的な艶めかしいあの舌も頷ける!?

DQ7

モンスターズでの人気を受けてか逆輸入。現代の【エンゴウ】周辺によく出る。【ダーマ】【オルフィー】周辺、加えて現代の【炎の山】内部にも生息。植物なのに。
【ラリホー】【猛毒の霧】【焼け付く息】で状態異常を狙ってくる嫌な敵。 HPも高く結構タフだが、属性攻撃への耐性が低い。メラ・ギラ・ヒャド・デイン・火炎・吹雪とかなり多くの属性が素通りする。正面から殴り倒そう。ドロップアイテムはねむりの杖(1/128)か【ローズバトラーの心】
 
【モンスター職】にもなっており、【マダンテ】を覚えられる唯一の職業。【ローズバトラー(職業)】を参照。
コイツの心ドロップ率は先述の通り絶望的に低い上、ラッキーパネルでも心が出ないのでおとなしく下級職から極めよう。心を簡単に落とすはなカワセミ職+ラッキーパネルで心がざくざく出るいどまじん職と、この職に就くのは意外と簡単である。
 
というように考えられていたのだが、「ドラゴンクエストVIIのあるきかた」での検証結果や入手報告を考慮すると、実際の入手確率はそこまで絶望的ではないのではないかとの推測がある。詳細は【ローズバトラーの心】参照。

リメイク版

こいつをボスにして石版を作れば、低確率とはいえローズバトラーの心を落とすため、PS版と比べると遥かにローズバトラーへの転職は楽になった。
相変わらずマダンテは当職でしか覚えられないので、専用モーションを持つ【マリベル】の分くらいは確保してあげよう。
 
なお、モンスターパークで話しかけると「キスしてあげる!キスしてあげる!イヒヒッ!」と軽くショッキングな事を宣ってくる。キスというかひゃくれつなめでは…?

DQM・DQM2

DQMでは植物系最強クラス種族。MPの伸びが非常に高い。
植物系×????系の配合でのみ誕生する。
野生でも一切出現しないため、入手するためにはまず竜王などの????系を作らねばならないという非常に面倒なモンスター。DQM1では配合に????系が必須のモンスターには【ダンジョンえび】【ダークホーン】がいるが、この二種は旅の扉の主で仲間にすることが可能である一方、コイツは配合でしか入手出来ない。厄介である。
その分苦労に見合った強さはある。【わたぼう】の陰に隠れがちだが…。
DQM2ではより強力な【エグドラシル】が登場したが、それでも充分強い。
覚える特技は【れんぞくこうげき】【やみのはどう】【やいばのぼうぎょ】
裏ボスのモンスターじいさんが使用するモンスターの一体でもある。【まねまね】で攻撃をやり返してくる。しかし、同時に使用する【ゴールデンスライム】【しんりゅう】と比べると耐性も特技も地味なので、そこまで目立たない。強いてあげれば【いてつくはどう】が厄介なことだろうか。
植物系と????系をお見合いさせるのも手。
????系を血統に他の系統を配合した場合、配合元の????系の同種が誕生するため、植物系を出した側にはローズバトラーが、????系を出した側には親の同種が産まれる。
ただし、植物系も十分強いヤツを親にしないと????系側が大幅に弱体化することには注意。
DQM2とリメイク版では【ドーク】がちいさなメダルで貰えるようになったので、非常に作りやすくなった。
さらにリメイク版ならルカ編以外は他国マスターから【ラーミア】【かくれんぼう】を入手することでより作りやすくなった。ルカ編で出てくる【じげんりゅう】はレベルの都合上、配合に使えないので不可。
 
逆にルカイル編のふしぎなかぎの異世界で敵として出てくるコイツは非常に嫌らしい。
雑魚敵でもHPがなんと1000前後もあるうえ、頻繁にやいばのぼうぎょを使うため、とにかくしぶとい。
で、当然喰らうやいばのぼうぎょのカウンター。地味に痛く、ただ鬱陶しい。
このうえ【ザオリク】で復活されたり、2、3体で出てきたりしたら戦闘がやたら長引く。その割に経験値は大したことない。
ルカイル編におけるブラックリストの一角であろう。
ラリホー系とルカニ系に弱いので【ひゃくれつなめ】【あまいいき】などで動きを止めつつ戦うと楽。【まじんぎり】も併用すればさっさと片付く。
ザキ系とマヒも強耐性止まりなので効くことがある。機会があれば試してみよう。
 
