【闇属性】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:43:19

概要

攻撃の持つ【属性】の1つ。
DQではありそうでなかった暗黒の属性。
ジョーカーからの【ドルマ系】輸入に伴い作られた。

DQ9

DQ9における属性
【炎属性】【氷属性】【雷・爆発属性】【風属性】【土属性】【光属性】―【闇属性】

光属性と対を成す属性……のハズだが、使い勝手には天と地ほどの差がある。
光属性は耐性を持つ敵が非常に少なかったが、闇属性はほぼ全てのゾンビ系を筆頭に耐性持ちが多い。
「魔物=邪悪な生き物」と考えれば、こちらが闇の攻撃を習得したところで、邪悪な生き物にはそれほど効果的な攻撃にはならないのも頷けるが。
 
光属性と異なり攻撃の種類も少なく、ドルマ系呪文も使い勝手が悪い。
そのくせ闇属性攻撃の習得は難しく、クリア前はダークフォースを覚えられるかどうかという所である。
 
一応救済策(?)として、闇属性で弱点をついた場合のダメージ倍率は全体的に高めに設定されており、通常の50%~100%増しでダメージを与えられる敵が数多く存在する(とはいえ、これは光属性も同様である)。
また、闇属性を弱点とする敵の数も炎属性と並んでやや多めになっている(とはいえ、光属性には負ける)。
【ガメゴンレジェンド】【ゴールドマジンガ】といった金ピカボディを持っていたり、【レジェンドホース】【オーシャンボーン】のような神々しい雰囲気を纏っているモンスターには効果覿面だと思って良い。
また、【ギュメイ将軍】も闇属性に弱い。見た目は魔物でも心は清い武人のまま故だろうか?
加えて、【スライム系】の敵はほぼ確実に闇属性を大の弱点としており、使い時が分かり易い(とはいえ、光属性もゾンビ系に分かり易く効く)。
でも一番倒したいスライム系であるメタル系には例によって全く効かないのだが……。
 
味方サイドのドルマ系呪文が不遇なことを埋め合わせるためか、敵の中には比較的ドルマ系呪文の使い手が多いが、中盤までは闇属性を軽減する手段が少なく、これが結構痛い。
魔法の鎧などの「呪文を軽減する」と記されている防具ならば軽減可能。

該当呪文・特技・アイテム

呪文
【ドルマ】【ドルクマ】【ドルモーア】【ドルマドン】

特技(味方使用可能)
【ビッグバン】
【ダークフォース】使用時の無属性攻撃(土との複合属性)

特技(敵専用)
【やみのほのお】【やみのブレス】

ドルマ系は【賢者】の攻撃呪文として登場し、相変わらずバラつきが大きい単体攻撃としてメラ系と並んで活躍する。
…と言いたいが、DQ9では賢者に転職出来るのは終盤なので、下位呪文のドルマとドルクマはほとんど出番が無い。

上位呪文であるドルモーアはLv43で習得なので、Lv8で覚えるドルクマであれば繋ぎと割り切るなら使えなくはないものの、
Lv2で覚えるドルマに関してはドルクマと10も空かない為もはや擁護不能である。

ドルマ系は攻撃魔力による成長が大きく、設定上は最終的にメラ系より強くなるのだが、実際には賢者の攻撃魔力が低いせいで然程伸びず、メラ系ほど強くない。
 
一方、敵味方共にとにかく該当特技が少ないが、【メラ系】から移って来たビッグバンはかなり便利。
全体攻撃の上に消費MPも低く、依存パラメータが無いため威力が安定し、弱点を突けばLv1のキャラが一撃で720前後のダメージを出すことすら有り得る。
使い手自体に恵まれなかったバギ系呪文ほどではないものの、ドルマ系呪文もビッグバンのせいで不遇な感が否めない。
幸い、ドルマドンは魔王相手にも通用するので、ドルマ系呪文に出番が無い訳ではない。レベル99にしても戦いたくないザコ敵が多い高位宝の地図の高耐久闇弱点のモンスターに対し、ビッグバン担当と賢者を分散させ速攻する戦術もある。その後10では回復をしつつ攻撃するのに使われるが、11では耐性持ちが多すぎ、9にも劣ってしまう活躍ぶりであったとさ。

DQ10オフライン

DQ10における属性
【炎属性】【氷属性】【雷属性】【風属性】【土属性】―【闇属性】―【光属性】

ドルマ系呪文は賢者や【フウラ】が習得するためそこそこ使い物になるようになった。
特技の面ではビッグバンが炎属性に移動した(元々メラ系だったので戻ったとも言えるが)一方、弓技の【ダークネスショット】が加わった。