【ジャミラス】を血統にこいつを配合すると【シドー】が、DQM2とリメイク版では【ギガンテス】を相手にすると前述の【エグドラシル】が生まれる。
ちなみにリメイク版の図書館によれば「はなことばはからみつくじょうねつ」らしい。

DQM2の対戦では【メタル化】が可能な上に会心率もBと許容範囲レベルの低さなので、使えないことはない。まぁ大抵は会心率がAで重要耐性をほぼ網羅している【わたぼう】で十分だが。

キャラバンハート

キャラバンハートでは【自然系】Sランクの強力種族。
ランク転身では、自然系or【エレメント系】のモンスター×自然系の心+自然系orエレメント系の心で転身可能。
また、+8以上の【じんめんじゅ】にじんめんじゅの心を二つ使うことで特殊転身できる。
エンディング前であればこちらのほうが楽か。
がんばればベラヌール到達時点から作ることができるが、レベルアップが遅いうえに晩成型なので、早くに作ってもおそらく持て余すことになるだろう。
 
HPが最初からよく伸びるが、なぜかMPの伸びが非常に悪い。
それ以外はレベルが上がってから伸び始める晩成型。
【ハッスルダンス】、やみのはどう、【バイキルト】を覚える。
 
シナリオ中では、【ラダトーム城】地下5階にて【カオスドレイク】【くさりまじん】【グリフィンクス】と共にボスの一匹として登場。HPは2000。四匹の中では唯一、本作が初登場ではない。
やみのはどう、バイキルトを使ってくる。バイキルトの後の打撃攻撃は痛いので守りを固めたいところ。

ジョーカー2・2プロ

Mサイズで再登場。自然系のAランクで、クリア後の遺跡に出現する。魔界に生息している。
【キングレオ】×【パラサキス】の配合でできる。
また、こいつに【マリンデュエル】【じごくのマドンナ】【アサシンブロス】【デスソシスト】のどれかを配合すれば【ローズダンス】ができる(ただし無印のみ)。
特性はメガボディ、れんぞく、フールブレイク。
 
プロフェッショナル版ではGP解禁後の平原の洞窟にも出現するが、序盤に挑んでもまず勝ち目はない。同じ色のモンスターの凶行を彷彿とさせる。
また、特性のフールブレイクがどくどくボディになった。
スキルは「あんこく」。

テリワン3D

ランクがSになった。
野生では出現しないが、【他国マスター】がこいつを連れていることがある。
配合方法は前作と異なり、【マンイーター】×【キングレオ】or【トロルボンバー】となっている。
この配合方法は【タイジュの国】の「森の伝説」という書物にも記されている。
【きんのタマゴ】【にじのタマゴ】から生まれることもあり、本作の風物詩・にじタママラソンの最中に出てくるとなかなかのハズレ感を味わわせてくれる。
【タイラントワーム】との配合で【スカルスパイダー】を生み出せる。
星降りの大会・レジェンドでは【カレキ王】が「ローズ」という名前のローズバトラーを連れている。
スキルはため息、暗黒、守備力アップSPを持ち、この個体のみ【カレキ王のぼやき】という特殊な特性を持つ。
 
特性はメガボディ、れんぞく、どくどくボディ、AI1~3回行動。
+25でくじけぬ心、+50でタメキテボディを得る。

イルルカ

同じく自然系Sランク。
他国マスターが【ローズダンス】と一緒に連れていることがある。薔薇モンスター繋がりだろう。
配合方法や使い道は変わらず。
【新生配合】でどくブレイク、ギガボディ化でクスリのちしきを習得。
スキルは変わらず「暗黒」。

ジョーカー3プロ

再登場を果たすが、再び自然系のAランクに戻った。
【若葉の精霊】【ロイヤルミミック】での特殊配合で作れる他、【神獣界】にギガボディ化した野生個体が登場する。
また、【他国マスター】が持っていることもある。
 
特性に関してはタメキテボディが【こんらんブレイク】に変わったこと以外はイルルカから変化なし。
超ギガ化すると【しっぺがえし】が解放される。
因みに固定特性はどくどくボディが選ばれている。
合体特技は【世界樹の恵み】、合体特性は【あやしいほうし】
ライドモーションが一風変わっており、頭の上に乗るのではなく触手の一本で巻き付け持ち上げるといったもの。
まるでヘルバオムに引きずり込まれる【ルーメン】住民のようである…。
しかし、こちらは主人公に従順なので、主人公がいきなり喰われたりなんてショッキングな事にはならない。
 
所持スキルは【どくの力】に変わった。
因みに今作では特殊配合には使用しない。

DQM3

自然系Aランク。
【ソードイド】【いばらドラゴン】の配合で生み出せるほか、モンスターのタマゴ・虹からも生まれることがある。
特性は【どくどくボディ】【やいばのボディ】(Lv20)、【くじけぬ心】(Lv40)、【1~2回行動】(Lサイズ)、【どくブレイク大】(Lサイズ)、【ドラゴンキラー】(LサイズLv60)。
所持スキルは【デビルスマイル】
 
【ホエールロード】との配合で【ロイヤルブルーム】ができる。

スラもり2

大魔王発掘現場のボス。【ベロバーラ】参照。

ライバルズ

第8弾カードパックにて戦士専用カードとして登場したが、まさかのレジェンドレアカード。
他作品でボスとして登場したことがない割には破格の待遇とも取れるし、初代モンスターズの強豪モンスターとして妥当なチョイスだとも取れる。
先にヘルバオムが登場した関係か、近年の作品としては珍しく体色が紫の花に赤い触手となっている。

5/3/7
味方リーダーへの敵の攻撃や効果の対象はこのユニットに変更される
ダメージを与えたユニットを毒にする

味方リーダーへのダメージを肩代わりする効果を持つが、こいつ自身の体力が7と高く、すぐに倒されることはない。
また味方リーダーへの効果も肩代わりすることができ、例えば【戦士】にとっての弱点である味方リーダーに対する行動不能を肩代わりできるのは非常にありがたい。
攻撃力は3と低めだが、ダメージを与えたユニットを【毒】にする効果を持つため実際はあまり気にならない。
先に出たヘルバオムが攻撃的な能力を持つのに対し、こちらは効果やステータスを含めて守備的な能力を持っている。

ウォーク

2021年11月26日開始のDQMイベントで登場。こちらでも先にヘルバオムが登場しているため、DQ7準処のカラーで登場。
ストーリー1章3話でモンスターじいさんが使用するモンスターとしてボスで登場し、以降は強敵モンスターとして登場する。
 
【キングレオ】【じんめんじゅ】がお供として登場。
こいつ自身の行動はヘルバオムも使うなぎはらう攻撃を除けば、ばくれつけん、やみのはどう、やいばのぼうぎょと初代DQMで覚える特技と全く同じ。
やいばのぼうぎょを使われたら、物理職はバフの更新や回復、きあいため、別の敵への単体攻撃などで対応すること。
世界樹の若葉で蘇生させるじんめんじゅが最も厄介なので、じんめんじゅから先に倒したい。
ただ、この三匹は弱点と耐性がバラけているという所が最大の難点。
こいつとキングレオはデイン系及びバギ系が非常に有効だが、じんめんじゅはそれらに耐性があり、弱点はその2体が耐性持ちのギラ系とメラ系である。
このため、特定の属性に偏るパーティだと思うようにダメージが通らず苦戦しがち。一応、キングレオが少し耐性があって他は等倍のヒャド系が最も安定するか。
 
コストは赤色でコストは116。力がやや高めだが他は控えめ。
高グレードで付く効果はヘルバオムと似ており、体技ダメージや植物系へのダメージ、混乱への耐性が付く。
グレードSでねむり打ち改を修得。ねむり打ちよりもダメージ割合が60%増えている。

タクト

2022年2月1日開催の「ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドイベント」にて、「少年【テリー】SPスカウト」のAランク枠として登場。
自然系Aランク、ぼうがいタイプ。
リーダー特性「自然系こうげき力+10%」
とくぎは【かぶとわり】/「もうどくうち」/「ダークウィップ」
覚醒スキル 10Pで「うねうねする触手」を習得できる。

蒼天のソウラ

第19回 WEB版写真企画で登場。
【魔境庭師アビー】の植物園を彩るモンスターの1匹。
本作では赤い胴体に唇は黄色。