DQ10オンライン

【占い師】が使うタロットの攻撃のうち「死神」「隠者」「罪人」が闇属性を持つ。
仲間になったベビーサタンが使う【おとなのじゅもん】も該当するほか、Ver.5からは【鎌スキル】やデスマスター、魔剣士の固有スキルなど闇属性の攻撃手段が増えた。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

DQ11における属性
【炎属性】【氷属性】【雷属性】【風属性】【土属性】【光属性】―【闇属性】

引き続きドルマ系が属する。ビッグバンは炎属性のまま。
本作では味方が使える闇属性攻撃手段は少なく、主人公の属性剣技とロウのドルマ系呪文及びそこから派生する連携技に限られる。弱点とする敵は土属性よりは多いものの、主人公はボス戦特化なら単体物理アタッカーになるし、ロウのドルマ系もベロニカの呪文には威力、攻撃範囲共に及ばない。さらに闇属性付き武器も皆無なためカミュの必殺技にも使えない。
仮に攻撃手段が豊富だったとしても敵側の多くが闇属性に耐性を持っているため、やはり土属性に次いで不遇な属性だと言わざるを得ない。
闇属性を弱点としているのはスライム系の他、金ピカなモンスターや【スロットマジーン】系などの派手なモンスターなど従来通り。
金ピカモンスターは【黄金城】に多く登場するためこの時ばかりはドルマ系が大活躍できる。
また、【レッドイーター】【ブルーイーター】コンビや【イエロバングル】【グリンバングル】コンビにとってはどちらも耐性を持たない唯一の属性なので、【暗黒斬】が役に立つだろう。
 
敵側の使用者は相応に多く、特に後半のボスに集中している。
しかし、他のシリーズでは呪われていた装備に、今作では逆に呪い耐性と共に闇属性耐性が備わっている。
【ドクロの指輪】【はめつのたて】【ドクロのかぶと】【ゾンビメイル】などは単品で軽減率50%を達成しており、装備品の組み合わせも割と自由が利くため、完全耐性を得ることは決して難しくない。
周到な準備さえ怠らなければ恐るるに足らない属性と言えよう。
ただし7属性の中で唯一、対応する旋律系特技が存在せず、また【まどうしょ】スキルでも耐性を得られない。
双賢の姉妹にとって闇は専門外ということなのかもしれない。
ともあれ、「闇の旋律」に相当する防御特技が無く、敵側の使用者が多いという事実は防具が装備できない縛りにおいては最も危険な属性であることを意味している。
通常プレイ時に比べ最も激しく豹変する属性となっている。

該当呪文・特技・アイテム

呪文
【ドルマ】【ドルクマ】【ドルモーア】【ドルマドン】

特技(味方使用可能)
【暗黒斬】

特技(敵専用)
【闇の炎】【悪夢の吐息】
【やみの閃光】
【裁きの冥槍】
【ダークブレイク】

れんけい技(味方使用可能)
【ダークデイン】【魔闘演武】【黒炎陣】

れんけい技(敵専用)
【クロスドルクマ】【クロスドルモーア】【クロスドルマドン】
【とこやみのブレス】【ダークネスブレス】
【魔闘せんぷうきゃく】
【終焉の波動】

アイテム(道具使用時属性)
【魔王の剣】【神鳥の杖】

ジョーカー3・3プロ

DQMJ3における属性
【火属性】【水属性】【風属性】【地属性】【爆発属性】【氷結属性】【電撃属性】【重力属性】【光属性】―【闇属性】

属性概念が変更されて登場。
DQ9・10のものと同じく、ドルマ系呪文などを含んだ属性となっている。
 
この属性は他と比べて覚えるスキルの種類が非常に多く、こと闇系のコツや闇ブレイク持ちモンスターに関しては選択肢が非常に多い。
顕著なのがドルマータで、ライブラリで確認してみても他のマータ系呪文が習得スキルが3つか4つ前後なのに対して、ドルマータは明らかに覚えるスキルが群を抜いて多い。
選択肢が多い分自分が使うモンスターがどのスキルと相性が良いかをよく吟味しておく必要がある。

該当呪文・特技・アイテム

呪文
【ドルマ】【ドルクマ】【ドルモーア】【ドルマドン】
【ドルマータ】

物理
【無明斬り】
【グランドネビュラ】(重力との複合属性)
【闇獄凍滅斬】(プロフェッショナル版で追加、合体特技、氷結との複合属性)

体技
【星くず】【流星】【ブラックホール】(光との複合属性)
【ジゴスパーク】(電撃との複合属性)
【アビスハンド】(爆発との複合属性)
【ジャッジメント】(光との複合属性)
【神の裁き】(プロフェッショナル版で追加、合体特技、光との複合属性)

踊り
【破滅の舞】(プロフェッショナル版で追加)